3-4月と、怒涛の慌ただしさの中、サクラも終わっていました。
春の嵐のあとは、おだやかな「ひねもすのたり・・・」でしょうか。
そんな春の日、思い出したことです。
何年か前、春だというのに、雪まじりの雨が降った日のことでした。
とある「勉強会」で、某インスリンメーカー日本支社の副社長さまと、お話できる機会がございました。
my 「あっ、おせわになってます、私、御社様のインスリン、使っています。」
副社長さま 「おー、そうですか。ありがとうございます。」
かーなりお偉いお方でしょうが、患者会主催だったこともあってか、とても親しみやすくお話下さいました。
でっ、さらに、図々しくも・・・。
「あのぉー、申し上げてもよろしいでしょうか? 以前、御社様のペンで不具合が生じました時、「お客様コールセンター」に電話しました。そしたら、自動音声案内に切り替わって、『お電話有難うございます。営業時間は、平日午前9時から夕方6時まで。日曜祭日はお休み・・・・』って、アナウンスされました。 えっとぉー、申し上げ辛いのですけど、私には、365日、インスリンのお休みはないんです。」
「ソレは申し訳ございませんでした。いつ頃のことですか?」
「うーん、3-4年前だと思います。」
「(自信満々に) 現在は、365日、24時間体制になっております。」
アレから一度も不具合(その節は、仲良しのお仲間さんたちにメールでヘルプを求め、大変、助かりました。正直、もつべきものは精通しているDMのお仲間さんだと思いました。)はないし、信頼度は一番です。
お偉いさまというより、DM患者の理解者のような気がして、ありがたかったです。
僅かな期間の、さくらは去りましたが、これからも幾千の季節が廻ろうと、インスリンフリーの未来は解かりません。
その未来は近いのでしょうか。
それまで、支えてもらえるインスリンメーカー様にも感謝しています。