2025年8月8日
松阪市中町
伊勢からだいぶ戻るのだけれど、以前から食べてみたかった日本三大牛肉の松阪牛すき焼き。寿き焼コースは松、竹、梅で松阪牛の部位が違う。松は特選肩ロース、竹は肩ロース、梅はサーロン。コースには和田金の三種盛、かはり炙り焼・和田金肉すましなどつくが、ノンアルコールビールとぺリエなので寿き焼単品でご飯と香の物で竹の肩ロース1人前13500円をチョイス。牛肉はすべて自社で飼育しているので脂はさっぱり。真夏にもかかわらず個室には仲居さんが専任でサービスしていただき、菊炭の火起こしから寿き焼の世話全般をしてくださいましたよ。明治頃、すき焼きは味噌で味付けだったのを和田金の初代が伊勢のたまりが合うのではで今の形に。まず、牛肉を牛脂で焼いて砂糖、たまりは直接。少しの昆布出しを入れて焼いたものを溶いた卵の中に入れてくれる。柔らかくておいしい。後は野菜、香りがあるうちにと三つ葉、肉厚の椎茸、和田金の焼印入りの麩、白舞茸、人参、青葱、玉葱、木綿と絹の間の特製豆腐。再度、牛肉が提供されて、最後まで鍋の中にあったのは淡路産の玉葱で鍋の汁を吸って甘く柔らかく。ご飯をついお代わるするおいしさでしたよ。たまり醤油なのに濃い味でもなく、最後に残った卵で卵かけご飯もいいかも。車が駐車場を出るまでお見送りの流石老舗。
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