弘法、筆を…

長時間、墨をすり続けても薄い墨しかできないので
こんなのを買いました。



硯用の砥石です。これで硯がうまく復活してくれるかな？

それと筆が太すぎる気がしたので調べてみたら
半紙に2文字から4文字用でした
そこで6～8字用を買いました。

ここまでは必要な買い物ですが、
軸が朱色の筆がかっこよかったのでつい買ってしまいました



これ行書用。

これの出番はまだまだ先になりそうです。

さて、『弘法筆を選ばず』の本当の意味は
もちろん知っているのですが、僕は
「弘法大師は悪い筆の欠点を補うくらいの力量がある」
転じて「プロは道具や環境の悪さを
自分の仕事の不出来の理由にしてはいけない」
あるいは「初心者はある程度いい道具を使ったほうがいい」
と勝手に意味づけしています。

『とめはねっ！』

今年最後の書道教室。
初めて満点（添削無し）をもらいました！



ところで、来年の1月にNHKで
書道をテーマにしたドラマがあることを知りました。



その予告によると書道がブームとのこと。
せっかくいい趣味を見つけたのに残念です。
野菜づくりもはやっているようだし…。

僕の趣味の理想は、
　『地味で人気がなくて面白い』
なのです。

写真家 セバスチャン・サルガド

『日曜美術館』で写真家が紹介されていました。



久しぶりに強い力を備えた写真を見た気がします。

録画できなかったのが残念。
写真展があるそうですが、東京…。
写真集を買って、それで我慢します。

『クローズアップ現代』

今日の『クローズアップ現代』は、がっかりな内容でした。

サブタイトルは「故郷に“美少女”が来た」。
秋田県の羽後町(うごまち)が、
いわゆる萌え系の美少女キャラで
町おこしをしたという話題でした。

がっかりその１とその２は町民。
当初「けしからん」と言っていた先見の明のなさと
差別意識に、まずがっかり。
そして反発していたはずなのに、
金儲けにつながってからは容認という
豹変ぶりに２度がっかり。

がっかりその３はコメンテーター。
河直美という奈良出身の映画監督だったが、
自分が撮る予定の、遷都1300年に関する映画の宣伝しかしていなかった。
今回は秋田の話題なんですけど。

明日のゲストがマイケル・ムーアだから、それだけ見たら、
しばらくはクローズアップ現代を見るのはよそう。