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遠海

母の眠る遠い海へ

近況

2009-11-15 23:18:51 | 日記
ここ、1週間くらいは妻の精神状態が随分と悪かったのだが、回復の方向に向かっているようだ。
何はともあれ良かった。

今日は朝から美容院に行って、髪を切ってきた。
気分転換にはなかなか良い。
そのあと、妻と買い物に行ってカラオケをして帰ってきた。

ブログを、ここ一週間、何度か書こうと思うのだが、いざPCの前に座って書こうと思うと、何も思いつかない。
自分も精神的に余裕がないのかなと思ったりする。

仕事の方は順調だ。
同じ会社から2名僕の部下として配置された。
この2名を上手く動かすことに注力しようと思っている。

2009-11-06 10:57:00 | 日記
秋から冬に変わりつつある。
妹から父が退院したとの連絡を受けた。
今週末には弟が父のところへ行くのだろうと思う。

良いことと悪いこと。
そんなことは誰だって分かっているのだけれども、各個人で、その定義が異なる。

先週末、父の元に帰って話をした内容を、ぽつりぽつりと思い出して考え始めている。

次帰るまでには、何か心の中で問題の整理をしておきたいなぁと思った。
あと、何回帰れるかは分からないけれども、ぜひとも父に話しておきたいことなのだ。

寝覚めが良い

2009-11-05 17:34:02 | 日記
夜寝ていたら、夢を見た。
小さな部屋に妹と母親がいた。
海に行きたいと母に言ったが、母は何も言わなかった。

ただそれだけの夢だったけれど、目が覚めたときは、ものすごくすっきりとした気持ちで目が覚めた。
母の夢を見るのは、久方ぶりだ。
1年に1回見ればいいほうなのだが、毎回、なぜかすごくすっきりした気持ちになる。

懐かしいな。
何もかもを受け入れてくれた。
何もかもを許してくれた母の夢を見た。

サルーマン

2009-11-04 09:58:33 | 日記
白の賢人であったサルーマンの言葉は、時に力強く、時に甘美であり、聞く人の心を動かした。
厳しく力強く実直なだけのガンダルフの言葉よりも強く人を動かした。

サルーマンが冥王の誘惑に破れ、ガンダルフ率いる軍勢に敗れたとき、白の賢人としてサルーマンが放った最後の言葉からは、かつての力が消えていたという。

指輪物語より

僕の仕事の上で最も力を発揮しているスキルは、言葉でハリボテを作ること。
ハリボテは美しく甘美でしっかりしているように見える。

ただ、相手に、ハリボテがハリボテでしかないことが分かったときに、とたんに僕の言葉が力を失ってしまう。
所詮ハリボテなんて、そんなものだ。

2009-11-04 09:11:59 | 日記
早く寝たせいか夢をたくさん見た。
1つ目の夢は、小さな部屋にいる夢だった。
僕は小さな木の椅子に座っていて、少し前のほうに長机があってその向こう側に随分と背筋の良い人が座っていた。
表情は見えなかったけれど、雰囲気で大体何を考えているのか分かった。
暫く何かを話したのだが、何を話したのか覚えていない。
何か不思議な気持ちで目が覚めた。

2つ目の夢は、大学受験間近になっているのに何も準備していない夢だった。
何故か小学生の頃の友人がいて、勉強したのかを聞くと、今までちゃんと授業を受けてきたから大丈夫だという。
それを聞いて、いよいよ焦ったところで目が覚めた。
覚めてから、もう社会人なので、受験がないことを思い出しほっとした。

3つ目の夢では、妻に何か言ったのを覚えているが、目が覚めた後に、本当に言ったのか夢だったのか思い出せなかった。

いつもよりも大分長く寝たせいか、体がだるい。

2009-11-03 21:40:23 | 日記
鬱状態に入りそうな予感がします。
ただ、それだけ。

一人だけで、孤独に戦えるのかしら。
不安です。

パンドラの箱

2009-11-02 02:05:33 | 日記
パンドラがその箱を開くと、中から恨みやら妬みやら嘘やら欺瞞やら、そういったこの世の中のおぞましいものが、あるものはモクモクと煙のように、あるものはびゅうびゅうした課税のように出てきた。
またたくまに、パンドラの世界は、そういった、この世の中のおぞましいもので埋め尽くされてしまった。
パンドラは、わっと泣き崩れ、途方に暮れ、箱を開けたことを後悔し、誰がこんな箱を自分に持たせたのかを呪ったりした。

おぞましいものによって満たされてしまった自分の世界を見て、パンドラは泣いた。
泣いたり、運命を呪ったり、たまに憤ったりもした。
最後には、泣き疲れて途方にくれた気持ちになった。

ふと、自分の開けた箱を見ると、隅っこに何やら薄汚くこびりついている小さなかけらがある事に気がついた。
その箱の隅にある小さなかけらを、泣きはらした目で、よくよく見てみると、そのかけらの中で、何かがほんの少しだけキラリと光った気がした。
パンドラはその時、このかけらが何かを知った。
そのかけらは、「希望」


