養生薬膳料理研究会

旧:マクロビオティック薬膳研究会から名称変更しました。
研究会の活動内容やイベント情報などをお知らせします♪

ヨード摂取の是非について

2011-03-27 20:19:36 | 陰陽小噺

とりあえずは私が知っている情報ということで<(_ _*)>

 

まず、ヨード摂取として、

放射線モレ地域でのワカメを初めとする海草類の摂取が推奨される中

そんなもの迷信説があるとかないとか・・・

 

ヨードなどミネラル類は、体内吸収の特徴として

不足分があれば吸収される

というものがあります。

グラフで言うならば、必要量を満たすまでは右肩あがり。ということです。

 

ですが、必要量を満たすと、それ以上、右肩あがりになることはなく

それでもなお摂取し続けると、今度は右肩さがり。という現象がおこります。

 

ミネラルの特徴のひとつは

必要量以上はかえって害になる。です。

 

ビタミンCなどは必要量(50mg/1日)の

10倍~1000倍(治療目的)をサプリで摂っても、健康に差し支えありませんが

ミネラルの場合は、3倍摂るだけで「摂りすぎ危険ゾーン」に入ります。

*(注)ミネラルによって、摂りすぎ危険ゾーンは違います*

 

ヨードも摂り過ぎると、確か、甲状腺機能亢進症を起こすとかなんとか・・・

(じゃっかん、ウロ覚えです。すみません(-人-;))

 

日本という島国育ちで、ヨードが不足している。

ということ自体が、オソロシイほどの日本食離れ=身土不二バランスの異常を示します。

普段からの食養生が問われる事態に直面したワケですが

ヨード供給源として薦められる食材が

昆布(海草の中ではダントツです)・海草・牡蠣です。

 

コレは食品輸出業をされている方から伺いましたが、

日本とアルゼンチンがヨードを諸外国に輸出しているそうです。

特に、ヨーロッパ。とおっしゃっていたかと。

 

コレは、ヨーロッパの土壌にヨードがなく、もともとヨードが不足している体のため

チェルノブイリ原発事故の際に、ヨード摂取が!!と叫ばれたんですって。

 

ですが、日本はヨードにあふれている国なので

ヨウ素に対する防衛策として、あえてヨードを摂取する必要がないのが普通で

にも関わらず、ヨード摂取を薦めていることが、すでにオカシイと。

 

食品産業に携わっている方からこのようなお話を伺うと

日本の食事の異常性をハッキリと感じます。

 

ヨードを必要としているカラダかどうか。

海草摂取でOKなのか。ヨード処方が必要なのか。

お考えの際に、なんらかの情報になれば幸いです。

 

マクロビオティック薬膳研究会

ブログ村ランキングに参加しています。
応援クリックをお願いいたしますヾ(^▽^)ノ
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村


放射線対策に関するメモとして・・・

2011-03-18 18:16:44 | 陰陽小噺

研究会在籍の方々から、お問合せメールをいただきますので

一括としてココにメモします。

 

まずは物理的対策としてですが

マクロビオティックでは有名な話として

長崎原爆の爆心地にほど近いところにあった病院で勤務していた方々が

味噌・ワカメ・玄米・梅干・ヌカ漬けなどなどを食べて

被爆症状が出なかったというものがあります。

そのほか、有名どころ(だと思います)では

チェルノブイリ原発の際にはヨーロッパ中の味噌が品切れ。

というのがあります。

 

では、単純に上記を食べていれば良いのか?と問われたときに

これらの食材がどのような性質を持っているかを考える必要があるかと思います。

*発酵食品・海草=ミネラル・酵素が摂取可能

*繊維質が多い=解毒するための必須条件「便の排出が良い」

*たんぱく質が多い=血や血小板・白血球・細胞などを作るに必須。

などなどをかんがみるとですね。

 

崩壊する細胞よりも増量するものが多ければOKという図式が成立するのかな?と。

 

そしてマクロビオティックの陰陽で考えると

放射能のようにひたすら分裂・崩壊していくものは陰性ですので

陽性(塩気・圧力・長時間調理)の食材を取り入れて

陰性の影響を受けにくくするということもあります。

他、中医学で考えるならば、気を作って、外邪(放射能)の侵入を防ぎ

体内の邪(放射能)を払い去る。ということもあります。

 

あと、放射能モレに関する情報が毎日あふれかえっておりますが

冷静に考える必要があることは

インプットがあればアウトプットがある。ということです。

入ってきたものを全て吸収するわけではありません。

アウトプットで退出願えばよいです。

このアウトプットに有効なのが、ミネラルと酵素だと、とある方から教えていただきました。

 

まずはアウトトップできる体=腸の状態に整える

のが、一番有効なのではないかなと考えています。

 

それと、コレは本日得た情報ですが

テネシー州のオークリッジにある放射線緊急時支援センター/訓練所には

1940年~現在にいたるまでの放射線事故の記録があるそうです。

それによると、骨髄・生殖腺をはじめとする全身に250ミリシーベルトの照射を受けても、

その程度の線量では、臨床症状はでないという報告があるそうです。(「放射線と健康」岩波書店)

ただし、これは短時間に浴びた場合です。

 

このように、一概に素人がどうこう言えることではありませんが

発表された数値にマイナスの感情を沸き立たせられるよりも

アウトプット=無害化にするための知恵や情報を得たいものです。

 

また、モノにはプラスの側面があればマイナスの側面があるように

「放射線は有害」ということばかり取りざたされていますが、

「放射線ホルミシス療法」というのがあり、微弱な放射線は病気を治す力があるとして

世界中で研究が進んでいるとか。

 

楽観的に考えすぎる必要はないとは思いますが

恐怖感やパニックなど、

感じたところで決してプラスにはならないものに支配されないようにするのが

今、私たちがすべき、最低条件のように感じています。

こーゆー感情は、腸に一番ワルイですしね。

 

マクロビオティック薬膳研究会

ブログ村ランキングに参加しています。
応援クリックをお願いいたしますヾ(^▽^)ノ
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

 

 

 

 


国際中医師ライセンスが届きました

2011-03-07 17:38:03 | 季節の養生コース

昨年11月末日に受験した

国際中医師ライセンスが先日届きました。

国際薬膳師のもの(研究会にありますが)とは

えらいことリキの入りよーが違います(笑)

マワリ、金ぴかです(印刷大変だったろーなー)

写真は一枚一枚手張りで。かつ

こんなカンジでエンボス印がバッチリと押されております。

 

中国政府認可の資格なので、携帯用ライセンスまであります。

 

やっと、東洋医学のスタートラインに立てて

これからベンキョしたいこともイッパイありますし

食で体調を管理するために必要な知識ってヤマホドありますね~。

医療制度が破壊したとしても

「アァ、ソウデスカ」と言ってられる人間に・・・

そーゆーものにワタシはなりたい(大笑)

 

症例研究科ができて半年。

研究会をスタートして3年目。

国際薬膳師を目指す方々もチラホラ・・・

今後、研究会がどんな風になっていくのかワタシ自身が一番楽しみです。

 

マクロビオティック薬膳研究会

ブログ村ランキングに参加しています。
応援クリックをお願いいたしますヾ(^▽^)ノ
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村