ママラボ➕(ぷらす)

摂食障害からの回復を目指して 月一zoomで12ステップミーティングをしています 次回は2021年9月26日

どうしても仕事できない人

2022-04-08 20:56:00 | 日記
製造業の流作業でパートしてた時、ママ友が「私もパートしたい」というので、自分の職場を紹介したことがある。随時パート募集しており、単純作業なので賃金は低いが、資格もいらず、残業もなく、子どもが学校へ行っている間の短時間シフトが組める、主婦には条件が良いパートだった。

彼女は一週間でやめた。

何があったのかと聞いたら、「難しくて覚えられなかった」という。
えっ、仕事の内容が?マニュアル通りにやればいいだけなのに?
マネージャーとソリが合わないとか、誰かに意地悪されたのかと心配したが、どうもそうではなかった。本当に、仕事が難しくてできなかった。

しかし彼女は、立派な家があり、妻思いの夫がおり、子どもは習い事をいくつかしてすくすく育っていた。

家庭に入ることで、「仕事ができない」ということから免れている大人が、いるのだろうなとその時思った。

私はロスジェネなので、当時は「仕事ができない」というのは罪だと思っていた。できない=いいわけ、サボっている、危機感がない、そんなふうに感じていたから。そこには「みんな、頑張ればできるはず」という思想があった。

だが、いまはそうは思わない。仕事ができないというとき、それはさぼっているのではなく、本当にそうなのだ。あう、あわない、だ。男女関係なく。

今日一日

その後の…

2022-04-08 20:43:00 | 日記
「その後の不自由」って本、前に読みましたよね。あれは依存の症状がとまって双六の「アガリ」じゃなくて、その後も人生は続くよ…という秀逸な、ほんとに秀逸な本でした。

さて今日読んだところ、女性は結婚してとりあえず「アガリ」として描かれていたように思いました。

p104の文章の一行前の文に「会社で戦略として働くのはかなり大変だろうと思った」とあり。

結婚して家庭に入ることが、この女性には良いはずだという思想が感じられました。

結婚して退職したのなら、いっとき専業主婦ってことでしょうか。
もしこれで子どもが授かったりしたら、…

その後の不自由、たくさん、たくさん経験されているのではないでしょうか。
複数のことができない親、一つのことに没頭する親では、子どもは命が危ないので。
別の病院へ行ったかもしれないな…

去年出版された本なので、古くはないですよね。

書き手がエリート男性だと、やはりこうした視点になるということかしらん。

今日一日


ADHD2.

2022-04-08 20:28:00 | 刑務所の精神科医
p103
ある二十代の女性会社員は、仕事でのミスがあまりに多いため、繰り返し上司に叱責され、自信を失い、気分が落ち込み眠れなくなって受診した。症状からうつ病が疑われた。同時に、ミスの内容や仕事で時間を守らないこと、日中眠くなって居眠りをしてしまうこと、複数の仕事を与えられるとたちまち混乱すること、一つの仕事に集中するとひたすら熱中してしまいバランスを失うことなどからADHDが疑われた。

p104
この女性には薬物療法が奏功した。彼女はかなり集中力が保たれるようになり、叱られることが大幅に減った。

数年後、結婚して退職することになったと報告を受けた。



日時*
2022年4月23日(土)14:00〜16:00
「12&12」のステップ8の読み合わせ
※土曜日なので注意!!

場所
NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)