昨年になってしまったが、12月25日に行われた厚労省ワクチン副反応部会
傍聴にいってきたが、100名の傍聴席はいっぱい。
他に報道関係も入り、関心の高さがうかがわれた。
16時から審議が始まったが、それ以前に症例報告が行われたということで、これは非公開。
審議の模様は
jitiドットコム:接種勧奨再開、議論継続=子宮頸がんワクチン-厚労省より
原因不明の痛みの訴えが相次ぎ、接種勧奨が一時中止されている子宮頸(けい)がんワクチンについて、厚生労働省の専門家部会は25日、勧奨を再開するかどうかについて議論したが、医学的評価ができる状態ではないとして判断を見送った。
来年1月にも改めて審議する。
部会では、診療している医師らが現時点の所見を提示。
信州大の池田修一教授は、末梢(まっしょう)交感神経に異常が起きているケースがあると指摘。
頭痛を訴える生徒が多く、いずれも接種前は学校に通っていたという。
国立精神・神経医療研究センター病院の佐々木征行部長は、何らかのストレスのある状態を接種時の痛みが刺激し、体調不良が引き起こされた可能性を指摘した。
座長の桃井真里子・国際医療福祉大副学長は部会終了後、「疼痛(とうつう)に限らず、多様な症状が特徴と分かった」と話した。
勧奨判断については「医学的評価ができるようになってからの議論になる。時期ありきではない」と述べた。
(2013/12/25-22:16)
転載おわり***************************
国立精神・神経センター小児神経診療部長 佐々木征行先生、
信州大学医学部脳神経内科、リウマチ・膠原病内科の池田 修一教授はそれぞれ30人以上の症例を診た上での発言であったが、
それでも、この審議はこと痛みに関してのみという偏ったものだった。
何故痛みだけなのか?
そして、全国に11か所設置された痛みセンターからは愛知医科大学学際的痛みセンター 牛田享宏教授が代表で全国の85例を診察した結果を報告したが、
暮らしている環境や親子・兄弟関係に問題があるときにも痛みが蔓延するとストレスが原因かのように言及されたことには、驚いた。
国は、本当に原因究明と治療方法を研究する意思があるのだろうか。
ちなみに痛みセンターとは
「厚労労働科学研究:
慢性の痛み診療の基盤となる情報の集約とより高度な診療の為の医療システム構築に関する研究班」という正式名称らしい。
構成大学は札幌医科大学、福島県立医科大学、慈恵会医科大学、東京大学、順天堂大学、愛知医科大学、滋賀医科大学、大阪大学、岡山大学、高知大学、九州大学の11大学
委員から、登校拒否の子も大勢いるのではと、個人の問題に落とし込もうとするかのような質問が出されたが、佐々木先生も池田先生も、きっぱりと皆さん元気なお子さんですと発言された。
驚くことに、死亡例が3件報告されたが、ワクチンとの因果関係なし、とされた。
死亡例1 サーバリックス 平成23年8月30日接種。接種88日後、骨肉腫と診断。接種509日後、死亡。
→ワクチン接種との因果関係があるとは考えにくい。
死亡例2 サーバリックス 平成23年7月28日接種。接種2日後死亡。心停止、呼吸停止状態で発見。持病は心室頻拍の発作あり。→ワクチン接種と死亡との因果関係は不明。
死亡例3 サーバリックス 平成23年8月18日接種。接種翌日、肩コリと緊張性頭痛があり投薬。その後来院なく接種14日後自殺。→接種医は自殺の原因はワクチンと無関係としている。
3人とも10代の女子。
そしてなぜかワクチンの製造ロットがAHPVA138BA〔2人〕。143BAと143CAと近いのだ。
これって偶然?
死亡原因としてワクチンを関連させることは難しいだろう。
しかし、かけがえのないわが子が死んだら、悔やんでも悔やみきれない。
心臓に持病があったとして、ワクチンを接種していなかったら。。。。。こんなに突然の死なんてあるだろうか。
最後に、参考人7人のうちCRPS(複合性局所疼痛症候群)にまったく関連しない参考人が説明に立った時は、唖然とした。
国立病院機構 九州がんセンター婦人科部長 斎藤 俊章氏が日本産婦人科学会からとして「子宮頸がんの概要及びHPVワクチンの有用性」について説明した。
これは全国で産婦人科学会が繰り広げているHPVワクチン推進の講演内容。
何故、厚労省のワクチン副反応部会でやるのだろうか?
