自宅に戻り、ありったけの空きボトルやタンクを車に積み、テツさんの実家に向かった。
うろ覚えのテツさんの実家。
なんとかたどり着いた。
初めてテツさんの実家に来た。
ガレージにはテツさんの車と軽トラ。
タンクを積み替えて軽トラに乗った。
やっと会えたテツさん。
車を走らせると、またあの音が…
ぶい・ぶい・ぶい、ぶい・ぶい・ぶい、と規則正しい三拍子。
緊急地震速報だった。
強い揺れがくる!
もう懲り懲りだ。
でも車の中にいたからか揺れは感じない。
川も道路も波うたない。
とりあえず安心した。
ラジオをつけ、山に向かってひたすら走る。
気のせいか交通量がたいぶ少なくなった気がした。
いや、気のせいじゃない。
みんな避難していないんだ。
そう思うと、一気に心細くなる。
でも、隣にはテツさん。
紛れも無いテツさんがいる。
アタシは
死ぬなら今がいい
と思った。
テツさんの隣で死にたい。
最期はテツさんと抱き合って死にたかった。
途中でコンビニに寄り、コーヒーとハイチュウを買った。
ここではATMが生きていて、お金をおろそうかと思ったけど、まだ少しだけ手持ちがあったため、先を急いだ。
道は混んでないけど、何分山奥だから時間がかかった。
途中の街中では、給水場がいくつかあり、全く渋滞してなかった。
どうやら、あまり水には困ってないみたい。
アタシはそこで給水しようと、給水場を見つける度に言うんだけど、なぜかテツさんは山にこだわり、遠くまで車を走らせるのだった。
テツさんはこういうところがあり、わざわざ遠回りするきらぃある。
少し苛立ったけど我慢した。
うろ覚えのテツさんの実家。
なんとかたどり着いた。
初めてテツさんの実家に来た。
ガレージにはテツさんの車と軽トラ。
タンクを積み替えて軽トラに乗った。
やっと会えたテツさん。
車を走らせると、またあの音が…
ぶい・ぶい・ぶい、ぶい・ぶい・ぶい、と規則正しい三拍子。
緊急地震速報だった。
強い揺れがくる!
もう懲り懲りだ。
でも車の中にいたからか揺れは感じない。
川も道路も波うたない。
とりあえず安心した。
ラジオをつけ、山に向かってひたすら走る。
気のせいか交通量がたいぶ少なくなった気がした。
いや、気のせいじゃない。
みんな避難していないんだ。
そう思うと、一気に心細くなる。
でも、隣にはテツさん。
紛れも無いテツさんがいる。
アタシは
死ぬなら今がいい
と思った。
テツさんの隣で死にたい。
最期はテツさんと抱き合って死にたかった。
途中でコンビニに寄り、コーヒーとハイチュウを買った。
ここではATMが生きていて、お金をおろそうかと思ったけど、まだ少しだけ手持ちがあったため、先を急いだ。
道は混んでないけど、何分山奥だから時間がかかった。
途中の街中では、給水場がいくつかあり、全く渋滞してなかった。
どうやら、あまり水には困ってないみたい。
アタシはそこで給水しようと、給水場を見つける度に言うんだけど、なぜかテツさんは山にこだわり、遠くまで車を走らせるのだった。
テツさんはこういうところがあり、わざわざ遠回りするきらぃある。
少し苛立ったけど我慢した。
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