試験が終わったときこそ勉強を始める好機です。 TOEICを受ける前から気になっていた 英単語の本があったのですが 県内のよその市の図書館にあることがわかり 購入前に借りてみることにしました。 それがZ会の『速読速聴・英単語Advanced』。 まずがっかりなことにCDが一枚欠けていました この本は各章がテーマごとに分かれています。 そしてテーマに沿った長文を通じて 単語を覚えるという構成になっています。 第6章が『科学』だったので そこから読み始めたのですが これには衝撃を受けました。 |
まず『科学と直観力』というタイトルの文では
「誰もが未来の出来事を発生前に感知することができる」とあり、
続く『科学か疑似科学か』という文では
クラシック音楽を聞かせた水は美しい結晶を作る
といった趣旨の文が載っていました。
誰が書いたのか分かりませんが
嘆かわしいというか、あきれて脱力しました。
監修した松本茂という大学教授にも当然責任があり、
間抜けな文章を掲載したその教養レベルは疑わしいです。
これを出版したZ会も大丈夫か?と、拡大解釈してしまいたくなります。
パラパラとめくった感じではレーシックのことも紹介されています。
悲しい限りです。
学習者にとってもっと悲しいのは、
勉強のために上記の文章が吹き込まれたCDを
繰り返し何度も聞かないといけないということ。
何度も聞いたら洗脳されてアホになりそうで怖い。
web調べたところ、この本よりも
『テーマ別英単語Academic上級』の評判がいいようなので
今度こちらも見てみたいと思います。
またZ会ですが…。
無論、『速読速聴・英単語』は買いません。