まかろんのお茶会

日々の小さなことを詩モドキにしてます。
皆さまのお茶菓子代わりに楽しんでもらえたら嬉しいです。

「桜舞うとき」 (# 22)

2011-04-09 21:31:19 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
今晩は!
週末ですね。お花見時ですね。
皆さまはどこかに行かれましたか?

先日予告しました通り、
まかろんのお茶会、こそーりと臨時開店です。

そしてもちろん、新作です。

すみません。

まあ、桜の時期には名所などでは屋台なんかが出揃って、
にわか祭り状態になるわけですから、
そんな感じだと大目に見てやって下さい。

多分・・・明日も出店します。

皆さまも、楽しい週末をお過ごし下さいね。


2011年4月9日 ブログ直接投稿 「桜舞うとき」

傾き始めた陽の光
桜きらきら 舞い落ちる
行き交う人々 老いも若きも
皆 幸せそうに
ピンクの花びら その身に受ける

桜ひらひら 舞い落ちる
盛りを迎えた桜の花は
散っても散っても
かげりも見せず
なお あでやかに咲き誇る

華咲き匂う 輝きの刻

満開の桜からこぼれる花びらは
ゆらめき きらめき 散ってゆく
尽きることなく見える花は
一ひらごとに色を失い
風吹くままに 消えてゆく

満開の桜からこぼれる花びらは
ゆらめき きらめき 散ってゆく
永久(とわ)に思えるその輝きは
夕陽に向かう日差しの中で
ぼやけて にじんで 消えてゆく

桜きらきら 舞い落ちる
桜ひらひら 夢の中

春色にじむ午後の空は
今が限りの桜の花と
今を行き交う人々に
優しい祝福を投げかけていた



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