物理学者のブログ

写真と電子工作のブログ。韓流記事も!

SONY ICF-EX5 その8

2011-01-12 | 電子工作
お久しぶりです。
しばらく更新をさぼっていました。

以前SONYのラジオ、ICF-EX5に
周波数カウンタとレベルメーターを取り付ける記事を書き、
自分のホームページを一旦経由して
間接的にyoutubeへリンクを張ったのですが、
記事のことを忘れてホームページをアカウントごと消してしまいました。

なので再びリンクを張っておきます。

gooブログ、いつの間にかyoutubeに対応したんですね。
なお、ニコニコ動画は、なんとなく好きになれないので
そちらには投稿していません。

音を入れられたら良かったんですけど…。
たとえ数秒間でもラジオの音声が入っていると
著作権の侵害になる気がしたので、映像のみにしました。
映像だけだと臨場感がなく、なんか寂しいですね。

SONY ICF-EX5 その7

2009-05-22 | 電子工作
デジタル周波数表示器とレベルメーターが完成しました。

動作している様子を動画におさめました。

動画はこちら

LEDの輝度が低いので、見やすくするために
部屋を暗くして撮影しています。

また、音声はカットしました。

現在、電源は外部から供給していますが、
電源を3.3V系にしてマイコンのクロック周波数を下げ、
さらにLEDを高輝度タイプのものに変えて低消費電力化すれば
電源をラジオと共通にできるでしょう。

SONY ICF-EX5 その2

2009-05-10 | 電子工作
デジタル周波数表示と
レベルメーターの回路図を
書いてみました。

今回は整理も兼ねて
手持ちの部品だけで
構成したので新たに
買うものはないですが
マイコンのプログラミングが
伴います。作るとなったら
そこが面倒です。

周波数表示は
0.1kHz単位、
レベル表示は5段階です。

なお、まだラジオを分解して
いないのでレベルの信号を
取れる場所があるか
不明ですが、想像で設計
しています

SONY ICF-EX5

2009-05-08 | 電子工作
中波(AMラジオ)の感度が抜群にいいと
評判のSONY ICF-EX5。
いつの間にか生産終了となっていました。

それだけならば残念なことですが、
後継機ICF-EX5MK2が出たそうです。

そこで性能の向上に期待しましたが
放送局名を表示しているパネル(印刷)が
変わった程度で、性能は変化していないそうです。
24年ぶりのモデルチェンジなのに残念です。

このラジオはアナログチューニングなのですが、
何かの本にデジタル表示にする改造記事が
ありました。

それだけ真似てもつまらないので
レベルメーターも併設したら
面白いかもしれません。


VHDLでVGA(CRT制御)

2009-05-04 | 電子工作
11年前に製造されたパソコン用LCDを
捨てるかどうか迷っていました。

せっかくなので捨てる前にFPGAにつないで
絵でも出そうと、ゆうべ寝ながら決めました。

それでさっそく今朝、ぐぐってみたのですが、
実践していて、なおかつソースを公開している人が
いません。こんなことは気分転換だから簡単に済ませたいのに…。

しかたないので、ちまちまと自分でコードを書き始めました。
VGA(640x480ドット)の規格を調べ、
H-SYNC、V-SYNCを発生するところまで書いたところで
『いつVRAMにデータを読みに行くかな~』と考えたところ、
どうがんばっても手持ちのSRAM(55,70,110ns)では
白黒が限界と判明。はじめに計算しとくんだった。

いらないディスプレイのためにわざわざ部品を通販で
調達するのは面白くないので、今回は調べたことをまとめるだけで
実際に取り組むのは何かのついでの時にします。

最近は10~20nsのSRAM(1~4M)が500~1000円くらいで買えるんですね。

アナログチューナー改造

2008-06-07 | 電子工作
先日、地デジのチューナーを触ったからではないですが、
アナログのチューナーをいじりました。

ターゲットは IO-DATA の GV-MVP/RZ3 です。
USBでパソコンに繋いでアナログ放送を視聴する機械です。



とりあえずケースを開けて、チューナーユニットのシールドを外してみました。



残念ながらICは見当たりません。裏側にあるはずなので、ちまちまと
30分かけてユニットを外しました。

目的のICが見つかりました。
このLA75676の連続したピンに
コンデンサを各1個ずつ付けたいのですが、
見てのとおり、コンデンサの足の方が
ICの足より太くて無理。

