魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

香取神宮・佐原

2019-08-16 | 旅・レジャー・アウトドア
8/15(木) 台風10号は
豊後水道を北上しそうな気配で
茨城・千葉も風が強い。

佐原の空は青く、日差しが強いので
昨日より暑いが、風が強い分まし。

駅からはタクシーで約10分
佐原の街中を通り、香取神宮に。



門は鹿島神宮とよく似た感じだが
拝殿・本殿は全く違って檜皮葺きの屋根



黒漆塗りに鮮やかな彫刻



参道の両側には灯篭がズラリと美しい。
お盆なのに台風のせいか、人は少ない。

ここから駅へのバスは1日に3本しかなく
とうぶん来ない。

タクシーを呼ぼうと
夫が電話をしか行けたところに、

お客さんを下ろしたタクシーが
私の方に向かって来るので
手を振ったところ停まった。

見ると、さっき我々を運んでくれた運転手さん!
何と奇遇でラッキーなことよ。

伊能忠敬記念館の近くで下ろしてもらい
まずは、伊能忠敬旧宅を見学

酒造・米穀売買など幅広く商いをしていて
佐原では有数の豪商だったようだ。

 

1室に忠敬が使った測定器具が展示されている。

その後、川向に建っている伊能忠敬記念館を見学。

200年前に忠敬によって作られた地図と
現在の地図が、わずかしかずれていないのが
はっきりわかるように展示されていて感激。

たくさんの展示品があったが撮影禁止で残念。

この後、奈良に帰る夫とバイバイし
私はその後も佐原を散策。

忠敬橋から伊能忠敬記念館を撮影。



城崎・倉敷にも似ていて、
そのまま明治時代のロケに使えそうな街並み。

それから三菱記念館に向かうと、改修工事中。   ↓


       ↑
残念。そこでその隣にある佐原街並記念館に。

入ってすぐに三菱館の
ミニチュアが飾られている。

千葉県県指定有形文化財に指定されていて、
赤レンガと花崗岩が美しい辰野式。 ↓


  ↑
この男性の解説がとても素晴らしい。

私はこTVビデオで佐原の大祭
 (ユネスコ無形文化遺産)を横目で見ながら
       ↓


若い女性(学生?)が、
話を聞いている(取材?)のを聞いていた。

すると、佐原は城下町でも、門前町でも
宿場町でもなく、船荷の積み替え町として
1農村から発展した街だと。

利根川を上って来た
大型で船底の深い外洋船の荷物を
小型で船底の浅い川船に積み替える。

もちろん、その逆も。

つまり船運・物流の要衝として
発展したのだと。

なるほど、そう聞いて納得!

そして、伊能家はその佐原で
いろんな商品の売買から金貸し業に至るまで
幅広く営み、貧民救済にも取り組んでいた。

そのため、佐原の大火事のときは
地域の人々が力を合わせて
伊能家を延焼から守ったとのこと。

その後、50歳で家督を譲り隠居。

天文学を学ぶために江戸に出て
地図作りに生涯をささげた。

私は48歳で起業。
高田屋嘉平は50歳で隠居。

「隠居するくらいの年で企業なんて…」
と思っていたが、
伊能忠敬よりは早いことになる。

館内には家や店の手の込んだミニチュアが飾られ



なかな見ごたえがあった。

それから地元の人達が利用しているような
食堂で、チキンカツ定食を食べ、



タクシーを呼んでもらって、
「水の郷さわら」へ。

利根川の観光船に乗りたいと思ったが、
体が吹き飛ばれそうな強風。



運航はしていたが、
これはヤバそうと、断念。

そこから佐原駅まで歩き、
JRで千葉⇒品川へと移動した。

猛暑にバテることなく、良く歩き、
知らない世界に触れ、いい旅だった。

台風情報を見ると



広島県呉市に上陸。



和歌山県・奈良県が最も降水量が多いのに、
いつ見ても生駒には雨雲がかかっていない。

帰宅した夫によると
生駒にも雨が降ったようで、
地面は濡れているとのこと。

夏ミカン・ブルーベリーなどの実が
落下を免れたようでホッ。
昨年のような強風被害が出なくてホッ。

その後、松江市から日本海を北上。



大型なので、東北まで強風圏に入っていて、
16~17日は東北・北海道に被害が予想されている。

今後、超大型の猛烈な台風が上陸
なんてことになりませんよう

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