議会質問の6つ目はオスプレイ暫定配備の問題。
木更津駐屯地に降ってわいたようなオスプレイ暫定配備。
そもそも国が危険なオスプレイを3600億円もかけて
17機も買ったのが問題。
買っちゃったから、どこかに駐機しなくてはならないわけだが、
木更津駐屯地というのは、日米地位協定ではまだ米軍の基地を自衛隊が使わせてもらっている、
そうだ。
何でもありという事が判明。まだ米兵が駐留していないだけ、
沖縄や岩国、座間、横須賀などとは違うのかもしれない。
未亡人製造機が日本中の空を飛ぶことになるおそれがある問題を取り上げました。
9月県議会質問より*******************
6.オスプレイ木更津駐屯地暫定配備について
本年8月3日、木更津市が開催した住民説明会で防衛省は、
木更津駐屯地へのオスプレイ暫定配備の必要性として
「島嶼防衛から本年度中にオスプレイ部隊を新編する喫緊の課題への対応」
と説明しました。
そのため、MV-22 オスプレイを3600億円かけて17台購入し、
その暫定配備先として木更津駐屯地が選定されたという事です。
さて、オスプレイは別名「未亡人製造機」と言われ、
重大な「クラスA」の事故率は昨年9月時点で3.27と、12年前の約1.7倍です。
国内でも2016年12月沖縄県名護市での墜落事故がありました。
しかし、オスプレイは国内法である「耐空証明」
「型式証明」がとれないため、安全審査ができない航空機です。
事故原因の解明がなく、機体に構造的欠陥があると指摘されています。
米国ではカリフォルニア、ノースカロライナ、ハワイの3州のみの配備で、国外は日本のみ。
現在沖縄では、海兵隊オスプレイによる落下物の危険性、
離発着による騒音が住民を苦しめ、日常生活を脅かしています。
そこで伺います。
➀ 木更津駐屯地はいまだ日本に返還されていない米軍直轄の
日米地位協定24Aの基地で、自衛隊機が年間25000回離発着し、
さらに米軍機が年間2500回も利用している。
木更津駐屯地にはすでに米軍オスプレイの定期整備が行われており、
今後陸自オスプレイの定期整備も担う予定で、更に、陸自導入のオスプレイ17機
の暫定配備となれば、日米オスプレイの一大拠点となる事は一目瞭然である。
日米地位協定見直しの提言書が、昨年8月全国知事会で、全会一致で出されたが、
渉外知事会の一員である森田知事として、県民の安心、安全のためにも
オスプレイ暫定配備に反対の声を上げていただきたいと思うが、どうか。
答弁:木更津駐屯地への陸自オスプレイの暫定配備については、
防衛省による地元への説明の内容を踏まえ、県として、木更津市と連携しながら、
オスプレイの訓練内容や地域環境への影響などについて、防衛省に確認を行っているところです。
今後の対応については、防衛省からの回答内容を踏まえて、検討してまいります。
➁ 防衛省は「陸自オスプレイの本来の配備先は佐賀空港」とのスタンスだが、
佐賀県と有明海漁協は「自衛隊との空港共用を否定する内容」の公害防止協定
を交わしており、漁協、住民の反対で必要な用地購入の目途もたっていない。
木更津市では昨年5月に職員を佐賀県、佐賀市に派遣して状況確認を行い、
その後も連絡を取り続けている。
千葉県は佐賀県、佐賀市に直接確認を行っているのか。
答弁:佐賀県への陸自オスプレイの配備に関する状況に
ついては、防衛省を通じて確認を行っているところです。
➂ 現在、木更津駐屯地の飛行訓練は南房総地域一帯が空域とされ、
夜間飛行訓練が行われ、勝浦市、富津市をまたいだ区域では152mの
超低空飛行訓練も行われている。
また、防衛省はオスプレイも同様の飛行訓練になると5月24日の説明会で明言している。
関係市町にはどのように情報提供を図っているのか。
答弁:オスプレイの暫定配備要請に関する防衛省からの
説明等については、県ホームページを通じて、市町村へも公表しております。
今後、県から防衛省への確認に対して、回答が得られた場合においても、
同様に公表してまいります。
再質問➀:9月30日千葉県、木更津市は陸自オスプレイの暫定配備に関する
訓練内容や地域への影響などを確認する文書を防衛省へ送付した。
確認事項は大きく3点。
➀ 佐賀空港への配備が地元漁協の反対でとん挫した場合、
木更津駐屯地が恒久配備先にならないか。
➁ 木更津駐屯地で、基本操縦訓練を行う場合、木更津市の空域だけではなく、
他の自治体にまで広がるのか。
➂ 石油化学コンビナートなど工場上空を飛行するかどうか。
これら重要な確認事項に対し、防衛省から回答が来たあと、
県民に対しすべての情報を開示し、住民説明会などを通してオープン
な議論を展開すべきと考えるが、どうか。
答弁:現在、暫定配備要請の説明内容に対する確認を防衛省に
行っているところであり、回答が得られた後に、県ホームページなどに載せ、
また、市町村へも公表した上で、県としての対応を検討してまいります。
再質問➁:そもそも 8月3日の防衛省住民説明会では、
習志野駐屯地にもオスプレイが来ると明言している。
佐倉市の上空を飛ぶことにもなり、県内全域がオスプレイの空域となり、
都市部上空が飛行ルートになる可能性があることを、県としてどう認識しているのか。
答弁:まずは今、防衛省に確認を行っているところです。
再質問➂:県は暫定配備を拒否できるのか。それはどういった場合か。
答弁:今後については、防衛省からの回答内容を踏まえて、
