春分の日が過ぎ、桜も開花、本格的な春が近づいている今日この頃です。日も長くなり、日差しも優しく柔らかくなってきました。風も香りも確実に変わってきています。見上げれば街路樹は芽を膨らませて美しい花を咲かせる準備に余念がなさそうです。デパートには春らしい軽やかな洋服が並べられ、化粧品売場やアクセサリー売場では春の新色・新デザイン紹介、全館に装いも新たにスタートの雰囲気が漂っています。
先日会社帰りにふらふらしていたら、偶然エスティーローダーのポイントメイク講座に出くわした。たくさんのメイクアップアーティストが女性達にメイクを施していて華やかだった。かなりな盛況だったが、今ならすぐご案内できますと勧められて私も受けてみることにした。実は以前見かけた時は迷って通り過ぎ、少々気にはなっていたのだ。普段自分が選ばないようなアイシャドウをつけてもらい、びっくり。プロがやるとこれほど表情が変わるものか、、、、気分はすっかり春、その後どこかに出かけたい気分になった。(残念ながら家に直行)やはり何事も手間隙かけると美しくなるものなのだと実感しつつ、翌日からは通常メイクに戻ってしまった。
実は私はあまり化粧品に興味がなかった。もちろん、大学生になってお化粧もし始めたがいい加減なもので、ファンデーションに口紅くらいなさっぱりとしたもの。マスカラやアイライナー、アイシャドウ、頬紅といったものをつけたのは社会人になって随分経った頃、地元のデパートのコーセーが催したメイクアップ講座が初めてだった。以来、化粧品を見るのが楽しくなった。並べられたカラーを見るだけでウキウキするし、見るだけと実際つけてみるのとでは随分違ったりして、その意外性にもワクワクする。新しい色を試すと新しい発見があるのだ。
化粧品以上に香水は私には無縁のものだった。時々ふわっと香る友人の甘い香りは女性らしいな、でもつけないのもナチュラルでいいな位に思っていた。カルバンクラインのエタニティが流行った頃、憧れの先輩がつけていて、つい買ってしまったのだが、それも結局つけず部屋に飾っておいたら掃除の時に割ってしまった。縁がないのだな、と思っていた。
ところが、好きになってしまったのである。きっかけは、ほんの数年前、何気なくデパートの香水売場で見ていてもらったサンプルだった。ランバンの“エクラドゥ アルページュ”。その頃新発売だった。折角もらったので、手首にシュッと一噴きしてみた。ふわっと甘い香りがした。嫌いじゃないな、と思った。
翌日、出社前に首筋につけて出かけた。風が吹いたり、振り向いたりする度、ふわっといい香りがする。なんともいい気分になり、同時に優しく、リラックスしている自分に気づいた。サンプルはあっという間に減っていった。そして週末、ついに買ってしまった。丸い小瓶の中に藤色の液体。香りもさることながら、またこの瓶が上品で美しくて眺めていると微笑んでしまうのだ。
以来、私の香水好きが始まる。そんなに多くはないが部屋にはきれいな色の香水瓶が並び、見るだけでもきれいだな~と幸せな気分になる。そして、朝、身支度した後、シュッと一噴きしてから出かけるのが日課となった。今日の気分はこの香り、今日の洋服にはこの香り、という風に。洋服と同じで香りを上手にまといたいと思う。
香(アロマ)には癒しの効果がある。茶室でも香をたくとほっとする。アロマキャンドルやアロマエステなども大人気だ。今までは香を必要としないほど私は健康だったのか、それとも余裕がなかったのか。
デパートの香水売り場、本当に色々あって楽しい。でも、香りが好きでも、瓶が好きでなかったりということもあって、その度に私は真剣に悩むのである、買おうか買うまいか。くだらないかもしれないが、この小さな悩みがまた幸せだったりする。
もうすぐ四月、明るい色のメイクと華やかな香りで気分も新たに歩き出してみよう。新年度の実感もなく過ごしていた私は春の夜風に吹かれてふとそんなことを思ったのだった。
先日会社帰りにふらふらしていたら、偶然エスティーローダーのポイントメイク講座に出くわした。たくさんのメイクアップアーティストが女性達にメイクを施していて華やかだった。かなりな盛況だったが、今ならすぐご案内できますと勧められて私も受けてみることにした。実は以前見かけた時は迷って通り過ぎ、少々気にはなっていたのだ。普段自分が選ばないようなアイシャドウをつけてもらい、びっくり。プロがやるとこれほど表情が変わるものか、、、、気分はすっかり春、その後どこかに出かけたい気分になった。(残念ながら家に直行)やはり何事も手間隙かけると美しくなるものなのだと実感しつつ、翌日からは通常メイクに戻ってしまった。
実は私はあまり化粧品に興味がなかった。もちろん、大学生になってお化粧もし始めたがいい加減なもので、ファンデーションに口紅くらいなさっぱりとしたもの。マスカラやアイライナー、アイシャドウ、頬紅といったものをつけたのは社会人になって随分経った頃、地元のデパートのコーセーが催したメイクアップ講座が初めてだった。以来、化粧品を見るのが楽しくなった。並べられたカラーを見るだけでウキウキするし、見るだけと実際つけてみるのとでは随分違ったりして、その意外性にもワクワクする。新しい色を試すと新しい発見があるのだ。
化粧品以上に香水は私には無縁のものだった。時々ふわっと香る友人の甘い香りは女性らしいな、でもつけないのもナチュラルでいいな位に思っていた。カルバンクラインのエタニティが流行った頃、憧れの先輩がつけていて、つい買ってしまったのだが、それも結局つけず部屋に飾っておいたら掃除の時に割ってしまった。縁がないのだな、と思っていた。