僕のパソコンの名前は、パンドラという。
その名前の由来となる話だ。

2009-10-26 16:14:00 | 日記
朝っぱらから雨が降っていた。
昨晩から悠月君が熱を出したので、本日は午前中半休をとった。
妻が悠月君を病院に連れて行っている間、航生君と2人でお留守番をした。

暖かい布団でぬくぬくと惰眠をむさぼりつつ、航気君と一緒に寝たりおきたりしていた。
11時30分くらいに妻が帰ってきたので、本格的に会社に行く準備をする。
よく寝た後に来る、体中がはれぼったく、じんわりとだるい感覚が続く。
土日に蓄えた髭を最近購入した安全剃刀でそり落とす。
3枚刃の間に前回沿った髭が残っていて、切れ味が悪かったためか、痛い。
12時くらいまで、航生君がぐずるので玄関で、さようならをしたり、キスをしたりする。

会社に行く途中で、ドトールによって、ゆっくりとコーヒーを飲む。
ブラックコーヒーで頭がすっきりとする気分になる。
大概、すっきりした気分になっただけで、すっきりはしないのだが・・・・

沈んでいっている船の中、船長は、水をくみ出しながら穴を開けている。

2009-10-23 16:48:38 | 日記
月末の納期までラスト1週間となった。
やるべき仕事がたくさんある。
ただ、ただ、多い。
1日に働ける量を超えて仕事をしている気がする。
だから、疲れる。

妹からメールが来た。
今週末行こうかと思っていたのだが、来週末になりそうだ。

あまりにも疲れて、外を散歩しにいった。
ほんの少し顔が痒い気がした。
あぁ、アトピーが少し出てきたんだなぁと思った。
そういえば、入社してアトピーがひどかったときも、ものすごく大変だったなぁと懐かしく思い出す。
プロジェクトルームの近くの公園で、冷たい缶コーヒーを片手に、ベンチに座って空を見ていた。
空には、飛行船がぷかぷかと浮いていて、あっちから、こっちへ向かって進んでいた。

最近、家で疲れてテレビを見ることがあるが、政治の話が多い。

僕にとって政治はどうでもいい。
政治でみんながどうというより、自分だけがうまくやっていクコとだけ考えている。
政治が悪いから、うまくやっていけないといっている人なんて、死ねばいいのにと思う。


数年後、数十年後、僕らの今の生活水準は維持できなくなる。
この国は悪い方向へ進んでいるのだが、本当に破綻するまでは何も変えられないだろう気がする。
沈んでいっている船の中で、船長は、水をくみ出しながら、穴を開けている。
このままじゃ、やっぱり沈んでいくと思う。

SEとしての価値

2009-10-20 13:25:46 | 日記
工程と段取りがあって、工程は1つずつ進んでいき、途中で必ずチェックが入る仕組みになっている。
チェック時におかしなところがあれば、そこで立ち止まる。

ソフトウェア開発における、外部設計と呼ばれる局面のチェックポイントが月末に迫っている。
大まかには、要件定義、外部設計、内部設計、開発、テストという流れで工程は進んでいく。

要件定義とは名前のとおり、要望を聞いて、システムの目的を決める局面になる。
外部設計とは、外界と内界の境界を決める設計になる。
人間で言うと、口や、鼻、目、耳など、五感に関する部分や、膀胱や、肛門なんかは、外部設計で決めるべきことなのである。

口から食べ物が入って、肛門から排泄物が出る。
その入りと出が決まれば、系全体の目的に沿って、中で何をすればよいのか考えることが出来る。
人間で言うと、系全体の目的は、活動することだとすると、口から食べ物が入って、肛門から排泄物が出るとすると、その間で活動に必要なエネルギーを取得するための仕組みを入れる必要がある。
この中の仕組みは、次の局面である、内部設計でまとめていくことになる。

なかなかたとえるのが難しい。
他に例えるとすると、家計。
入りがのお金が幾らで、出のお金が幾ら。
これを外部設計で決める。
給料は、10万円、保育園費は、固定で5万円とすると、そのほかの内容をなんとか5万円でやりくりしなければなくなる。
これも、入りと、出を決めた後に、中で何をするのかを決めていくことになる。


僕らは、そんな感じで仕事を進めている。

今言った、各局面で何をするのかということは、単純なようだが、理解できていない人が多い。
理解できていないと、漫然とした設計の時間に目的もなくものを決めていくことになる。
システムの設計といっても、考え方は、しごくシンプルなのと同時にすごく単調な作業だ。

ただ、やる人によって、やり方は千差万別で、手堅くやる人もいれば、せめて行く人もいるし、何も考えていない人もいる。
戦略をもって勝負する人もいれば、各局面での戦術に長けている人もいる。
人と人との和を持って協調していく人もいれば、ものすごいカリスマ性で、強引に引っ張っていく人もいる。

いろいろな方法論が、ごまんと渦巻いているが、システムエンジニアはその個性で勝負する。
というのが僕の持論である。
僕らは、そのやり方によって、個を保ち、市場での価値や優位性を持っているのである。
方法論で画一化された部品は、失敗はしないが、成果を上げられない。
競争原理社会において、その価値は唯一無二であることに見出すしかないのだ。