立山登山行シリーズー(2)
「 マイ テント 」 森川 雅昭さん 撮影
83才の男性で基礎疾患ありで、(何やら如何にも身につまされるが)ある日発熱し喉が痛くて
血中酸素も90を切ったと言う。苦しくて100回も電話をし続けたが繋がらず、その晩に死亡した。
かと思うと同様な人で、救急隊は来てくれたのだが、搬送先を何時間も探してくれたが何処も駄目、
それでも訪問医師が来てくれて酸素吸入をしたのだがその夜遅くに亡くなったという新聞記事をみた。
少なくとも病院に行けていれば、その時点で亡くなることはなかったのにと医師も涙した…。
なんでこんな地獄のような事が現実に起こるのだろうか。
様々な問題に対して、それへの対策、防御法、政策、規制などいろいろ国の取るべき方策があるだろうが、
こんなに後手後手になってほとんど無策に近い失政は過去にも沢山あったけれど、これは最近では最大の
ものではないだろうか。
もう事態がここまで逼迫したならば、医療機関は全てオープンに、町医者も診療所も全てが発熱外来も、
一般診療もするべきではないか。
そして今からでも全力を挙げて、「岸田キット」(安倍のマスクになぞらえた私の造語だが)という名で
全国民に検査キットを無料で配布すればいい。
そして飲み会、食事会や集団での催し物などは、お盆過ぎまでは控えさせるべきだろう。