流動のイイ女

妻子もちと別れ⇒いじめで会社を退職⇒脱無職⇒上司と不倫関係⇒約3年の不倫にピリオド⇒復縁、妊娠⇒未婚の母に

劣等感

2009-12-18 | 新しい仕事
寂しさのあまりお酒を飲みながら書いてます。

あれは確か先月または先々月のお話。
アタシとテツさんは土曜の休日出勤は出番を合わせているから、休みのときは二人とも休みなの。
で、その土曜、二人で市外へお出かけした。
テツさんは散歩したり外を楽しむタイプだけど、アタシは買い物などインドアタイプ。
だけどその日テツさんは自ら買い物に付き合ってくれた。
アタシはかなり優柔不断なタイプで、買い物に行って散々お店の中をグルグルしていっぱい試着などしても、結局何も買わないことがほとんど。
しかもテツさんは自分のものをほとんど見ず、アタシにひたすら付き合ってくれる。
きっと退屈なはずなのに。
そんな優しさに胸が苦しくなる。

夕方になり、テツさんの会社の携帯にに電話がきたり多少のトラブルもあったけど、なんとか1日が終わりそうな時、アタシ達はケンタで軽い食事をした。
二人でチキンを食べて、楽しかった。
そして店を後にしようと歩いていくと、ゲームコーナーがあった。
何気なく中に入って歩いていく。
そこには子供向けの乗り物やUFOキャッチャーなど、大の大人が楽しむものではないものばかりで。
手を繋ぎながら歩いてると、テツさんが急に立ち止まり「プリクラ撮ろう・・・?」と言ってきた。
小さな声で、まるで子供が親にお願い事をする時のように。
テツさんとプリクラ・・・二人でじゃれあいながら写真を撮り、シールとして貼ったりしたらどんなに楽しいことだろう。
でも、できなかった。

テツさんにプリクラを撮ろうと言われたのはこれが初めてではない。
テツさんは年甲斐もなくゲーセンによく行き、(多分アタシを喜ばせるため)お菓子などをゲットしてくれたりした。そして、プリクラの機械?を見つけては撮ろうと言ったり、えいっとアタシを中に押し込んだりした。
けど、全部理由をつけて拒否してきた。
ジェニーとテツさんのプリクラをどうしても思い出してしまうから・・・。
テツさんが後ろからジェニーを抱きしめているもの。ジェニーがテツさんの頬にキスをしているもの。二人で座って、キスをしているもの・・・
落書きでは、二人の頭文字のアルファベット、その下にはラビュラビュとハートつきで書いてあった。若い女性のしそうな、本当に可愛いと思えるようなプリクラだった。
だから、アタシには撮れない。
アタシだって元彼とプリクラを撮った時にも、キスプリだってした。けど、テツさんとはできない。ジェニーの真似、二番煎じになってしまうから。
これは、プライド?意地?嫉妬?
本当は撮りたい。テツさんと二人だけのプリクラ。
でも、アタシは今後の人生でもきっとテツさんとプリクラを撮ることは決してないだろうと思うのだった。

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