ところが、好きになってしまったのである。きっかけは、ほんの数年前、何気なくデパートの香水売場で見ていてもらったサンプルだった。ランバンの“エクラドゥ アルページュ”。その頃新発売だった。折角もらったので、手首にシュッと一噴きしてみた。ふわっと甘い香りがした。嫌いじゃないな、と思った。
翌日、出社前に首筋につけて出かけた。風が吹いたり、振り向いたりする度、ふわっといい香りがする。なんともいい気分になり、同時に優しく、リラックスしている自分に気づいた。サンプルはあっという間に減っていった。そして週末、ついに買ってしまった。丸い小瓶の中に藤色の液体。香りもさることながら、またこの瓶が上品で美しくて眺めていると微笑んでしまうのだ。
以来、私の香水好きが始まる。そんなに多くはないが部屋にはきれいな色の香水瓶が並び、見るだけでもきれいだな~と幸せな気分になる。そして、朝、身支度した後、シュッと一噴きしてから出かけるのが日課となった。今日の気分はこの香り、今日の洋服にはこの香り、という風に。洋服と同じで香りを上手にまといたいと思う。
香(アロマ)には癒しの効果がある。茶室でも香をたくとほっとする。アロマキャンドルやアロマエステなども大人気だ。今までは香を必要としないほど私は健康だったのか、それとも余裕がなかったのか。
デパートの香水売り場、本当に色々あって楽しい。でも、香りが好きでも、瓶が好きでなかったりということもあって、その度に私は真剣に悩むのである、買おうか買うまいか。くだらないかもしれないが、この小さな悩みがまた幸せだったりする。
もうすぐ四月、明るい色のメイクと華やかな香りで気分も新たに歩き出してみよう。新年度の実感もなく過ごしていた私は春の夜風に吹かれてふとそんなことを思ったのだった。
あーよかった。たまごさんは女性だわ。。と再確認。女性だろうなーとは思っていましたが、あまりにも理知的で理論的な文章を読むにつけ、もしや男性かも。。と思っていたのです。いや男性でもいいのですけどね。。
お化粧は楽しいですよね。わたしも休日はほとんどノーメイクですが、仕事のときは下地から時間をかけてフルメイクです。
フルメイクをするのは、わたしの中では武装というイメージです。(ヘンかしら?)
またいろいろなお話を聞かせてくださいね。
いいなあ。
偶然はおもしろいねえ。
私はまだこれ、という香水には出会っていないのであります。
まあしかし機がめぐってくれば出会うことでありましょう。と大きく構えております。
ところで香りはよくても瓶のデザインがよくないと悩む、のはとてもよくわかるよ。
お化粧は武装、確かにそうですね。素の自分では外には出られません!!
香りはよくても瓶のデザインがいまいちってわかってもらえてうれしい。
スジャータさんに間違えられて光栄ですけれども。
男性かもしれないと思っただなんて言ったから、もしかしてご立腹?
「化粧は武装」を肯定していただいてありがとうございます。
いつも牛乳石鹸 箱から出して あの薄紙のまま 引き出しに入れておいたものだ
大きくなって 笑い話の一つで 小学校の担任であった女の先生に お宅のお子さん いつも 洗い立てのお洋服着せていらっしゃる と言われたと・・・
田舎の農家ばっかりの小学校 洟垂れ 何だかこびりついた上着 ナンテ当たり前 一張羅は 入学式の時だけ 先生は 不思議であったろう
お蔭で 匂いには敏感になった
ムスクの匂いがメッチャ好きで 通りすがりの女性がつけてると 思わずふらふら ついて行きたい衝動が・・・ アブナイ
在る業躰先生から 松栄堂は酸化炎で 鳩居堂は 還元炎で 焚くと よく聞こえると
つまり 松栄堂 は胴炭と 五徳の爪の間 空気の通るところに置く 鳩居堂は 胴炭の裏側に置く
うう そこまでは よく分からない
その昔資生堂のジェスピエールSというのがお気に入り でも 生産されなくなり5本ほどストックしたが すぐなくなった 「すずろ」と言うのを試供品で貰いエラク気に入ったが あまりに高価で手が出ない
4~5年迷っていたがやっと落ち着いた
ブルガリのプルオム ファーストノートがダージリンティー ラストノートがムスクに変わる
ラストはつける人の体臭により変わる
自分がつけていたのを母が気に入り 「あげようか」社交辞令でいったのに 横取りされた その後甥子に懇願されて分けてやり 息子にも取られた
最近は簡単に手に入りやすくなった
結構使ってる人が多いので 昨年 タブー とベビータッチ 使い出したが ちょっと 調子が悪いときつかうと めちゃくちゃ 落ち着かなくなる
さて 新入社員の 季節 どうチョイス するかで 雰囲気も変わる
多分返信する前にスジャータさんの日記にコメントしていたのでそう書いてしまったんだと思います。ひゃああ。
こちらこそ、この失礼にご立腹なさらず、今後もコメント宜しくお願いします~。
さて、明日からまたばっちり「武装」して出社します。
お母様の牛乳石鹸の思い出、ほのぼのしました。
鳩居堂と松栄堂の香の差はお勉強させて頂きました。
確かにそこまでわかるようになるのは難しそうです。
ブルガリはオー・パフメオーデブランを持っております。爽やかな香りです。
香りが強すぎるのはいただけませんが、行き過ぎる時ふわりといい香りがすると思わず振り返ってしまいますね。