木更津市と連携しながら、対応してまいります。
木更津駐屯地に降ってわいたようなオスプレイ暫定配備。
そもそも国が危険なオスプレイを3600億円もかけて
17機も買ったのが問題。
買っちゃったから、どこかに駐機しなくてはならないわけだが、
木更津駐屯地というのは、日米地位協定ではまだ米軍の基地を自衛隊が使わせてもらっている、
そうだ。
何でもありという事が判明。まだ米兵が駐留していないだけ、
沖縄や岩国、座間、横須賀などとは違うのかもしれない。
未亡人製造機が日本中の空を飛ぶことになるおそれがある問題を取り上げました。
9月県議会質問より*******************
6.オスプレイ木更津駐屯地暫定配備について
本年8月3日、木更津市が開催した住民説明会で防衛省は、
木更津駐屯地へのオスプレイ暫定配備の必要性として
「島嶼防衛から本年度中にオスプレイ部隊を新編する喫緊の課題への対応」
と説明しました。
そのため、MV-22 オスプレイを3600億円かけて17台購入し、
その暫定配備先として木更津駐屯地が選定されたという事です。
さて、オスプレイは別名「未亡人製造機」と言われ、
重大な「クラスA」の事故率は昨年9月時点で3.27と、12年前の約1.7倍です。
国内でも2016年12月沖縄県名護市での墜落事故がありました。
しかし、オスプレイは国内法である「耐空証明」
「型式証明」がとれないため、安全審査ができない航空機です。
事故原因の解明がなく、機体に構造的欠陥があると指摘されています。
米国ではカリフォルニア、ノースカロライナ、ハワイの3州のみの配備で、国外は日本のみ。
現在沖縄では、海兵隊オスプレイによる落下物の危険性、
離発着による騒音が住民を苦しめ、日常生活を脅かしています。
そこで伺います。
➀ 木更津駐屯地はいまだ日本に返還されていない米軍直轄の
日米地位協定24Aの基地で、自衛隊機が年間25000回離発着し、
さらに米軍機が年間2500回も利用している。
木更津駐屯地にはすでに米軍オスプレイの定期整備が行われており、
今後陸自オスプレイの定期整備も担う予定で、更に、陸自導入のオスプレイ17機
の暫定配備となれば、日米オスプレイの一大拠点となる事は一目瞭然である。
日米地位協定見直しの提言書が、昨年8月全国知事会で、全会一致で出されたが、
渉外知事会の一員である森田知事として、県民の安心、安全のためにも
オスプレイ暫定配備に反対の声を上げていただきたいと思うが、どうか。
答弁:木更津駐屯地への陸自オスプレイの暫定配備については、
防衛省による地元への説明の内容を踏まえ、県として、木更津市と連携しながら、
オスプレイの訓練内容や地域環境への影響などについて、防衛省に確認を行っているところです。
今後の対応については、防衛省からの回答内容を踏まえて、検討してまいります。
➁ 防衛省は「陸自オスプレイの本来の配備先は佐賀空港」とのスタンスだが、
佐賀県と有明海漁協は「自衛隊との空港共用を否定する内容」の公害防止協定
を交わしており、漁協、住民の反対で必要な用地購入の目途もたっていない。
木更津市では昨年5月に職員を佐賀県、佐賀市に派遣して状況確認を行い、
その後も連絡を取り続けている。
千葉県は佐賀県、佐賀市に直接確認を行っているのか。
答弁:佐賀県への陸自オスプレイの配備に関する状況に
ついては、防衛省を通じて確認を行っているところです。
➂ 現在、木更津駐屯地の飛行訓練は南房総地域一帯が空域とされ、
夜間飛行訓練が行われ、勝浦市、富津市をまたいだ区域では152mの
超低空飛行訓練も行われている。
また、防衛省はオスプレイも同様の飛行訓練になると5月24日の説明会で明言している。
関係市町にはどのように情報提供を図っているのか。
答弁:オスプレイの暫定配備要請に関する防衛省からの
説明等については、県ホームページを通じて、市町村へも公表しております。
今後、県から防衛省への確認に対して、回答が得られた場合においても、
同様に公表してまいります。
再質問➀:9月30日千葉県、木更津市は陸自オスプレイの暫定配備に関する
訓練内容や地域への影響などを確認する文書を防衛省へ送付した。
確認事項は大きく3点。
➀ 佐賀空港への配備が地元漁協の反対でとん挫した場合、
木更津駐屯地が恒久配備先にならないか。
➁ 木更津駐屯地で、基本操縦訓練を行う場合、木更津市の空域だけではなく、
他の自治体にまで広がるのか。
➂ 石油化学コンビナートなど工場上空を飛行するかどうか。
これら重要な確認事項に対し、防衛省から回答が来たあと、
県民に対しすべての情報を開示し、住民説明会などを通してオープン
な議論を展開すべきと考えるが、どうか。
答弁:現在、暫定配備要請の説明内容に対する確認を防衛省に
行っているところであり、回答が得られた後に、県ホームページなどに載せ、
また、市町村へも公表した上で、県としての対応を検討してまいります。
再質問➁:そもそも 8月3日の防衛省住民説明会では、
習志野駐屯地にもオスプレイが来ると明言している。
佐倉市の上空を飛ぶことにもなり、県内全域がオスプレイの空域となり、
都市部上空が飛行ルートになる可能性があることを、県としてどう認識しているのか。
答弁:まずは今、防衛省に確認を行っているところです。
再質問➂:県は暫定配備を拒否できるのか。それはどういった場合か。
答弁:今後については、防衛省からの回答内容を踏まえて、
木更津市と連携しながら、対応してまいります。