最初のシャチクルーズの日
午後のクルーズだったので下船後ウトロまで行ってみました
下船したのは15時でまだまだ時間はたっぷりあったし
夕陽がきれいで有名だということなので・・・
ウトロは羅臼と反対側で知床半島の西側です
前記事掲の観光船ルートの地図でいうと半島を挟んで右と左の位置にあります
羅臼からは5月に開通になったばかりの道路を通って
知床峠へ
知床峠はこんなところ⇓
知床八景の1つで
北海道の斜里町ウトロと羅臼町を結ぶ国道334号の峠で全長27km
標高738mのビュースポット
・・とあります
この国道は雪のため11月初旬~4月下旬は通行不能となり
日本一開通期間が短い国道と言われているようです
いいお天気だったので羅臼岳がきれいに見えました
まだ雪があちらこちらに残っていますね
北方領土のプレート
霞んでいましたが国後島がみえました
知床半島は日本列島では一番東に近い場所ですが
訪ねたのは夏至に近い日ですから
なかなか陽が沈みません
日没後にまた知床峠を超えて羅臼に戻るので
夕景になる前にウトロで夕食を済ませなくては・・・
頼みの綱の「道の駅シリエトク」の営業はなんと午後5時まで
そのレストランに至っては ナント午後3時でお終い!!
大型で立派な道の駅なのに・・・
町の飲食店自体も少なく休業が多い曜日とあって
夕食難民と化してしまいそうなところ
やっと営業している店を見つけて入りました^_^;
ちょっと変わっているし他では飲めないからと注文したビール
グリーンでちょっと青汁?色
個人的感想としては私たち夫婦の好みのものではなかったし
食事もイマイチで何となく残念!
やりたいことを優先している行程なので
それは致し方無いですね。。。
でも夕食抜きかコンビニ弁当にならないだけ良かったかも(苦笑)
今回はプユニ岬(実際は少し離れた見晴らし台)からの夕景です
ウトロ温泉方面を眺めると有名なあの巨大なオロンコ岩⇒★ が見えます
冬場なら正面にあるの岩の右側に沈みますので
時季によっては”流氷の海に沈む夕陽”となるのでしょうね
その季節に夕陽自体を見られる日が
どれだけあるかは知りませんけれど^_^;
夏至に近い今回は写真のずーーっと右側です
やっと沈み始めました
水面は静かなさざ波で金粉の蒔絵のように美しく輝いています
最後は水平線に・・・ではなくて
またしても発生した霧なのか薄雲のようなところに隠れてしまいました
が
美しい夕陽でした♪(⋈◍>◡<◍)。✧♡
クマが出ないうちに(?)
いえ^_^;
まだ薄明るさの残っている内に急いで峠を越えて帰らなければ・・・
前日と同じ羅臼の宿に戻ってゆったり温泉に浸かって即就寝でした
翌日は午前中2度目のシャチウォッチングの後には
別海町に移動します
羅臼から別海町への移動途中
エゾリスを撮ろうというので行ってみた中標津町の森林公園
公園内に餌場があってほぼ確実に見られるらしいのですが
(こんなブログがありました⇒★ )
何と改修工事中でガンガンバキバキと超うるさい
リスなんか出てくる訳がありません
何かわからない一面の小花を写しておしまいWWW
何の花でしょうか??
小さいです 右下の白くて丸いのはシロツメクですからね
その後は当初のプラン通り再度の野付半島
先日は途中までしか行ってませんでしたから
華やかなものは何もなくて
よく”この世の果て”のよう・・・と表現されます
お天気もコロコロと目まぐるしく変わります
ここの見どころは↓
ナラワラ・トドワラ⇩
トドワラは岬の先端まで歩いて行かなくてはいけないのですが
トラクターバスなるものがあります(運行は調べてから行かないといけません)
トラクターバス運行しています! - 野付半島ネイチャーセンター
ちょっとかわいいでしょ♪
ちょっと乗ってみたい気がしましたが時間外でしたし
歩いては行く気にならなくて
今回その先端のトドワラまではいきませんでした
ナラワラでも十分”この世の果て”感いっぱいですが
この無表情に似た土地には可愛い動物たちがいて
立派な角のオス
去年のが生え変わっていないのか早くも今年のおニューか・・・
こちらはまだ袋角ですが立派な角のオス軍団
その愛らしい行動についカメラが向きます
動物写真などそう何度も撮ったことがある訳ではありませんけれど
なんだかね・・・
写しているだけでちょっと癒されます♡
時々はきれいな花のところにもいたりして
初夏を感じたりします
先ほどのネイチャーセンタートラクターバスの傍に
キタキツネが3匹じゃれ合っていました
尻尾と胴体半分がまだ冬毛のモフモフが残っていて
可愛いのか汚らしいのか・・・
この子たちエゾシカの群れにちょっかいを出して遊んで?いました
やっとまともに撮れたオジロワシ
飛んでないけど^_^;
こちらはハマナスの花の側にいた子
初めて見たので 蛾か蝶かわからずグーグルレンズに頼ってみた
蛾のエダシャクの仲間らしいです
ユウマダラエダシャクかヒメマダラエダシャクか・・
動物たちをずっと見ていたいけれど何しろ寒い!^_^;
ウトロ側は暖かさを感じるのですが
東側は海流や山の関係でしょうか・・まだ首都圏の冬感覚でした
この日はここ野付半島の海岸沿いの宿に宿泊
ホテルと名は付いていますが地方によくあるお宿
でもここは写真愛好家たちの間では有名らしい
野付半島は変形太陽が見られる場所とのこと
変形太陽とは正体は蜃気楼の一種で
放射冷却で上空より水面近くの空気の温度が低くなって
暖かい空気と冷たい空気の境目で光が屈折し
楕円やハート型、ツボのような形に見えるらしいです
ここの女将さんも自身も素晴らしいいろいろな変形太陽写真を撮っていて
館内にたくさん飾ってありました
これはなんとハート型の日の出の太陽
ビックリですね~~
宿の女将さんが撮影したものです
白い月のように見えるのは私のコンデジのフラッシュが
写真パネルに反射したもので(失礼しました!!💦)
パネルを斜めに写したからハートはもっときれいな形です♡
”明朝は日の出を見に行きますか?”と言われたけれど
この時期の夜明けは3時半ごろ
いいお天気が続いていたので日の出は見られるかもと思いましたが
もう疲れてしまってそんな元気はなかったです
日の出の時間頃に目が覚めて窓の外をみて
霧で覆われているみたいだからダメだったのね・・・と思ったのですが
6時頃にはもうこんなに高く太陽が出ていました
ただ・・日の出なのにモノクロ風。。。
雲っているせいなのか寒いせいなのか
はたまた霧のせいなのか。。。^_^;
部屋の窓は海岸の真ん前にあるのです
そして海岸の向こうに見えている砂洲辺りには
夏に”ゴマフアザラシが”現れる場所だというのです
この宿の隣あたりから期間限定の観光船がでるようです
なんだかまた来てみたくなっちゃいました
つづきます・・・・