伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
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イナビル使用後の異常行動をどう考える?4/1「ワクチントーク全国集会」より

2012-05-07 23:15:20 | ワクチン問題
以前ブログに書いたが、4月1日「ワクチントーク全国集会」に参加し山田真さんの話を聞いた。
その中で保護者の方から、イナビルを使用後の子どもの異常行動について、報告があった。

5才の子どもが熱を出し保育園を休んでいた。
医者に連れて行き、インフルエンザと診断され、イナビルを投与された。
その時の医師の説明では「タミフルより安全」ということで、あまり考えずに吸入させた。
夜、寝ていたところ跳ね起き、親の脇をすり抜けて走り出した。
押さえても強い力ではねよけようとした。
意味不明の言語を発し、眼球が激しく動いていた。
恐怖心を起していたとおもわれるが、親もこわくなるほどの勢いだった。
逃げ回る子どもを何とか押さえたのは窓のそば。

山田真医師の話では、
「インフルエンザでも異常行動は出ていたが、タミフルのような命にかかわるような異常行動は以前には1件もなかった。
インフルエンザにかかっても、何も使用しなくても、一日で治る人はたくさんいる。
しかし、今はいろいろな薬をすぐに使用するため、薬が効いたのか、自然治癒力で治ったのか分からなくなってしまった」
ということである。

イナビルの副作用としてPMDA(独立行政法人医薬品医療機器情報機構)へ「患者副作用報告」を行った。
これは、本年3/26から始まった、オンラインで医薬品の副作用報告をすることができるシステム。

診察した医者は、「タミフルより安全という製薬会社の言葉を信用した」とのこと。

イナビルは、
国内で初めて開発されたインフルエンザ治療薬で、第一三共株式会社が製造販売。
第一三共株式会社はあの子宮頸がんワクチンのグラクソスミスクライン社と国内でワクチン事業を展開する合弁会社「ジャパンワクチン株式会社」を設立。

イナビル投与後の生活上の注意として
本剤の小児に対する臨床試験において、異常行動などの精神神経症状が報告されています。
小児・未成年者の異常行動による転落など、万が一の事故を防止するための予防的な対応が重要です。
従って、保護者の方は、治療開始後、少なくとも2日間は小児・未成年の患者さんが一人にならないように配慮してください。

主な副作用としては
下痢、悪心、胃腸炎、蕁麻疹、めまい、発熱などが報告されています。
このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

呼吸困難、蕁麻疹、血圧低下、顔面蒼白、冷汗[ショック、アナフィラキシー様症状]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。
上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

とある。


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