養生薬膳料理研究会

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母からのヘルプコールで精製塩の恐ろしさを知る

2012-10-23 22:02:01 | 東洋医学の考え方

先週の土曜日・日曜日は季節の養生教室の日でした。

その両日にわたり、77歳になる母が

土曜日~月曜日まで2泊3日で山口県に所用で行っておりました。

 

これは土曜日の夜9時に入った母からのヘルプコールの記録です(笑)

 

母「体が煮えるように熱くて、心臓がおかしい。救急車呼んだほうがいいくらい。

どうしたらいいの」

わたし「どの辺が熱いの?」

母「背中と首。お風呂に入ってベッドで寝てたら、どんどん体が熱くなってきて

苦しくて・・・」

 

ポイント:背骨と首筋は膀胱の経絡です。

 

わたし「舌見て。真っ赤になってる?」

母「ううん。いつもと変わらない」

 

ポイント:内臓から熱くなって全身に熱が波及するのであれば

舌は真っ赤になっている可能性が大です。

つまり、内臓からの熱ではない。ということです。

 

わたし「今日一日、何食べたの?」

母「昼は家から持っていったお弁当。夜はホテルで刺身定食を食べた。

ツケ蕎麦がついてた。」

 

このへんから、少々ややこしくなりますが

五臓以上を受講した方、限定になりますが

ザックリ説明しますと、塩は「虚熱」を作ります。

母は70歳overということで、すでに腎陰虚(虚熱)の体質です。

そこに大量の精製塩を入れて、腎を傷めて、背骨と首に熱が上がったと推察しました。

 

いろいろツッコんで聞いてみたら、お漬物や塩おにぎりもついていたようで・・・

 

犯人を「塩」と仮定すれば、塩を抜けば状況は脱することになります。

 

そこで、母に

「豆乳・緑茶・かんきつ類・コーヒーとか手近にある?」

母「麦芽豆乳ならある」

わたし「じゃ、それ飲んで。とりあえず」

と、飲んでもらい

飲みながらの母のセリフは「ちょっと気分が落ち着いてきた」でした。

 

ほぼ仮定=真実とみなしてよいようなので

そのまま自販機→ホテル前のコンビニまで旅に出てもらい

ヨーグルト・トマトジュース・緑茶・みかんを買い込み

がぶがぶ飲んで食べてで、事なきをえ、

こちらの心配をよそに、ぐっすり寝こけて翌日を迎えたとのこと(笑)

 

オシッコを出せばだすほど、楽になるから。とのわたしの言葉どおり

飲みながら食べながらトイレに行き~を繰り返したようです。

脱塩=利尿が一番てっとり早いです。

 

今回、何を言いたかったというと

 

精製塩って怖いねーーーーー!!と

 「祝!初遠隔操作成功」 を訴えたかったのでしたーw

 

<こっそり>

ついでに母は外食恐怖症に陥り(当然ですわね)

月曜日までの残り2日間を、いったい、何を食べたら安全なのかという電話があり

緑茶と蜜柑とビールさえあれば、大丈夫。と伝え

月曜日に帰宅したの母のかばんの荷物の中から、

お茶と蜜柑がごろごろ出てきました(笑)

 

「家が一番。なにより全て安心して食べられる。」とは母の帰宅第一声です。

 

日本の外食産業・・・・いろいろ推察してください。

 

 

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