
ここは三十三間堂です。見どころは、長大な堂内をびっしりと埋め尽くすようにして立つ千手観音像です。堂内は写真厳禁のため、写真でご紹介できないのが残念ですが、JRのポスターが貼ってあったのでそちらをごらんください。本像の千手観音坐像(国宝)を中心に、左右に10段50列で500体ずつ千手観音立像が整然と並んでいる様は圧巻です。この1001体の観音像、正しくは「十一面千手千眼観世音菩薩」といい、頭上には11のお顔をつけ、両脇には40本の手を持ち、1本の手が25種類の世界で救いの働きをし、40を25倍して「千手」を表しています。千一体の観音像は、仰いだ角度のままひとりでに一つのこらず拝めるように安置されており、その中には、会いたいと願う人の顔が必ずあると伝えられています。仏像群をじっくりと眺めていると、しばし、時の流れを忘れ、ぼーっとしてしまいました。国宝の風神・雷神も圧倒的な存在感でした。

こちらは平安神宮です。平安神宮のご社殿は、桓武天皇が開かれた当時の平安京の正庁、朝堂院が8分の5の規模で再現されています。大極殿(だいごくでん・外拝殿)・応天門(おうてんもん・神門)・蒼龍楼(そうりゅうろう)・白虎楼(びゃっころう)・歩廊・龍尾壇(りゅうびだん)などは明治28年(西暦1895年)のご創建当時に造営されたものです。とてもきれいな建築物で、訪れる人を圧倒させます。京都人はこちらで結婚式をあげるのが夢だそうです。
詳しくはこちら・・・平安神宮
京都日記、まだまだ続きます!
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