養生薬膳料理研究会

旧:マクロビオティック薬膳研究会から名称変更しました。
研究会の活動内容やイベント情報などをお知らせします♪

H26年度春期コースのための体験教室ご案内

2014-02-25 22:01:16 | 体験教室の案内

今年4月からスタートする季節の養生コースの体験教室を

2月20日木曜日と3月1日土曜日に開催をいたします。

<2月12日追記:3月1日は満席となりました。2月20日は残席2です>

 

開催場所は下記となります。

 

 

 

テーマは「胃腸デトックスのための薬膳料理」です。

 

      小豆とはと麦ご飯 梅干葉漬け

 

 

 

干し貝柱・長芋・白菜のスープ

 

 

 

蕪の蓮根ソースグラタン

 

 

 

 

切干大根と芹の和え物

 

 

 

 

銀耳の美肌ブランムース風(植物性コラーゲンの女王さまです)

 

の5品を予定しております。

 

2月からは春のエネルギーとなり、新陳代謝も活性化します。

胃腸に未消化物を残していると、つもりつもって、

肌トラブルや花粉症、喘息、アレルギーなどの不調につながります。

胃~大腸のデトックスを行いましょう。

デトックス方法の基本もお伝えします。

費用は<4000円>です。

時間は両日とも<10:30~13:30>です。

 

お申し込みは随時承っております。

ご希望の方は

・郵便番号 ・ご住所 ・お名前 ・参加日 ・連絡先電話番号&携帯アドレス

natural-line☆yk2.so-net.ne.jp(☆→@に変更してください)

善甫眞由子(ぜんぽまゆこ)までご連絡ください。

体験教室や春期スケジュール、コース内容を記載したパンフレットを郵送いたします。

お支払い方法はゆうちょ銀行 or UFJ銀行へのお振込みとなり

口座番号などはお申し込みの方に個別ご連絡いたします。

パンフレットだけご希望の方も、どうぞお気軽にご連絡くださいませ。

 

 

 


三びきのやぎのがらがらどん やぎ人形3体完成♪

2014-02-22 18:25:25 | ちまの会

ちまの会。は実は、今年の秋にスタートできたらな。

と目論む、特殊イベント系のための準備機関でございまして~

(機関といっても構成員2名ですけどねw)

 

絵本キャラを3D化できますか??

と、研究会ご参加→症例終了までお付き合いくださった

元・モード学園講師をされていた方に打診したところ

「できると思うよ」

 

おまけに、この秋からのイベントごとも「そうゆうのはやってみたかった!」と応じてくださり

<ちまの会>がスタートしたのは、昨年の11月です。

11月~12月の間、

3D化するのに困難を極めていらっしゃる匂いをかぎつけたワタクシは

ここで、逃がしちゃなんねぇ(笑)とばかりに

囲い込み的に素材をネット発注しまくって~

あーんど、自宅にあった、パッチワークはぎれと手染め布(母作です)を

押入れから引っ張り出し、刺繍糸だ、ボタンだ、フエルト60色だー!

と準備しまくりました

 

 

そして、3D化もなんとかなって、ベースの3体ができまして

これに、耳つけて、尻尾つけて、お腹にワタ詰めて縫い合わせて・・・

までをプロが作ってくださったので、出来栄えは

こんな感じで、「誰か褒め称えてくれ!!!」な叫びを上げるほどでした(笑)

 

ちなみに、完全分業制が構成員の間で出来上がっておりまして

土台→プロ 

オプション的な飾りつけと顔作り→あたくし

です。

 

 

一番、工夫がいったのは大ヤギさまの角~~~。

ご存知の方はお分かりかと思いますが

大ヤギはトロルと戦いますので、そんじょそこらの角じゃだめなのよ!と。

ワイヤーに庭木の枝先を仮止めして

布とモヘア糸をぐるぐる巻きつけて、うにうに成形したものを

プロが縫いとめてくださったので

カッコえーこと

ついでに首元がさびしかったので、マフラー編んでみました

 

その他は原毛フエルトのサンプル60色以上くらい?が

研究会にあったので(数年前に原毛フエルトで小物作りをしたときの名残ー)

数色まとめて形整えてボンドでペタペタ。

 

絶対に洗えないシロモノですが(笑)

先日仕上げた、黄色い小鳥のような「手を触れないでください」という

怪しい仕上がりではございません。

 

研究会にいつ頃、飾ろうかなー

 

<こっそり>

大ヤギさまのマフラーをちくちく細編みしているとき

相方さんが

「仮面ライダーみたいにワイヤー入れてたなびかせたら、どう??」と(笑)

