先日、第7合併症について学んでまいりました。その続きネタです。
歯周病の治療について、デス。
歯周病とDMの相関関係は、周知の事となっております。
心筋梗塞のリスク度と高感度CRP値は比例していることもわかっていますが、歯周病を治療すると、CRPが下がり、結果、心筋梗塞の予防につながるんですよねぇー。
さらに、治療後1か月で、HbA1cが0.4-1.0%も下がり、インスリン抵抗性(TNF-α)も1pg/ml下がるんだそうです。
A1cの0.4%は大きいわよねぇー。(´‐`)
それだけ下げるのに、平均BGを12-3mg/dl下げなきゃならないもの。
さてさて。
具体的な治療ですが、正直、なってしまったら後戻りはできないです。ただし、今の保険範囲の治療では・・。
歯根の周りの骨を再生させる治療法は確立しているそーですが、自費診療だそうです。
ただ、歯が抜けてしまってから、インプラントで掛ける費用よりも安価だそうで、将来的には、iPS細胞による歯の再生ってことになるのかもしれませんねぇー。
それから、抜歯など、A1cが高いと、化膿など傷の治りが悪いのを怖がって治療しない医療機関もあるんですってね。
そもそも、「1型患者受け入れ可能施設」って一覧があるなんて、なんだかなぁ・・。(=_=;)はぁ~
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今の歯科では、「治療」より、「予防」が主流みたいです。つまりは、「自己管理」ってことでしょうか・・・。
DM治療も同じく、「自己管理」にはじまり、「自己管理」に終わると言っても過言ではありません。
ですが、そのために『必要なモノ』ってあると思いませんか。
必要なモノって、なんだとお考えでしょうか?