実家から酒蔵巡り「修道院ワイン」＆「小左衛門」

未だかつて、私が車を運転して酒蔵に行ったことがあるだろうか？　いや！無い！！！

いやーほんっとにそうなのですよー。いつも相方はじめ、先輩や蔵元さんに運転させて、もっぱら飲む専門だったワタシ。

でも8日間限定の実家滞在中、庭はあるとはいえ、さすがに家の敷地中に閉じこもっているのは性に合わない。でも酷暑で「外に出るのは極力控えましょう」とテレビでも言われる日々、実際外を歩いている人は一人もいない、そして田舎といったら車社会。

ということで、母の車を借りて、ちょいちょいドライブに行くことに。

ちなみにワタシは ゴールドカード でーす♪ 数年乗ってないだけでーす♪ でもペーパーじゃないもーーん！！！ 

と思って、エンジンかかるボタン押したら…

あれ…動かない！（汗）

エラーがいっぱい表示されてアクセル踏んでもピクリともしなーい！！なぜーー？！？！いつも、お母さん、このボタン押すだけでエンジンかけてなかったっけ？！なのに何度やってもダメ…

そこで、いとこのお姉ちゃんにヘルプ出したら「エンジンのボタン押す時、ブレーキ踏んでる？」

そっっっ……それかぁーーーーー！！！！！

いや…あの…私がよく乗ってたじーちゃんのトヨタカローラは、鍵を回してエンジンかけるタイプだったので、ボタン式にちゃんと乗るのは初めてだったんです（汗）← って何年前の話？


まーそんなこんなで。

出鼻をくじかれただけで、最新の動かし方さえわかれば、あとは大丈夫。慣れた道しか行かないし、後ろにはムスコも乗ってるから、ちょー慎重に運転。


まず向かったのは、隣町にある「多治見修道院」。

この地域の進学高校、通称「タキタ」のグランドすぐ隣にあるので、部活で頑張ってる高校生の声が響き渡ってる。



修道院に何の用があるのかというと…

修道院周辺に広がっている葡萄畑。そうですー！ここはワインを醸造しているんです！

醸造数は少ないからほとんど地元の人に消費されているけど、以前飲んでなかなか美味しかった記憶もあって、神戸へのお土産に買いにきちゃいました。


ワイン売り場は礼拝堂のすぐ脇にあって、お土産やグッズも売っている、すんごいちっちゃい売店。


んでも、ワインを見ると「ドイツ…？」　

あのー、ここの修道院のワインはないんですか？　と聞くと、「今は修道院ワインは売っていなくて、この前フェスタをやった海外のワインのみなんです〜」と販売員のお姉さん…

ガーーーーーん！！！！マヂデスカ！！！！

地元産のお土産を！と思ってたのに、ドイツとかそんなんじゃ意味がない…というわけで、収穫なしで帰りましたとさ。（涙）


でも！もいっちょ、行きましたよ〜。

実家から車で10分ほどと、ちょー近いんだけど、すんごい久しぶりです！！
地元銘柄は「始祿」、でも「小左衛門」という名で全国区になった瑞浪の 中島醸造！！

自分が住んでる地域って学生の時は「ただの田舎」って思ってたけど、そんな思いを良い方向へ変えてくれたのが中島さんだったなぁ。

門を入るとすぐにある広場の「榎」、初めて見た時 は樹齢45年だったけど、今はもう55年以上。でも相変わらず立派。

事前に電話して、小左衛門さんや渡邉杜氏にお会いしたい旨は伝えていたけど、お二人とも忙しいらしく…渡邉杜氏はもしかしたらもうすぐ帰ってくるかも？ってことで、お酒の購入と周辺散策をば。


まずは事務所へ声をかけて、スタッフのお姉さんと一緒に、榎の広場にあるこの建物へ。





ずら〜りと冷蔵庫から並べてもらいまーす♪

この中から、お燗で美味しい 山廃 と 生酛 の2本を一升瓶で購入。

その後、渡邉杜氏が帰ってくるかも？と思ってしばらく蔵内を散策。

「見て見て！お魚さんがいる！！！」うん、それはメダカだね〜。『めーだーかーの学校は〜』のメダカ。


はい！！その大きな木の周りを10周！！！


と言ったら、マジメに10周走り出す坊（笑）



小左衛門さんにはほんっとに何度も来ているので、川への抜け道とかも知っているわけで、中庭をちょいと通り抜けさせてもらいまして…

土岐川の方へ出てみる。

土岐川に沿ってある国道19号線を車で走ってると、いつもこの「始祿」が見えるんだよなぁ〜。


プラプラ散策して時間はつぶしたものの、女将さんが「杜氏、畑の様子を見に行っていて、すぐには帰ってこれないそうです…」と伝えてくださいました。残念だけど、それなら帰りますか。

ムスコにとっちゃあ、そんな面白楽しい場所じゃないもんねぇ。でもここにくるのが楽しくなる歳になっても一緒に来ようね〜！！

ちなみに今回購入した山廃は、実家滞在中に無くなりました（笑）。