元気が出ない日。

モーリーだって普段いっくら元気印でも、どんより、ずんどこに
落ち込むこともそりゃあります。

それが今なのですが。

金曜日、会社で社長からこれからのことについて話があり、以前から
おばちゃんたちが心配していた「解雇」は免れたものの、その代わり
ず～～っと前から社長と確執のあった上司４人がいっぺんに辞職することに
なりました。
その確執は数年にも及ぶ、それはそれは深いものでした。

モーリーは、上司の一人から話を聞いていたので、他の社員さんよりは
驚かなかったものの、一緒に仕事をするのはもうわずかな時間しかないと
思うとさすがに掃除の途中、ぽろぽろと涙が止まりませんでした。

この上司たちは会社のために、これまで一生懸命社員のことを考えて
くれました。
毎日仕事を共にし、現場の状況を知っているかたくなに
まっすぐな男たち・・・。

もしも４人が踏ん張ってくれていなかったら、会社はもうすでに
無かったし、女性社員も解雇になっていたと思われます。

感謝しても感謝しきれない上司たちです。

あとでメールしたり、電話で話をしたのですが、自分たちだって
辞めたくはない、とにかく社長のやり方にこれ以上ついて行けないだけ、
だということでした。
本当に残念です。

「近い将来、また一緒に仕事が出来るようしていきたい、それまで
会社を辞めないで頑張ってくれ」という言葉を心の支えにして
なんとかやっていきたいけど、何だか社長のあいまいな話、
先の見えない説明に、何をどう頑張ればいいのか・・・。

今はただ空虚な気持ちです。


それに相打ちをかけるようなことが今日ありました。
２番目の子の友達のお母さんと話をする機会があったのだけど、
彼女が転職したという話から、今月末で離婚することが決まったと聞いて、
血の気が引くほど驚きました。

まさか離婚するなんて・・・。
温和で真面目そうなご夫婦。
それでも夫婦には夫婦しかわからないことがあるし、どちらが
悪いとも言いがたい。

ただ離婚が決まった以上、子どもさん３人を育てていくことを決めた彼女を
応援したいと思いました。

長女さんは高２、もう親の相談役にもなってくれる、ダメ出しもしてくれる、
そういう年頃だから助かると言っていました。

彼女の話を聞いてから、さらに会社、彼女のことが頭から離れません。

会社だってこの不況になるまでは順調で、いい時もあった。
彼女も同じ。

こういう時ってあれかなぁ。
義母が教えてくれたように、「いつか時が解決してくれる」そう信じて
辛抱するしかないのかな、今はまだモーリーの頭の中は整理されてなくて、
元気が出ないけど。