妻は、小さいクリニックの診察を受けて、大き目の病院へ紹介された。
大きい病院は、精神科が専門のようで、専門の閉鎖病棟が併設されていた。
映画のような恐ろしい施設ではなく、ゆっくり休むため、ゆっくりカウンセリングを受けるための施設のような感じだった。
病棟の中を案内されていたが、やはり、精神科ということで、歩いている患者さんは眼が空ろだったり、表情がぎこちない感じがした。
担当の先生は、はきはきとした中年の先生だった。
あまり好きなタイプではなかったが、妻の診察後、すぐに入院してくださいと言われた。
どうすればいいのか、素人判断では分からないので、まずは先生を全面的に信頼することにした。
元々、僕はこういう心情的な部分に対する判断が、イマイチな自覚もあったので、何をするにも、アドバイスを受けようと思った。
これでよくなればなぁと思った。
帰り、妻がいなくなって、少し気が軽くなった反面、ものすごくさびしいというか、物足りなさを感じた。
上の子供がいるのだが、それでも何かぽっかりと心の中に穴の開いたような気分がした。
そういえば、なんだかんだいっても、ずうっと一緒に連れ添っていたんだなぁと、いまさらながらに感じた。
この感覚は、昔、子供を妻の実家に2日程預けたときに感じたのと同じような感じだ。
自分で思っている以上に、妻に依存していたところが大きかったことを実感した。
大きい病院は、精神科が専門のようで、専門の閉鎖病棟が併設されていた。
映画のような恐ろしい施設ではなく、ゆっくり休むため、ゆっくりカウンセリングを受けるための施設のような感じだった。
病棟の中を案内されていたが、やはり、精神科ということで、歩いている患者さんは眼が空ろだったり、表情がぎこちない感じがした。
担当の先生は、はきはきとした中年の先生だった。
あまり好きなタイプではなかったが、妻の診察後、すぐに入院してくださいと言われた。
どうすればいいのか、素人判断では分からないので、まずは先生を全面的に信頼することにした。
元々、僕はこういう心情的な部分に対する判断が、イマイチな自覚もあったので、何をするにも、アドバイスを受けようと思った。
これでよくなればなぁと思った。
帰り、妻がいなくなって、少し気が軽くなった反面、ものすごくさびしいというか、物足りなさを感じた。
上の子供がいるのだが、それでも何かぽっかりと心の中に穴の開いたような気分がした。
そういえば、なんだかんだいっても、ずうっと一緒に連れ添っていたんだなぁと、いまさらながらに感じた。
この感覚は、昔、子供を妻の実家に2日程預けたときに感じたのと同じような感じだ。
自分で思っている以上に、妻に依存していたところが大きかったことを実感した。