なのでテスターで配線を辿って
目的のピンに繋がっている部品を
探しました。

で、細かい半田付け作業をしたのですが…


ランドが取れてしまいました
(黄色の矢印の部分)



ゼロオーム抵抗もずれてしまった。
ここはもう無理なので、ICの足にじかに付けようとしたものの
やっぱりブリッジしてしまって埒が明きません(写真右下)。
つまりこいつは帰らぬ人となってしまったのです。
まあ、こんな日もありますよ。

なのでスイッチング電源だけ取り出して、残りは不燃物のゴミ袋へ…

と思ったのですが、外部入力(S端子、コンポジットと音声)は
生きているかもしれないので、また組み立て直しました。

大事なVHSテープをDVD化するのに役に立つかもしれません。
ただ、ビデオデッキがもう、うちには無いんですけどね。

ここで引き下がってもつまらないです。
さて、次のターゲットは…



ニヤリ

FPGA評価キット

2008-06-02 | 電子工作
地デジの電子工作で3万円以上使ってしまった結果、
感覚が鈍ったのでしょうか?
今まで高くてあきらめていた物が、
あまり高く感じず、欲しくなってきました。

FPGAの評価キットです。

そもそも個人には売ってくれない可能性もあるので、
そうだとしたら以下の希望も散りますが…。

実は以前、所属大学の助手の先生が
アルテラのSpartan-3Eスターターキットを3台購入しました。
1台分けてもらったのですが、遊ぶ暇がなくて放置。
その後、異動したので触れずじまいでした。
そのSpartan-3Eは15000円くらいと言っていました。

当時は「個人じゃ買えないよ」と思いましたが、
今だと安く感じる。個人で充分買えると思う。


このSpartan-3Eは、おととしの話なので
今はきっともっといいものが出てるだろうと期待して検索。

Spartan-3AN スタータ キットというのが出ていて、199ドル。
これでいいかなと思いつつふたたび検索。



いいのを見つけました。
 『Nios II エンベデッド評価キット
     Cyclone III エディション』
こちらはアルテラです。
解像度800x480、カラーのLCDで
そのうえタッチパネルになっています。

これ欲しい。399ドル。高い。

欲しいけど、高いし、
個人じゃ相手にしてくれなさそうなので
あきらめます。

かわりに399ドル分の
アナログ回路の教科書を買ったほうが
ずっと勉強になるでしょう。

プリント基板

2008-05-29 | 電子工作
将来、両面でスルーホールのプリント基盤を作りたいので
業者や価格、ツールなどの現状を調べてみました。

サンハヤトの基盤をエッチングするのは、
ドリル作業、スルーホール取り付けが
想像するだけでもうんざりするのでパス。



少し前にP版.comというのを知りました。
日本の業者です。160×100mmの場合、
 1枚で約28000円
 10枚でも約32000円
いずれにしても3万円くらいかかります。
仲間と作るんだったら単価も安くなりますが、
個人じゃ無理ですね。

安さで有名なブルガリアのOLIMEXは
同サイズで1枚30ユーロ。
送料はAirmailで8.5ユーロ。
昔はドル建てじゃなかったかな?