「接種勧奨再開」という厚労省の意図がはっきりしたわけだが、ワクチン副反応部会としては審議未了となり、継続審議となった。
終了後、「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」は記者会見を行い、被害者の声を発信した。(後日載せます)
傍聴にいってきたが、100名の傍聴席はいっぱい。
他に報道関係も入り、関心の高さがうかがわれた。
16時から審議が始まったが、それ以前に症例報告が行われたということで、これは非公開。
審議の模様は
jitiドットコム:接種勧奨再開、議論継続=子宮頸がんワクチン-厚労省より
原因不明の痛みの訴えが相次ぎ、接種勧奨が一時中止されている子宮頸(けい)がんワクチンについて、厚生労働省の専門家部会は25日、勧奨を再開するかどうかについて議論したが、医学的評価ができる状態ではないとして判断を見送った。
来年1月にも改めて審議する。
部会では、診療している医師らが現時点の所見を提示。
信州大の池田修一教授は、末梢(まっしょう)交感神経に異常が起きているケースがあると指摘。
頭痛を訴える生徒が多く、いずれも接種前は学校に通っていたという。
国立精神・神経医療研究センター病院の佐々木征行部長は、何らかのストレスのある状態を接種時の痛みが刺激し、体調不良が引き起こされた可能性を指摘した。
座長の桃井真里子・国際医療福祉大副学長は部会終了後、「疼痛(とうつう)に限らず、多様な症状が特徴と分かった」と話した。
勧奨判断については「医学的評価ができるようになってからの議論になる。時期ありきではない」と述べた。
(2013/12/25-22:16)
転載おわり***************************
国立精神・神経センター小児神経診療部長 佐々木征行先生、
信州大学医学部脳神経内科、リウマチ・膠原病内科の池田 修一教授はそれぞれ30人以上の症例を診た上での発言であったが、
それでも、この審議はこと痛みに関してのみという偏ったものだった。
何故痛みだけなのか?
そして、全国に11か所設置された痛みセンターからは愛知医科大学学際的痛みセンター 牛田享宏教授が代表で全国の85例を診察した結果を報告したが、
暮らしている環境や親子・兄弟関係に問題があるときにも痛みが蔓延するとストレスが原因かのように言及されたことには、驚いた。
国は、本当に原因究明と治療方法を研究する意思があるのだろうか。
ちなみに痛みセンターとは
「厚労労働科学研究:
慢性の痛み診療の基盤となる情報の集約とより高度な診療の為の医療システム構築に関する研究班」という正式名称らしい。
構成大学は札幌医科大学、福島県立医科大学、慈恵会医科大学、東京大学、順天堂大学、愛知医科大学、滋賀医科大学、大阪大学、岡山大学、高知大学、九州大学の11大学
委員から、登校拒否の子も大勢いるのではと、個人の問題に落とし込もうとするかのような質問が出されたが、佐々木先生も池田先生も、きっぱりと皆さん元気なお子さんですと発言された。
驚くことに、死亡例が3件報告されたが、ワクチンとの因果関係なし、とされた。
死亡例1 サーバリックス 平成23年8月30日接種。接種88日後、骨肉腫と診断。接種509日後、死亡。
→ワクチン接種との因果関係があるとは考えにくい。
死亡例2 サーバリックス 平成23年7月28日接種。接種2日後死亡。心停止、呼吸停止状態で発見。持病は心室頻拍の発作あり。→ワクチン接種と死亡との因果関係は不明。
死亡例3 サーバリックス 平成23年8月18日接種。接種翌日、肩コリと緊張性頭痛があり投薬。その後来院なく接種14日後自殺。→接種医は自殺の原因はワクチンと無関係としている。
3人とも10代の女子。
そしてなぜかワクチンの製造ロットがAHPVA138BA〔2人〕。143BAと143CAと近いのだ。
これって偶然?
死亡原因としてワクチンを関連させることは難しいだろう。
しかし、かけがえのないわが子が死んだら、悔やんでも悔やみきれない。
心臓に持病があったとして、ワクチンを接種していなかったら。。。。。こんなに突然の死なんてあるだろうか。
最後に、参考人7人のうちCRPS(複合性局所疼痛症候群)にまったく関連しない参考人が説明に立った時は、唖然とした。
国立病院機構 九州がんセンター婦人科部長 斎藤 俊章氏が日本産婦人科学会からとして「子宮頸がんの概要及びHPVワクチンの有用性」について説明した。
これは全国で産婦人科学会が繰り広げているHPVワクチン推進の講演内容。
何故、厚労省のワクチン副反応部会でやるのだろうか?
「接種勧奨再開」という厚労省の意図がはっきりしたわけだが、ワクチン副反応部会としては審議未了となり、継続審議となった。
終了後、「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」は記者会見を行い、被害者の声を発信した。(後日載せます)