エリザベス・キューブラー・ロスの
「『死ぬ瞬間』と臨死体験」を読んでいます。
1月の終わりにパピヨンを読んだ後
キューブラー・ロスの他の本が気になり
大型書店に行って検索機で著書や文庫本を探してみましたが
見事にどれも売り切れていて在庫なしで。
全部の著書が在庫無しなのを見た時に、
じゃあ今じゃないんだろうなという気持ちになって
まあいいか~と思いました。
注文までして読みたいというわけでもなく
他にもっとほしい本があったのでそのときは見送ったのでした。
それが急に今日になって図書館で一冊
ロスの本が見つかったので読んで見ることに。
キューブラー・ロスが世界各地でした講演の録音テープを
ほぼそのまま書き起こした本のようで、
語りかけられるような口調でとても読みやすいです。
こういう、語り口調の本て好きなんですよね。
普通の本よりもすんなり入っていける感じで。
今読んでいるところは、大人が隠したり、遠ざけても、
子供は死に向かう親や兄妹姉妹について察している、という部分です。
変に隠し立てせずに真実を伝えることで
子供たちはその経験から大切なものを学ぶ、
というようなことがたくさんの実例と共に語られています。
死に向かうどの家族のエピソードでも子供が素直で率直で
自分たちなりに納得しようとしたり、
その子が今、自分が出来ることを探していく様子が語られていたりして。
「ああ…」と思いました。
子供はちゃんと見抜いているんだなぁ…と。

身近な人の死を遠ざけられる…。
祖母が末期がんなのに、そのことを隠されたりと、
わたしはあまり身近な人たちの死とそれほど向き合う機会がありませんでした。
それなのに何故か、動物の死の瞬間に
自分だけ立ち会うような機会があるようで
姉に「アンタは小さい頃からそういうの多いよね」
と言われて初めてそのことを自覚したりしたのでした。
動物と人間比べるな、と言われたらそれまでですが
わたしとしてはそちらの方がより感じるものがあるので
人の方はなんとも…よくわかりません。
唯一、去年死んだ母方の祖父のときに
「じいさんもうすぐ死ぬかも~」というノリで
死にゆく本人が現れて直接伝えてくれたおかげで、
ああ、やっぱりもうじきおじいさんは死ぬんだなぁ…という
心の準備期間の体験ができました。
それはわたしにとって大きな経験となっていたのだなあ…
ということを、この本を途中まで読みつつ感じています。
この本の原題が"DEATH IS OF VITAL IMPORTANCE"なのに
邦題は臨死体験なんて言葉を使っていてあれ?って少し思いました。
原題の方が威厳があっていいなぁと感じたりしつつ
続きを読んでいきたいと思います。

ちょいちょいプリムラを挟んでみました。
「『死ぬ瞬間』と臨死体験」を読んでいます。
1月の終わりにパピヨンを読んだ後
キューブラー・ロスの他の本が気になり
大型書店に行って検索機で著書や文庫本を探してみましたが
見事にどれも売り切れていて在庫なしで。
全部の著書が在庫無しなのを見た時に、
じゃあ今じゃないんだろうなという気持ちになって
まあいいか~と思いました。
注文までして読みたいというわけでもなく
他にもっとほしい本があったのでそのときは見送ったのでした。
それが急に今日になって図書館で一冊
ロスの本が見つかったので読んで見ることに。
キューブラー・ロスが世界各地でした講演の録音テープを
ほぼそのまま書き起こした本のようで、
語りかけられるような口調でとても読みやすいです。
こういう、語り口調の本て好きなんですよね。
普通の本よりもすんなり入っていける感じで。
今読んでいるところは、大人が隠したり、遠ざけても、
子供は死に向かう親や兄妹姉妹について察している、という部分です。
変に隠し立てせずに真実を伝えることで
子供たちはその経験から大切なものを学ぶ、
というようなことがたくさんの実例と共に語られています。
死に向かうどの家族のエピソードでも子供が素直で率直で
自分たちなりに納得しようとしたり、
その子が今、自分が出来ることを探していく様子が語られていたりして。
「ああ…」と思いました。
子供はちゃんと見抜いているんだなぁ…と。

身近な人の死を遠ざけられる…。
祖母が末期がんなのに、そのことを隠されたりと、
わたしはあまり身近な人たちの死とそれほど向き合う機会がありませんでした。
それなのに何故か、動物の死の瞬間に
自分だけ立ち会うような機会があるようで
姉に「アンタは小さい頃からそういうの多いよね」
と言われて初めてそのことを自覚したりしたのでした。
動物と人間比べるな、と言われたらそれまでですが
わたしとしてはそちらの方がより感じるものがあるので
人の方はなんとも…よくわかりません。
唯一、去年死んだ母方の祖父のときに
「じいさんもうすぐ死ぬかも~」というノリで
死にゆく本人が現れて直接伝えてくれたおかげで、
ああ、やっぱりもうじきおじいさんは死ぬんだなぁ…という
心の準備期間の体験ができました。
それはわたしにとって大きな経験となっていたのだなあ…
ということを、この本を途中まで読みつつ感じています。
この本の原題が"DEATH IS OF VITAL IMPORTANCE"なのに
邦題は臨死体験なんて言葉を使っていてあれ?って少し思いました。
原題の方が威厳があっていいなぁと感じたりしつつ
続きを読んでいきたいと思います。

ちょいちょいプリムラを挟んでみました。