鴨が行く ver.BLOG

鴨と師匠(ベルツノガエル似)と志ん鳥のヲタク全開趣味まみれな日々

映画「BLAME!」観に行ってきました

2017年05月27日 16時46分56秒 | ゲーム・コミック・SF
いやー、悩んだんですけどね。大好きなコミックが映画化されると、だいたい「コレジャナイ感」がどうしても拭えないじゃないですか。
この映画の原作はホントに大好きな作品なので、イメージと違ってたらどうしようと悩んだんですけど、スゴく評判が良いようなので思い切って新宿ピカデリーまで観に行ってきました。

「BLAME!」映画版 公式サイト

あの原作の世界観を100%表現することは、どだい期待していません。ポリゴン・ピクチュアズが手がけた作品ということで、今現在の最新技術を駆使したアニメーションを堪能できれば十分だろうと思って観てきました。
そしたらまぁいやいやなかなか、巧くまとめましたね!「電基猟師」たちが出てくるから原作で言えば東亜重工編あたりの話なのかなと思いきや、ストーリーは完全オリジナルです。あの「人間を排除しつつ無限に増殖する都市」という世界観をベースに、霧亥・シボ・電基猟師・サナカンを巧いこと配置して、原作を読んだことのある人にとっては「BLAME!だな」と思えるような話に、かつ原作を読んだことの無い人にもそれなりにひとつのまとまった話として、すっきりとプレゼンテーションしていると思います。原作ファンの鴨としても、「ほー、ここをこう持ってきたか!」と楽しく鑑賞できました。シボの登場シーンはやっぱりあの姿ですし、あの名台詞「助けにきたわよ、霧亥」「大きな娘さんだなぁ」もちゃんと登場しますのでお聞き逃し無く。

ストーリーだけでなく、映像の完成度もさすがのポリゴン・ピクチュアズで、戦闘シーンのスピード感と奥行きはかなりの見応え。音響効果も凝っています。ドルビー・アトモスで観られる映画館だともっと良かったんだろうなー(^_^;
とはいえ、やっぱり気になる点もあってですね、

サナカンが可愛過ぎるもっと無機質で取りつく島も無いキャラにして欲しかったヽ( ´ー`)ノ

とか

生電社の「頭取」にも出て欲しかったないや、絵的にはアレなんですけど弐瓶勉らしくていいじゃんヽ( ´ー`)ノ

とか

霧亥、しゃべるの遅過ぎだろ

とか、いろいろ突っ込みどころはあるわけですがヽ( ´ー`)ノ原作ファンも、観て損は無いと思いますよ!
因みに、観客に意外と若い女性が多かったのには驚き!SF好き・アニメ好きな彼氏のお付き合いで来てるんでしょうか?予備知識無しにいきなり見せられるにはかなりハードル高い映画だと思うんですが・・・彼氏ももうちょっと考えようよ・・・(^_^;帰り際に、彼女に一生懸命説明してる男の子がいたなー。頑張れよー(笑)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 広島に行ってきました | トップ | 最近読んだSF 2017/5/29 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ゲーム・コミック・SF」カテゴリの最新記事