つづきです。
2014年5月1日~ブログ直接投稿 「砂漠に咲く花」12
中は まるでジャングルだった
湿った落ち葉の床に ツタが這う柱
壁のない コーヒーショップが
人工光の森の中 妙にくっきりとしてた
俺は花たちと エレベーターに向かった
<つづき>
社員証をかざして オフィスに入る
まだ入れたことに 少しびっくりした
他の花たちは 誰も近寄ってこない
単に 俺に気づいていないのか
関わりを避けてるのかは 分からない
携帯電話は 机の上にあった
上司が飛んできて 何かを言った
俺は一応の弁解を口にして・・・
上司はぴたっと 動きを止めた
何だ?と思ったとき 携帯が鳴った
どうしようかと 思ったが
取引先のコールが 画面に見えた
とりあえず 電話に出ることにした
名前を言って用件を促す
相手はしばらく黙って 何事か言った
俺は 電話を握りしめた
・・・聴きとれない
電話越しの声も 草の音になっていた
俺は切り裂かれるような 絶望感に
周りをぐるっと 見回した
上司は黙って 俺の前に立っていた
何故か 周りの同僚たちも
一斉に黙って 俺の方を向いていた
その石のような静けさは 徐々に徐々に
オフィス全体に 広がっていった
相手はまだ 何かを言っていた
俺は携帯を 上司に押し付けた
足早に オフィスから逃げ出す
どこかに行きたい でもどこへ?
俺は 俺はどうなってしまうんだ
<つづく>

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※変更:2016年1月9日
単に 俺に気づいてないのか→ 単に 俺に気づいていないのか
上司は黙って 俺の前に立ってた→ ~ 俺の前に立っていた
一斉に黙って 俺の方を向いてた→ ~ 俺の方を向いていた
2014年5月1日~ブログ直接投稿 「砂漠に咲く花」12
中は まるでジャングルだった
湿った落ち葉の床に ツタが這う柱
壁のない コーヒーショップが
人工光の森の中 妙にくっきりとしてた
俺は花たちと エレベーターに向かった
<つづき>
社員証をかざして オフィスに入る
まだ入れたことに 少しびっくりした
他の花たちは 誰も近寄ってこない
単に 俺に気づいていないのか
関わりを避けてるのかは 分からない
携帯電話は 机の上にあった
上司が飛んできて 何かを言った
俺は一応の弁解を口にして・・・
上司はぴたっと 動きを止めた
何だ?と思ったとき 携帯が鳴った
どうしようかと 思ったが
取引先のコールが 画面に見えた
とりあえず 電話に出ることにした
名前を言って用件を促す
相手はしばらく黙って 何事か言った
俺は 電話を握りしめた
・・・聴きとれない
電話越しの声も 草の音になっていた
俺は切り裂かれるような 絶望感に
周りをぐるっと 見回した
上司は黙って 俺の前に立っていた
何故か 周りの同僚たちも
一斉に黙って 俺の方を向いていた
その石のような静けさは 徐々に徐々に
オフィス全体に 広がっていった
相手はまだ 何かを言っていた
俺は携帯を 上司に押し付けた
足早に オフィスから逃げ出す
どこかに行きたい でもどこへ?
俺は 俺はどうなってしまうんだ
<つづく>

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単に 俺に気づいてないのか→ 単に 俺に気づいていないのか
上司は黙って 俺の前に立ってた→ ~ 俺の前に立っていた
一斉に黙って 俺の方を向いてた→ ~ 俺の方を向いていた