「映画ファンのための」 韓国映画読本の未鑑賞 掲載映画、第4弾です。 これまで 『大統領の理髪師』 『殺人の追憶』 『悪い男』 と見てきました。 今回は 『オアシス』 タイトルと写真からは ”つまらないぞオーラ”が 若干、にじみ出ています。 | ![]() |
の異性麻痺の女の恋愛映画と分かり、中盤くらいまで見ると
それが純愛映画だと分かります。
鏡の反射光や女性が立ち上がるシーンは、二人の内的世界を
具現化する手法として非常に優れています。
一方でクライマックスのシーンは直接的(直説的?)に描かれ、
自由に意思を伝えられないもどかしさが痛いほどに
切実に伝わってきました。
気持ちを伝えられない困難さは健常者でも共通のこと(共感できること)と
思います。
いわゆるエンターテインメントではなく芸術映画なので、
繰り返し見るような映画ではないですが、時間のある人は
一度見ても良いかもしれません。
見終わってみると、4つの映画の中では最高の出来でした。
さて、映画を見た後にもう一度上の写真を見ると、
映画の内容とポスターの不一致が激しいです。
何でだろ?