コミケです。
ヤバいです、一行も書けてない・・・
時間もないし、それに仕事とかイベントとかで外部に気を使わないといけないと、
多少時間に空きがあっても、簡単に内部世界にアクセスできないんですね。
こういう状況になって分かりました。
そこをコントロールできるようになったら、また一つ、
世界の神秘を開くことになるとは思うのですが・・・
とにかく、続きでーす。
2014年6月10日~ブログ直接投稿 「妖精の結婚式」 その141
褐色の姿は 吹き上がる高熱の光の中
恐れ気もなく わずかに浮いて立っていた
その深い目は 草地の者たちを薙いだ
草地の者たちは 言い知れぬ喜びに震え
次々に地に降り 頭を垂れた
<つづき>
深い目は 立ったままの黒髪の妖精を見て
ほんの少し眉を上げ 興ありげな顔をした
久しいな朋友よ と深い声が言った
そなたから 我らが縁を呼ぶとは・・
最後に逢うたは さて千年ぶりか?
お前を呼んだんじゃねぇ
と妖精は 顔をしかめた
ふむやはりそうか と褐色の姿は
驚いた様子もなく言い 黒焦げの肉塊を見た
その人間の娘に関わることだな?
妖精は目元を少し赤らめ 目を反らした
可笑しなものよの と褐色の姿は言った
我らの中で 最も人間世界と縁なき者が
最も 人間と関わろうとするとは
ちらりと 鮮やかな光が目の奥に閃いた
この前は・・三百年ほど前だったか・・?
う・・うるせぇっ と妖精はわめいた
おめーこそ 何しに来やがった!
今まで 路をつないだからって
来たことねーじゃねーか! 儀式はどうした!
我は王ぞ むろん務めは忘れぬ
と人程に大きい褐色の偉丈夫は 重々しく言った
それもこれも全て 我が民のため
集った妖精たちから ほうっと声がもれた
ぱちりぱちりと 彼らの身体に光が弾けた
褐色の姿の陰鬱な目は 少し和らいだ
そなたらの喜びは 我が喜び・・
褐色の姿は 独りごとのようにつぶやいた
そして今 更なる一つの喜びを得る
褐色の姿は 桃色の妖精に手を差し出した
<つづく>
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ヤバいです、一行も書けてない・・・
時間もないし、それに仕事とかイベントとかで外部に気を使わないといけないと、
多少時間に空きがあっても、簡単に内部世界にアクセスできないんですね。
こういう状況になって分かりました。
そこをコントロールできるようになったら、また一つ、
世界の神秘を開くことになるとは思うのですが・・・
とにかく、続きでーす。
2014年6月10日~ブログ直接投稿 「妖精の結婚式」 その141
褐色の姿は 吹き上がる高熱の光の中
恐れ気もなく わずかに浮いて立っていた
その深い目は 草地の者たちを薙いだ
草地の者たちは 言い知れぬ喜びに震え
次々に地に降り 頭を垂れた
<つづき>
深い目は 立ったままの黒髪の妖精を見て
ほんの少し眉を上げ 興ありげな顔をした
久しいな朋友よ と深い声が言った
そなたから 我らが縁を呼ぶとは・・
最後に逢うたは さて千年ぶりか?
お前を呼んだんじゃねぇ
と妖精は 顔をしかめた
ふむやはりそうか と褐色の姿は
驚いた様子もなく言い 黒焦げの肉塊を見た
その人間の娘に関わることだな?
妖精は目元を少し赤らめ 目を反らした
可笑しなものよの と褐色の姿は言った
我らの中で 最も人間世界と縁なき者が
最も 人間と関わろうとするとは
ちらりと 鮮やかな光が目の奥に閃いた
この前は・・三百年ほど前だったか・・?
う・・うるせぇっ と妖精はわめいた
おめーこそ 何しに来やがった!
今まで 路をつないだからって
来たことねーじゃねーか! 儀式はどうした!
我は王ぞ むろん務めは忘れぬ
と人程に大きい褐色の偉丈夫は 重々しく言った
それもこれも全て 我が民のため
集った妖精たちから ほうっと声がもれた
ぱちりぱちりと 彼らの身体に光が弾けた
褐色の姿の陰鬱な目は 少し和らいだ
そなたらの喜びは 我が喜び・・
褐色の姿は 独りごとのようにつぶやいた
そして今 更なる一つの喜びを得る
褐色の姿は 桃色の妖精に手を差し出した
<つづく>
