梅雨まっさかり。といっても、東京の今年の梅雨は梅雨と思わせるほど雨が続かず、蒸し暑い日があっても我慢できないほどではないと感じます。皆様はいかがお過ごしですか。旅に出かけたりして、慌ただしい日々を過ごしていますが、我が家に咲いた紫陽花を御披露したくてブログアップです。梅雨が明けてしまうと紫陽花も色あせてしまいますから。
紫陽花と一言にいっても色々な色や雰囲気のものがあって楽しめますね。小さめの . . . 本文を読む
実家の庭にはクリスマスローズが茂っています。母が丹精したものです。今年も2月頃から様々な種類が見事に咲き誇り、家族を楽しませてくれました。冬の貴婦人、花の少ない寒い季節に、凛として優雅な姿でした。
5月になった今は茎が大分伸び、種をつけている花もたくさん、来年また花を見るためには花茎を刈り取る季節だそうで、今年は私がその作業を初めてしました。写真は刈り取った花の一部を花瓶に挿したものです。咲き . . . 本文を読む
利休梅について調べていたところ、梅を象った模様には実に様々なものがあることを知りました。以下家紋についてのHPをご覧下さい。
http://www.harimaya.com/o_kamon1/yurai/a_yurai/pack2/ume.html
梅といえば、天神さまのトレードマークみたいなものですが、京都の北野天満宮は「梅星」、東京の湯島天神は「梅鉢」、福岡の太宰府天満宮は「梅花」と、同じ . . . 本文を読む
鎌倉で初めて見た利休梅です。駅前にある大巧寺は小さいながら様々な草木がよく手入れされたお寺さんで、この時期は特に花ざかりでした。細い参道を歩いて行くと、真っ白な花がたくさん咲いている大きな木が目に飛び込んできました。清々しい姿に近づいて行くと、“利休梅”の札がかけられていました。
「これが?利休梅?」思いがけない出会いに驚きつつ、夢中で写真を撮りました。私が最初に思ったことは、「まさに利休梅緞 . . . 本文を読む
先生の家の床の間には毎週季節のお花が生けられている。毎朝庭からその日の為に選ぶのだそうだ。今は自分では手が届かないのでご家族に指示して取ってもらい、それを床の間に生けていらっしゃる。
これまで何気なく拝見していた茶花だったが、そろそろ茶花についても勉強しなくてはと思うようになった。けれど、図録を見たり、説明を読んでいても全く頭に入ってこない。これも実物を見てこそ、触ってこそ、感じてこそと思い . . . 本文を読む
昨日は雛祭りの日でした。雛祭りといえば、お雛様をかざり、雛あられや菱餅、甘酒をお供えし、桃の花と菜の花を飾る、ちらし寿司と蛤のお吸い物を頂くというのが近年の習慣となっていますね。我が家もご多分に漏れず、昨日はちらし寿司と蛤のお吸い物をお雛様の前で頂きました。華やいだ気分になり、ついつい食べ過ぎてしまいました。
もう桃の季節は終わり、次は桜が待たれるところですが、花屋さんで白い桃の花を見つけ、そ . . . 本文を読む
鳥のホトトギスは体長28センチほど、ハトよりは小さい。カッコウなどと同様に肉食で、ウグイスに托卵する。
啼き声はトッキョキョカキョク、テッペンカケタカ、オットオッチャケタオオタカチョウ、ホットンブッツァケタ(腹ぶっ裂けた)、ホンゾンカケタカ(本尊かけたか)、オトウトタベタカ(弟食べたか)、オトトコイシ(弟恋しい)など色々あるらしい。聞く人によってそんなに違う?聞いてみたいものです。“オトウト・ . . . 本文を読む
秋の茶花に欠かせないホトトギス。最近でこそ侘びて味わいがあると思えるようになりましたが、最初見た時は斑点模様があまり好きではありませんでした。
先日、渋樹さんのブログでホトトギスの逸話を知りました。元々私の中で明るいイメージはありませんでしたが、これからは床の間を見る度に切なくなってしまいそうです。
時鳥草
http://blog.so-net.ne.jp/shareki/archive/20 . . . 本文を読む
焼鳥屋さんでお刺身を頼んだら付け合せに刻まれた茗荷(みょうが)が出てきた。「茗荷を食べるとバカになる、物忘れがひどくなるって言うけど、本当かな?」と言ったら、「それはね・・・」と友人がその由来を話してくれた。知っている人にはどうということはないのでしょうが、やけに感動したのでご紹介します。
釈迦牟尼の弟子の周梨槃特(シュリハンドク)は物忘れがひどく、自分の名前すらすぐに忘れてしまう人物だっ . . . 本文を読む
日本ではお馴染みの、水の流れる模様といかだ、そこに花と紐の散った様子が描かれている花筏(はないかだ)の図。皆さんはどんな印象をお持ちでしょうか。
私は春らしく、涼しげでもあり、美しい、と思っていたのですが、その由来を聞いてちょっと見る目が変わりました。
そもそもはなんと、川に流された骨壷が筏から外れた姿だというのです。
昔は川に筏にくくりつけた骨壷を流し、早く紐がとけて壷が川に落ちると早く極 . . . 本文を読む