今年も紅葉を求めて旅に出ました。
浅間山の見える信濃路を歩こうと思いました。
まずは北国街道・海野宿に行ってみました。
海野宿は寛永2年(1625)に北国街道の宿駅として開設されました。
北国街道は、中山道と北陸道を結ぶ重要な街道でした。
佐渡で採れた金の輸送、北陸の諸大名の参勤交代のほか、江戸との交通も頻繁で善光寺への参詣客も多くありました。
海野宿の歴史をいただいてきました。
海野宿の産土神の白鳥神社の近くの駐車場は、昨年の台風で氾濫を起こした千曲川の護岸工事のため入れませんでした。
海野宿も、あと一歩で水害の被害を免れたそうです。
大きな欅の御神木がありました。
海野氏、真田氏の氏神として祀られています。
あまり訪れる観光客もなく、静かな街道でした。
650mほど続く宿場町の中央には用水路がありました。
1986年には日本の道100選に選ばれているそうです。
日本家屋の屋根の隣家との間に取り付けられる防火壁の卯建(うだつ)が見られます。
用水路のある街並み
この街並みには柳の木が似合いますね。
屋根の上の屋根
蚕を飼うために作られた小屋根のある家が見られます。
七五三の着物を着た女の子が両親に連れられて歩いていました。
ドウダンツツジが真っ赤な秋色になっていました。
資料館の2階は当時雑魚寝の宿だったそうです。
近くに千曲川が流れていて~静かな街歩きでした。
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