木曽駒高原の別荘では飲んで食ってばかりいたわけではありませ〜ん(笑)。
ムスコが喜ぶ こだまの森 に行こうかなと思ってたら、11月〜4月は閉園するらしいので、別荘から車で30分くらいの 開田高原 へGO!
流石にこのあたりは標高が高いからか、すっかり落葉してる。
目的地は 木曽馬の里 。
ここに来るまで、木曽馬 って知らなかったけど、北海道の道産子みたいな、本州唯一の 日本在来馬 なんだとか。
放牧している馬以外にも、観光客が馬と触れ合えるように、柵に入ってる子もいる。
いろいろここで、木曽馬についてお勉強。
木曽馬はとっても性格が穏やかで、ご主人様には超!忠実。
でもご主人様以外には、意外と頑固らしい(笑)。
木曽義仲も木曽馬に乗っていて、戦国時代では木曽馬が大人気だったとか。
それに、蹄が長くてすごく硬いから、合戦以外の農耕馬として使うなら蹄鉄を打たなくても大丈夫!
お尻は小さくて可愛いんだけど、お腹はでっぷり。
でも、これは太ってるんじゃなくて、粗食に耐えられる大きな盲腸 を持ってるからなんだって。
写真では見づらいんだけど、後ろ足は X脚 。だから、険しい木曽の急な坂、狭い山道でも、踏み外したりしない。
まさに木曽で活躍できる馬。
今は戦国時代じゃないし、農耕にも使われることがないけど、この木曽馬を途絶えさせないように…ってことで、ここに「木曽馬の里」が作られたんだそう。
周りに生えてる、枯れた芝生とか草とかを差し出すと、上手にもしゃもしゃ食べてくれるから、ムスコも「キャハー!!」(笑)
人馴れしてるから、っていうのもあるかもしれないけど、いやーーもーーーほんっと優しい感たっぷりで、かわいー!
さて。
木曽馬の里でやってみたかったこと、その1。
木曽馬 vs ワン子 (笑)!!!
ここは犬の散歩もして良いということで、連れてきた。
もちろんリードはつけて、暴走しないようにしております。
ワン子人生ならぬ犬生、初の「馬とご対面」。
初めて馬を見上げて、そりゃあもう…
吠える吠える吠えまくる!!!
人間もね、弱者ほど、そうやって吠えるんだよね、どこぞのトラ○プさんみたいに。
吠えて「私は負けない!」って訴えてるかもしれないけど、まぁー相手からしたら真逆の意味だわ。
木曽馬も、ガン無視。
ある程度、柵の近くまで寄らせてみたけど、吠えまくるくせに、飛びかかっていかないし。
しばし、周囲の方たちも笑いながらの “見ものショー” になっておりました(笑)。
でも全然慣れないワン子、ずーっと吠え続けていたら、木曽馬の方が「この子、うるさい…うざい…」って感じで、ゆる〜りそっぽを向いちゃった。
そうだよねー、うざいよねー、ごめんね。
次は厩舎に行ってみる。
私たちが行った時間(午前中)は、ガラーン。
みんな伸び伸びと、放牧されているのね。
一頭だけ、外にいました〜。
やっぱ西洋の馬と違って、優しい顔つき、可愛いわ〜〜!
顔をなでなですると、気持良さそうにしてくれる。
人に対して全然警戒心を持ってない感じ、大切に育てられてるんだね。
木曽の里でやってみたかったこと、その2 。
ムスコに引き馬!
約280mコースで1,100円。
見てわかる通り、木曽馬は 体高が130cm くらいなので、もし落馬しても安心。
馬に乗らない人はコースに入れないので、行ってらっしゃーい♪
お姉さんとキャッキャキャッキャ喋って楽しそう(笑)。
帰ってくるところは見られまーす。
おかえり〜♪
今回は、厩舎と放牧場、引き馬だけしかやらなかったけど、蕎麦畑があって、そば打ち道場「一本木亭」っていうところもあって、とにかく広い!
ただ、触って見て、ってだけだったけど、木曽馬にいっぱい癒されました♪
5〜6月ごろになると仔馬もいっぱい生まれるらしいから、その頃にまた来たいな。
初冬の景色の中の乗馬もいいですね。若、乗り方が堂に入ってます、かっこいいですね。
ムスコ、引き馬は人生2度目で、2年ぶりくらいです。
動物大好きなので、全然物怖じはしないですよ〜。