ここ数ヶ月は、
ほんっとに「初めて見る!おもしろーい!」っていうのばかりで、
それはそれで楽しい体験をしている。
そんな "とっておきたい写真" シリーズ(なんじゃそりゃ)、
先日の タマタマ に引き続き、第2弾!
不妊治療と一言でいっても、
その人それぞれに治療方法は細かく違ったりするし、色々変えていく。
私の場合は、まず、
一般的によく利用される 排卵誘発剤 ってやつを使った方法からスタート。
そうすると、名前のとおり、卵が出来てくるので、
そこにオタマジャクシを注入すれば、「はい、妊娠♪」
…な~~んて、簡単に行くなら、みんな苦労はしないワケで。
その問題も人それぞれだけど、
自分の場合は、誘発剤を使うと、す~~ぐ卵が大量発生しちゃうのだ。
いっつも「あぁ…また20個近く卵できちゃったね。」と失敗。
だって、その状態でオタマジャクシを入れたら…
20つ子…?!?!
って、そんなことしたら、私、死んでしまいます…。
なので、大教授曰く、
「アナタの身体は体外受精向きなんですよ、たくさん卵採れるから。」とな。
そうと決まったら、
排卵誘発剤をガンガン!!注射して、
卵巣ボンボン!!に腫らして、
採れた卵、約30個 。
採れ過ぎーーー(笑)!!
採った卵を、
シャーレの上でオタマジャクシと合体させれば、
"受精卵" のできあがり♪
もちろん、全部が全部うまく行くわけは無く、
自分の場合は、30個中、約半分の17個がうまく培養できたらしい。
すぐに体内に戻す事もあるけど、
自分の場合、入院しなきゃいけなくなったので(それが去年)、
一旦 冷凍保存 。
いやー、なんかテレビの中の世界みたい。
っていうか、「理科の実験」みたい(笑)。
そうして、いよいよ受精卵を戻す、という手術直前。
担当の先生が「はい、今回戻す卵ですね~」と、見せてくれるのが…
その卵の写真でーーーっす!!!
この写真見ながら、
「とってもキレイですね。」って先生は "ウンウン♪" うなずいてるけど、
こっちはよくワカラン(笑)。
大昔、理科の授業で習った、
細胞の分割は、2細胞…4細胞…8細胞…と増えていくってのを思い出しちゃう。
(ちなみに、この写真の段階では、8細胞はとうに過ぎてマス)
かくして、
卵を戻して成功する確率は 25% 私の年齢では40%(2~3回戻して1回成功)と言われる中、
幸いにも2回目にして成功。
そして、今に至る。
それにしても、ほんっと不思議。
こんな、ま~るい卵が、
今やタマタマがある姿になってるんだもんなぁ。。。
生命って…
生き物って…
やっぱミステリアス。
「確率25%」ってあるけど、母体の年齢によっても変わるって聞いたことがある。ある年齢くらいから急に数字が落ちるらしいね。
明らかに自然の摂理に逆らってるよな…とか。
それはさておき、
25%、これ、全体的な話でざっくりしすぎなので訂正しました。
仰る通り、年齢でほんとにぜんっぜん違うんですよー。
んもー早いに越した事は無く。
病院とか資料によっても言ってることが違うけど、
がく!っと数字が落ちるのは35歳みたいですね。
あ…でも手元にある資料では、40歳に入ってからは15%…がく!!!っと差はすごい…。
朝一番から勉強になりました。
すごいですね~、大事にして無事出産を迎えてください。
最近では、
まだ今は生むつもりがない女性のために、
「若いウチに卵を冷凍保存しておく」ガイドラインも
出来上がったそうで。
そこでの街頭インタビューで、
ご老人が
「自然に逆らうようなことして良いのかしらねぇ」
なんて言ってたのが印象的でした…