まかろんのお茶会

日々の小さなことを詩モドキにしてます。
皆さまのお茶菓子代わりに楽しんでもらえたら嬉しいです。

「桜の季節」 (# 136)

2012-04-16 20:48:39 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
ども、お今晩は~。

桜の時期も終わりかけてますねぇ。
まだまだ寒い日が続いてますが、いかがお過ごしでしょうか。


四季折々、さまざまな花が街を彩ります。

それぞれの花には決まった時期があり、どの花も移ろいゆくのですが、
桜の花は移り変わりがひときわ激しい花ですね。

また、日本人にとっては学校や会社の新しい年度始めと時期が重なるので、
折々の自分の歴史が重なって見えることでしょう。

それだけに、その花の中に時が凝縮されているかのように見えるかと思うのですが、
皆さまはいかがですか。


輝く光をあなたの中に見出せますように。
心の目を春の息吹で洗い流せますように。


2012年4月16日ブログ直接投稿 「桜の季節」

桜の花が こぼれ咲き
街の心をやさしく洗う
冬をしのぐ 心を映して
固く冴えてた青空は
桜の色に ほころんで
柔らかな色を街に広げる

新しい季節がやってきた
何もかもをぬぐい去る桜
また新たな時を始めよと
道行く人に色差しかける

新しい季節がやってきた
広がる花の天蓋の下
ずっと昔の新入生も
ぴかぴかの心 取り戻す

桜の花は ふんわり広がり
柔らかな空 微笑み返す
はらはら舞い散る 花びらは
道行く人に降りかかり
新たな時の祝福で
街と人とを やさしく洗う

洗われた街 洗われた人
洗われた空 洗われた刻
今この瞬間 溢れだす
やさしく広がる 桜の花


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コメント (2)
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