伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

子宮頸がんワクチン接種勧奨 一時中止

2013-06-15 00:26:52 | ワクチン問題
昨日は厚労省のワクチン副反応検討部会で、再度検討され、積極的に接種を呼びかけるのを、一時中止すべきだという意見をまとめた。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130614/t10015313101000.html
記事を読んでみると、

「接種したあと体中の痛みを訴えるケースが33例あり、このうち8例は回復していないことが報告され、専門家会議は「接種との因果関係も否定できない」と判断しました。
そのうえで、接種は継続するものの、「体中の痛みを訴えるケースは原因不明のため、国民に注意点を説明することができない」として、積極的に接種を呼びかけるのを、一時中止すべきだという意見をまとめました。」


重篤は副反応はすでに861例(一人死亡)も出ている。
体中の痛みどころか、絶え間ないけいれん、失神、歩行困難、金づちで24時間殴られるような頭痛などなど、想像もできないような苦しみに苛まれている被害者が大勢いる現実をどう認識しているのか。

「専門家会議の座長で、国際医療福祉大学の桃井眞里子副学長は「臨床試験のときには分からなかった全身の慢性の痛みが二桁程度でていて、未回復のものもあることを重視した結果だ。安全性に問題があるという判断ではなく、国民に対して責任ある対応をするために情報収集を行い、再び積極的な勧奨ができる状態にしていくということだと理解してほしい。」と話していました。

この期に及んで、「安全性に問題があるという判断ではなく、国民に対して責任ある対応をするために情報収集を行い、再び積極的な勧奨ができる状態にしていくということ」と明言しているとしたら、許しがたいことだ。

接種後、生理が止まってしまった例、頭痛で悩まされた例などがあるようです。
お子さんは大丈夫ですか?
聞いてみてください。


被害者の方からのメッセージです。
法律家を目指す前途ある高校生でした。

全国子宮頸がん被害者の会の池田日野市議が医療機関を手配し、きちんと診察を受けられたこと、一人じゃなくて仲間がいること、支援者もいることへの喜びの声です。

「18歳、予備校生の〇〇〇〇です。

今まで、いくつの病院を受診してきたか分かりません。
その度に受験のストレスだとか親が悪いなどと言われ、『そんなに嫌なら受験なんてやめれば元気になるんじゃない?』と言われたり、救急搬送先で『ヒステリーだからほっとけばいいよ』と言われたり、心ない言葉をたくさんかけられました。
もう心身ともにボロボロになりかけてきた頃、1時間程意識を失い、今通院している病院に緊急搬送され、12/21からセンター試験の前の週まで入院しました。
あの時は本当に辛くて、消灯後は毎晩泣きました。
自分が母を苦しめているという思い、先の見えない不安、浮かんでも消えずに次々に溜まっていくやり場のない気持ちをどうすることもできず、ひたすら一人で泣きました。

あれから約半年が経った今、あの頃は想像もしなかった展開にただ嬉しい限りです。
○○先生に話を聞いていただけたこと、同じように辛い思いをしているみんなと分かり合えたこと、そして何よりも私たちを守ってくれる大人がこんなにたくさんいると気づけたことで、負けたくないという気持ちが強くなりました。

みんなで支え合って頑張りたいと思います。」

医療機関での無神経な対応に傷つき、親を気遣い、何の落ち度もない若い女性が心身ともに苦しんでいる現実。
この声が、被害者の置かれている現状を表しています。



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