新しいことを始める。
新しいことを取り入れる。
それが良いことだとしても、学校という場所では
とてもエネルギーが必要。
指導要領との整合性、効果があるという裏づけ、前例…
確かにそうなのだろうなぁー。理解できます。
でも…
と、モヤモヤを感じる出来事を考えすぎて
よく眠れなかったのでした。
服飾の世界では、新しいことを見つける、
取り入れることを常に求められます。
でもそれらの新しいこととは、もともとあったもので
あることが多いです。
使い方や組み合わせなど、見方を変えたときに
それが"新しい"になるのです。
だから、こうでなければならないということはあまりない気が。
ベーシックなデザインのブランドも毎年
素材や形を少しずつ変えて時代にフィットさせています。
そうした目に見える部分は常に新しさを求めているけれど
もっと本質的なところ、ブランドコンセプトみたいなところに
こだわりをもち貫く姿勢があると思います。
ファッションデザイナー、菊池武夫さんが"こだわり"に
ついてこんなことを言われている。
こだわる、とは本来、
ちょっとしたことにとらわれる、という意味。
だから、いろんな意味で、
こだわりすぎるっていうのも実は良くない。
発想が小さくまとまってしまうから。
もっと広がりを持って、
いろんなことをとらえることが大切だと思う。
学校は…
学校にフィットしない自分を感じるこの頃
モヤモヤが続きそうです。