先週の土曜日・日曜日は季節の養生教室の日でした。
その両日にわたり、77歳になる母が
土曜日~月曜日まで2泊3日で山口県に所用で行っておりました。
これは土曜日の夜9時に入った母からのヘルプコールの記録です(笑)
母「体が煮えるように熱くて、心臓がおかしい。救急車呼んだほうがいいくらい。
どうしたらいいの」
わたし「どの辺が熱いの?」
母「背中と首。お風呂に入ってベッドで寝てたら、どんどん体が熱くなってきて
苦しくて・・・」
ポイント:背骨と首筋は膀胱の経絡です。
わたし「舌見て。真っ赤になってる?」
母「ううん。いつもと変わらない」
ポイント:内臓から熱くなって全身に熱が波及するのであれば
舌は真っ赤になっている可能性が大です。
つまり、内臓からの熱ではない。ということです。
わたし「今日一日、何食べたの?」
母「昼は家から持っていったお弁当。夜はホテルで刺身定食を食べた。
ツケ蕎麦がついてた。」
このへんから、少々ややこしくなりますが
五臓以上を受講した方、限定になりますが
ザックリ説明しますと、塩は「虚熱」を作ります。
母は70歳overということで、すでに腎陰虚(虚熱)の体質です。
そこに大量の精製塩を入れて、腎を傷めて、背骨と首に熱が上がったと推察しました。
いろいろツッコんで聞いてみたら、お漬物や塩おにぎりもついていたようで・・・
犯人を「塩」と仮定すれば、塩を抜けば状況は脱することになります。
そこで、母に
「豆乳・緑茶・かんきつ類・コーヒーとか手近にある?」
母「麦芽豆乳ならある」
わたし「じゃ、それ飲んで。とりあえず」
と、飲んでもらい
飲みながらの母のセリフは「ちょっと気分が落ち着いてきた」でした。
ほぼ仮定=真実とみなしてよいようなので
そのまま自販機→ホテル前のコンビニまで旅に出てもらい
ヨーグルト・トマトジュース・緑茶・みかんを買い込み
がぶがぶ飲んで食べてで、事なきをえ、
こちらの心配をよそに、ぐっすり寝こけて翌日を迎えたとのこと(笑)
オシッコを出せばだすほど、楽になるから。とのわたしの言葉どおり
飲みながら食べながらトイレに行き~を繰り返したようです。
脱塩=利尿が一番てっとり早いです。
今回、何を言いたかったというと
精製塩って怖いねーーーーー!!と
「祝!初遠隔操作成功」 を訴えたかったのでしたーw
<こっそり>
ついでに母は外食恐怖症に陥り(当然ですわね)
月曜日までの残り2日間を、いったい、何を食べたら安全なのかという電話があり
緑茶と蜜柑とビールさえあれば、大丈夫。と伝え
月曜日に帰宅したの母のかばんの荷物の中から、
お茶と蜜柑がごろごろ出てきました(笑)
「家が一番。なにより全て安心して食べられる。」とは母の帰宅第一声です。
日本の外食産業・・・・いろいろ推察してください。
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