また、デザインツールはPCBEか
EAGLEが主流のようで
結局、数年間に調べた結果と一緒でした。



新しい情報が手に入るかなぁと期待していたのですが
昔のままでがっかりでした。

地上デジタル その6

2008-05-25 | 電子工作
TS抜き、TS戻しのレポートもこれが最終回です。

ケースの分解、穴あけ、組み立てで2時間。
こんな感じになりました。



かなり強力な両面テープで基盤と下にあるモジューラジャックを
くっつけたのですが、USBケーブルの挿入時に押されてしまうので
ホットボンドで補強しました。

普通のボンドだと取れなくなってしまいますが、
ホットボンドだと所望の強度も得られて
しかも外すことも比較的容易なので便利です。

穴の部分はこんな感じです。



なんだか”電話回線”の文字がUSBの穴を指しているようですね

最後に全体図です。



内部のUSBケーブルが明らかに長すぎなのですが、
近所に短いのが売っていませんでした。残念!
カメレオンUSBの基盤もちょっと
だらしない格好で置いてあります。

他にも妥協点があるのですが、
ちゃんと動作確認もできたので、もういいです。
オジサンは疲れてしまいました。

地上デジタル その5

2008-05-24 | 電子工作
さて、USBの端子はYDBC-30(チューナー)の
アンテナ入力端子から直接出している人もいるようですが
僕は本家に倣って中継の基盤を作り、
場所も電話回線の上から出すことにしました。

まず、ガラス基盤を現物あわせで切り出します。
1度寸法を誤って、これだけで1時間以上
かかってしまいました

鬼門の小さいUSBコネクタの半田付けは
このようになりました。


想像以上にヘタクソな仕上がりになってしまいまた
同じようなピッチでもICだとうまくいくんですけどね(と言い訳)。
これで2時間あまり経過。

3時間後に完成しました。



すっかり日も暮れて、基盤の穴がカメラオブスキュラのごとく
蛍光灯の姿を投影しています。
カラーバランスもくずれて、紙エポみたいな色になってしまいました。
配線チェックはOKでした。

次はいよいよケースに穴あけですが
目も疲れて、眠いのでまた後日することにします



あ、『ハチワンダイバー』見てから寝よ~。

地上デジタル その4

2008-05-22 | 電子工作
電子工作でつまらないことがひとつだけあるんですよね。
ケースの加工です。

めんどくさくて及び腰だった地上デジタルチューナーの
ケース加工をいい加減、始めなくてはなりません。

先週、ようやく部品が揃いました(USBの中継用)。



使うのは
 USBのAコネクタ
 USBのミニBコネクタ
 ポリイミド(カプトン?アラミド?)テープ
 ガラス基盤の切れ端
 UEW(ポリウレタン線)
です。線材は今回、0.26mmのUEWとしました。

さてミニBコネクタですが、0.8mmピッチ
ピン自身の幅が0.3mmなので、
間隔はわずか0.5mmです



無理をせずに標準コネクタを使えば楽チンですが
半田付け技術の腕試しです。

テスターで調べてみたところ、
AとBのコネクタは
写真のようにつなげばいいことが
分かったのですが、
基盤の同じ面に載せると
配線がクロスするので互いに
違う面に実装しようと思います。

こうすることで配線の交差を
なくすことができます。


製作は邪魔くさいので、また今度

地上デジタル その3

2008-05-06 | 電子工作
チューナーYDBC-30の改造ですが、自分は配線しただけで
ファームウェアは人が開発したものです。
配線だけできても自慢にも何にもならないので
ソースを読もうかなと思っています。

理解しないといけないことは
パソコンのソフト
マイコンのファームウェア
MAX2のロジック
の3つ。

MAX2は残念ながらVerilogで書かれています。
VHDLだったらすぐに読めたのになぁ。

マイコンFX2LPの方はかなりしんどそうです。
マイコン自体はPICやAVRで経験しているのですが
USBのことは分かりません
EZ-USBのテクニカル・リファレンス・マニュアルは
英文で474ページ

そしてパソコン、というかWindowsアプリのプログラミング。
LinuxでC言語とかGTK+でGUIアプリ、あるいはデバイスドライバさえ
作ったりしてたけど、Windowsは全く分かりません。
cyusb.sysのAPIを理解しないといけないっぽいんだけど
まだ情報さえ入手できていません