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まかろんのお茶会

日々の小さなことを詩モドキにしてます。
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新作 : 「乱櫻鬼譚 ~ カミ咲けるヒト」その15

2014-03-28 21:18:31 | 「乱櫻鬼譚~」 2014桜
ども、お今晩は~。
皆さま今週はいかがお過ごしでしたか。

本作品、ジツはまだ書き終わってないのですが、
創作って孤独なものだなー、と最近思ったりします。

いや、独りで寂しい、とかそーゆー意味じゃなくてですね。

どんなに人が助けてくれても、アドバイスとかくれても、最後は独り、というか
「何が自分の作品にとって最も適切なのか」は自分にしか分からないし、
見出せるのは自分しかいない、んだなぁ、って思うのです。

これ、創作に限らず、スポーツとか他の分野でもそうですよね。

というわけで、裡にあるはずのまかろんの「書きたいこと」、
早く外に出て!お願い!!

さ、続きでーす。


2014年3月21日~ブログ直接投稿 「乱櫻鬼譚 ~ カミ咲けるヒト」その15

  他人を踏みつけたって 構わない
  ごうごうと 幾千幾万の声が合唱した
  やらなきゃやられる 周りは敵だ
  利用しろ ぶっつぶせ
  俺の私の 場所を空けろ守らなきゃ

<つづき>

怒号が 暗い炎を上げていた
桜はその中で 誇らしげに枝を伸ばし
炎から飛ぶ火の粉を 一輪
また一輪と 花と変えて
つややかに その身を装っていた

黒い太陽のような 火の桜に
蛇は するすると近づいていた
その白い背中は 黒い炎の前で
あまりにも小さく 頼りなく見えた
ナヲキさんは 首に手をやった

冷たく 決して感じは良くなかったけど
離れた今 妙に首が寒かった
大事な何かが 転がり落ちて
今それが 永久に喪われていく
そんな気がした

ナオキさんは 頭を振った
俺には関係ない と目をつぶって思った
俺は ただのパティシエで
俺の使命は ケーキを作ることで
俺はきちんと 役目を果たしてる

俺は・・・ とナヲキさんは
店に向かって 駆けだした
俺は 俺の仕事を果たさなきゃ
もう振り返らなかった 背後の気配にも
雪が ちらちら舞いだした

ナヲキさんは 厨房に飛び込んだ
もう来ていた 他の人たちが驚いて
異様な顔つきの ナヲキさんを見た
けど ナヲキさんは構ってられなかった
何かせずには いられなかった

<つづく>

人気ブログランキング ※本作品の内容・名称は全て個人の創作・フィクションであり、 実在の個人・法人・企業等とは、全く一切関係ありません。

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