宮古島旅行―(2)
「 宮古で見つけた怪しい雲 」 カリン(中2) 写す
台風被害もたいしたことなく、台風一過の昨日に続いて今日も快晴の温かい日だった。
海岸通りには随分砂が上がっていたし、レストランRIKIRKIの大きな窓硝子の割れた跡が
無惨だった。
今日は11人。簗瀬さんも元気な姿を見せた。京子さんお手製の栗の渋皮煮も美味し、鳥居さんの
77%カカオのいつものチョコにも元気が出た。
練習の最中、突然入会希望の女性が入ってきた。人数も今が丁度良いし、何となく我々の世界と違う
雰囲気で、そのレベルや人間性などに一寸違和感を覚えたので、ここの公民館でやっているもう一つ
の卓球サークルの方が合うのではと婉曲に断った。
我々青鳩の入会基準は、容姿端麗、性格温厚、礼儀常識豊か、謙虚でやさしく思いやりがあって
という厳しいハードルがあるので、なかなか入会は難しいのだ!
やっと迎えた80才から今日は2日目である。果たして自分は80才を迎えられるだろうかと不安が
あったし、あまり自信もなかったが、これで胸を張って亡き両親や若くして逝った兄にも報告できる
というものだ。
改めて家族や友人知人の周りの皆さんに自然と感謝の気持ちが湧いてくる。人間は一人では生きては
行けないものというが、本当に周りにあらゆる面や形で助けられ、手を差し伸べられて、お付き合い
して貰って、やって来られたのだと思う。
これからは、人を助けるというとおこがましいが、何か少しでも手を差し伸べられたら良いなぁと
思っている。こんな私でも、時間潰しのお相手や、孤独や退屈紛らし位のお役には多少はなれるかも
知れないから。
80才の世界は、この間までの猛暑が嘘のように涼しく変わった位で、今の所は昨日までと自分自身
では何の変化も目新しいこともない。体調も相変わらずだ。
こうして時間は刻々と経って、自分は変わらないけれど、時代や社会は変わっていくのだろう。
80才の不安も危惧も、悩みも義憤も涙も何もかも無視して時間だけはどんどん経って行ってしまう
のだろう。
諸々の最近の政治や経済、災害や事件などの社会情況を憂いたりしているが、ただただ己の無力感を
覚えるばかりで、それが妙に胸に染みる80才である。
今日は昨日の続きで、明日は今日の続きと言うことなのだろう。
80才になったからと言って、病が治り、急に体が元気になるわけでもなさそうだ。大きな変化がない
ことが良しとすべしということなのだろう。
何事もないと言うのが幸せというものなのだろう、きっと
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