ほぼ、ノリのみの思考力あまりなしな状態で作っているので

飾りつけが決まるのも早いですが

テンションあがりすぎて、笑いすぎて、いつも酸欠ですw


症例研究科「生理痛」のための薬膳

2014-02-18 17:22:34 | 症例研究科

東洋医学的「痛み解釈」は

・不通即痛(通じなければ痛む)

・不栄即痛(栄養が足らなければ痛む) 

という2大原則があります。

 

通じずに痛む。というのは「詰まり」があること。

痛みが治まらず、しくしくとずーっと痛い。というのは「栄養不足」です。

 

この痛みの考え方は、肩こりや腰痛などにも応用が利きます。

 

この考え方でいきますと、

たとえば痛みがあるときにマッサージなどに行くとしますね。

 

その場合、詰まりが動けば痛みは緩和されますが、

体外に出て行かなければ、結局「詰まり」が移動しただけ。というオチになります。

もしくは血流がよくなって、栄養不足の組織に血がまわり、栄養をもらい、痛みがなくなる。

 

でも血不足が解消されたワケではないので

→翌日になったら、また痛みがぶりかえしての当座しのぎ。

 

というですね、なかなか本質的な解消は難しいものなのかも~。

と、思うしだいです。

食と運動と気晴らし(まさにエネルギーと心がスカっ晴れのごとく)が重要だろうという

結論に至っております。

 

そんな生理痛のための薬膳料理は

 

 

詰まり取りプラス気血作りの「当帰の薬膳カレースープ 五平餅入り」

 

外食対策(血汚れ)の油取り料理

大根と木耳の紅花酢味噌あえ

 

血を作る人参をたっぷり使用した

人参と青梗菜の蜜柑マリネ

 

血作りのためのデザート

ヨモギ羽二重餅の黒胡麻よごし

(黒胡麻を食べるためのメニューとはいえ

ヨモギのかけらも見えません(笑))

 

でした。


五臓の養生「肝」の薬膳料理

2014-02-13 16:22:15 | 五臓の養生コース

東洋医学で考える「肝」は、西洋医学でいうところの

自律神経・交感神経系になります。

そのため全身の健康(調節)に関わるため、

不調をおこせば精神から全身に影響が及びます。

 

肝の健康は「血」と「めぐり」。というのが東洋医学の考え方です。

確かに、神経系は、電気信号をシナプス間で送るために液体が必要ですし

電気信号はめぐりですからね。

と、考えるのも面白しw

 

「血」と「めぐり」をコンセプトにしたのが養生食となりまして

 

豆腐とほうれん草の当帰紅花スープ

 

イカとセロリの養血カレー

黒豆と黒胡麻のお焼き

人参のバルサミコマリネ

アーモンド、玉ねぎ、セロリご飯

を作りました。

 

昨年11月開催分を今頃になってアップするワタシ・・・


五臓の養生「脾」の薬膳料理

2014-02-12 17:24:01 | 五臓の養生コース

昨年9月より新メニューで開催しております

「脾」の薬膳料理は

はと麦粥 きのこ餡

里芋と白菜のポタージュ

アラメとかぶらとコリアンダー白和え

干し海老のピリ辛

です。

 

ポタージュはなぜかコンソメの味がしますが(笑)

なんの複合効果なのかがサッパリわかりませんw

(出汁は一切不使用です。水のみ。)

 

研究会を始めたころは、正食協会での講師業終了後8ヶ月だったため

(またお越しくださってた皆様もお二人以外、

全員が協会で担当させていただいてたこともあり)

かなり、マクロビオティックより・・・つまるところは

「陽性」を意識して作っていましたが

 

もう6年以上が経過すると、陽性うんぬんではなく

いかに消化を行うか。そして気血をめぐらすか。のほうに

完全に考え方がシフトされました。

あ、それでも「陽性」の重要性はちゃんと脳みそ内に保存されてますヨ。

「ただ、陽性にすればいい。」という発想が消去されました。

 

そのため、今回は胃粘膜を保護するポタージュや胃熱をとる白和え以外に

「ピリ辛」をメニューに組み入れました。

その刺激性により、かなりな消化促進剤プラス気血循環剤ではあります。

 

が~~~、普段から刺激系(マクロビオティックでいう陰性)を控えている

もしくは気血が不足している方にとっては体質にあわなかったようで

教室終了後のメールに、頭がふらふら。というご報告をいただきました。

 

ある程度、いろんな体質の方用に料理の振り分けは行っていますが

誰しもが体調の良くなる料理を作るのは難しいですね。

と、つくづく思います。