ママラボ➕(ぷらす)

摂食障害からの回復を目指して 月一zoomで12ステップミーティングをしています 次回は2021年9月26日

ちょっとまとめておくか…

2021-12-25 22:59:00 | 日記
*バイアグラ保険適応*

・菅前首相が「不妊治療に保険適応実現」の閣議決定をしたのが去年の9月で、その中にバイアグラがありました。施行されるとしたら来年の4月。

バイアグラはすでにジェネリック薬もあり、クリニックがで値段設定しています。(自由診療)。いまでも何万円もしません。数百円〜千円のところが多いです。

不妊治療であることの証明が必要で、妻とともに不妊検査をうけることが条件になっていますので、保険適応されるのは限定的であるともいえますが…薄毛治療も「限定的に保険適応」を思い出してしまいました。なんか、なんとでもなりそう?

不妊治療のガイドラインによって「A」(もっとも保険適用がのぞまれる)に位置付けられています。ガイドライン製作委員、42人中、名前を見る限り、2名しか女性はいませんでした。

ご存知の通り、バイアグラが国内で使ってもよい薬として承認されるまでの時間はたった半年、避妊用の低用量ピルは30年。

男性がほしいものは、あっというまに叶います。
「悪用、乱用の懸念」はいっさい出てきません。



*緊急避妊薬の市販*

・緊急避妊薬を医師の診察・処方箋なしで薬局で買えるように、また、費用も下げるように、10万もの署名を集めて厚労省に提出し、政策提言をしたのが、去年の10月。これは女性の産婦人科医が市民団体でプロジェクトを立ち上げて行いました。この女性のドクターには、心から敬意を払います。私も署名をしました。

すでに2017年に厚労省の検討会が薬局販売にするか検討していましたが、「十分な性教育が行われていないため、悪用乱用懸念」でかなわず。
(この「懸念」を表したのが、日本産婦人科医会の検討プロジェクトチーム)

4年経ちますが、とくに性教育は十分に行われていないよね…厚労省も日本産婦人科医会も文科省じゃないもんね…ていうか、「若い女性は性教育が十分でない」って言い放った医会の会長さん、言うだけであとは何もしないのかな。もしかして、バカなままでいてほしいのかな。

オンライン診療で処方できるようになって少し改善しましたが、値段もまだまだ八千円〜1万円と高額。

第5次男女共同参画基本計画で、「令和3年度中に「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会」で検討をし、国内外の状況を踏まえ、検討を進める」って書いてあるけど

もうあと10日なくて今年終わっちゃうけど、あれれ?

検討だけで、実現しないってことでしょうか。

女性がほしものは、何年経っても時期尚早で、悪用濫用が懸念され、「検討する」って一言入っただけで「前進!!」ってなります。

さてさて、経口中絶薬は…

今日一日







一番ショックなのは

2021-12-25 20:21:00 | 日記
掻爬法しか選択肢がなかったことです。
知らなかったこと、教えられてこなかったことが、一番ショックでした。

高校生くらいのころ、なにかのテレビ番組で、中絶について取り上げられていました。

カメラは産科の男の先生にレクチャーを受ける若い女性(学生?)の教室の風景でした。

12週目くらいの胎児のエコー映像を見ながら、男の先生は言いました。「中絶するというのはこういうことです」私の記憶では、そのあと、鉗子が入ってきました。「こんな小さくても、逃げるんです」つらくて描写できませんが、そういう映像でした。

女子学生たちは口を抑えたり、神妙な顔をしたり、涙ぐんだりしてそれを見ていました。そうやって表情をアップすることで、ずいぶんと強烈に罪悪感を植え付けることにそのテレビは成功していたと思います。(私はこのありふれた手法はいやらしすぎて本当に唾棄すべきやり方だと思っています)

そして、妊娠中絶は す べ て 女性の問題にシュリンクさせることにも、絶大な効果をあげました。これを見た女性は、女子学生とまったく同じ思いで、妊娠中絶を自分の問題としてうけとめ、これをみた男性は、妊娠中絶は女の問題としてうけとめました。

いま、経口薬の値段を、手術の値段と同程度にする検討がなされています。

掻爬法を、意地でも手放したくないように見えて仕方がありません。

今日一日




「ダメ。ゼッタイ。」普及運動は何をもたらしたか1.

2021-12-25 08:26:00 | アディクション・スタディーズ
日本において著名な啓発活動は、財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センターが行った「ダメ。ゼッタイ。」普及運動であろう。

(これは、そもそも厳罰化ではなく)未然防止、啓発活動の強化・推進により薬物使用の需要を減らし、薬物乱用に関する知識を普及し、それを許さない国民世論の形成を目指した活動である。




日時
2022年1月16日(日)14:00〜16:00

場所
NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)

内容
AAの「12のステップ12の伝統」を読んでシェアします。

世界の薬物政策はなぜ刑事罰を諦めたのか3.

2021-12-24 10:36:00 | アディクション・スタディーズ
薬物使用問題への対応に目を向けると、刑事罰を用いない取り組みへと舵を切ることは、いまや国際的な流れとなっている。




日時
2022年1月16日(日)14:00〜16:00

場所
NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)

内容
AAの「12のステップ12の伝統」を読んでシェアします。