ダイビング三日目の続き
南部の瀬戸内町は初めてのポイントですから
たくさん書いちゃいます(笑)
この日のポイントは 嘉鉄・赤崎・灯台下 の3本
嘉鉄の根の美しさは前回書きました
今日最初にあげたいのはこれ!
ユキンコボウシガニ
この子に会いたかったの(*´艸`*)
毛糸の帽子を被ってるみたいでしょ❣
和名は「オガサワラカムリ」といいカイカムリの仲間
「ガサワラカイカムリ」と言いそうになるけどね(苦笑)
”ユキンコボウシガニ”というのは
チャツボボヤを被ったカイカムリの愛称なんですって
カニの大きさは5ミリ~1.5センチとかなり小さく
体の数倍もあるチャツボボヤを被って擬態
でも大きく成長すると
チャツボボヤ以外の物も背負い始めるそうだから
”ユキンコボウシガニ”というのは小さな時の限定なんですね
カリメロみたいなとっても可愛らしいカニ
あっ・・”カリメロ”って死語かしら?
・・もはや知らない人の方が多いわね( ̄▽ ̄;)
日本では2008年に初めて沖縄で見つかったんだそうですよ
奄美大島ではこの南の方でしか見られないんです
ちょっと長くなってしまいましたが
可愛いものは語りたいですから(笑)
ムラサキウミコチョウ
ちょこんと鎮座ましましている姿が可愛いかった
赤い台座と紫色のコントラストがきれいなので
思わずワイドコンバージョンレンズを外して撮っちゃいました
黒いゴマのような点は一応”目”らしいです
マクロも撮りたい欲張りには
コンバージョンレンズを外付けのできるコンデジは便利です(;^_^A
他には
根周りの小魚の群れ
スカシテンジクダイ
名の通り体が透けていて背骨が見えますね
砂地にはダイバー人気のハゼたち
ホタテツノハゼ
これ 珍しいんです
日本で発見されていましたが 2019年にやっと新種に認められたばかりなんですよ!
ヤシャハゼ
どうですか?
夜叉って雰囲気あります?
リュウキュウイソバナには
ホソガラスハゼ
隠れたつもりのシマウミスズメ
イソギンチャクには永遠のフォトジェニックたち
セジロクマノミ
&ハマクマノミ
そして最後に
またまた語りたいお魚が実はここにも!
スミレナガハナダイ
きれいでしょう?!
実はこれ 性転換を始めた個体
(後ろ姿も)
ハナダイは雌性成熟と言って生まれたときはみんなメス
メスたちは『困ったわ!!誰かオスになって!』って感じでオスに性転換するのですが
その途中過程の個体なのです!
オスになった姿はこちら
ダイバーたちに通称”サロンパス”と言われているのですが
ピッタリな愛称でしょう?!
オスの写真はずっ~~と以前に撮ったきりなので
お借りしました(^^;
スミレナガハナダイは24~5mぐらいからの
深いところを好んで住む魚
ここは10数メートルだった
日本一浅いところにいるスミレナガハナダイ?
今回は熱く語り過ぎちゃったかしらん(笑)
潜った日はあと一日ありますので
もう少し続けさせてください