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まこねこまどかブログ

マンガ家まこねこの気ままな日記

勝海舟の妻!

2012年03月02日 | 歴史


勝海舟の妻のおたみさんは、ホイットニー家の日曜日にもたれている祈祷会に家族や敷地内の方々に行くように遣いを出していました。
そして、行ってきたら、集会で何が話されたのか全部聞いていました。
クララの母親であるアンナが死ぬ前には、階段の下でみんなで祈っていましたが、亡くなった後、クララが話すことを全部聞いて冷静に言いました。
「神の思し召しなのですよ。ですから、あなたは悲しみに負けてはいけません。あなたの涙でお母様を生き返らすことはできません。お母様は何の苦痛もなく、今は幸せです。さあ元気を出してお兄様や妹さんのために生きなさい。集会や学校の仕事をお続けなさい。悲しい時は私たちのところにいらっしゃい、いっしょに泣きましょう。そして、あなたが幸せな時はいっしょに笑いましょう。さあ、勇気を出しなさい。そして、お母様をお手本にしなさい。これから先のことは考えずに、今日と言う日以外にないと思って、ただ毎日をお過ごしなさい。」と慰めたのです。
また、
息子の嫁が亡くなる前に、クララと長女の内田夫人が福音を語っているのを聞いていて「ありがとう。また来て、かわいそうなおえいに福音について話して上げてちょうだい。」と言ったのです。
おえいさんは、20歳で亡くなりますが、意識が亡くなる前に信仰告白をしています。
クララは、明が結婚すると思っていたディクソンとは結婚しないで、勝海舟の愛人子である梅太郎と結婚しました。
ディクソンは、イギリスに帰ってから宣教師になったのです。
もし、ディクソンと結婚していたら、宣教師夫人になって活躍していたはずです。
しかし、怠け者の梅太郎と結婚したおかげで、勝海舟が救われたのです。
クララは、結婚に失敗しましたが、それも益になったのだと思います。
天国で会ったら、本当に良い日記を残してくれて、ありがとうと言いたいですね。


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