愛のあるところに神はある

お気楽主婦のひとりごと

「無限の住人」完成報告会

2017年02月28日 | 拓哉関連

家族が体調を崩したり、わたし自身も疲れたりして、なかなかブログを書く

余裕がないままに日々は流れてしまいまして

そんな中で「あれだけは言及しておきたい」という諸々を、ちょっと遡って

書くことにします。

 

1月末だから、もう結構前なんだけど、「ダウンタウンなう」という番組に

綾野剛が出ていたんですね。

かなり松ちゃんと親しげで、楽しそうにお酒を飲んでたのだけど、そのうちに

「雰囲気イケメンだと思う芸能人」ランキングなるものが出て来たの。

一位が綾野剛、二位が松山ケンイチ、三位が小栗旬。

この並びを見ると、何となく言わんとすることは…解る気がする(笑)。

今や星野源も、イケメンの仲間入りだそうですから(いや、ヒラマサさんは

確かにキュートでしたけども・笑)。

 

「本当のイケメンじゃないってことなの?」と、MCの坂上忍に聞かれて、

「僕、絶対にイケメン枠じゃないんですよ、目もこんなに離れてるし」と

言う綾野君。ついでに「旬も、別にカッコよくないですよ、よく見たら」

「ケンちゃんもよく見たら、そんなにカッコよくない」と、斬りまくり(笑)。

「山田(孝之)は毛玉」には笑ったわ(笑)。

「じゃあ、ほんとのイケメンって誰なの?」「ほんとのイケメンって誰なんや

ろう?」と、坂上さんや松ちゃんが疑問を口にした時、綾野君が迷わず言った

んですね。

「木村さんとかじゃないですか?木村拓哉さんってカッコよくないですか?」

すると松ちゃんも「ああ、そうか。一番整った感じ…」と納得顔で。

 

これこれ

これなんですよ

木村拓哉の説得力(笑)。

 

TVや雑誌でイケメンと紹介される人々を見ると、いつも『ん?これが?』と

腑に落ちないわたしがいて。世間のイケメンを測る尺度と自分のそれとが、

かなり乖離してることを実感する機会が多いんですけどね。

いつも『ま、わたしの基準は拓哉君だもんね。クリア出来ない人だらけなのは

仕方ない』と自分に言い聞かせているものだから、この綾野君の話はとても

印象的だったのでした。

 

 

そうそう。話は変わって。

2016年最も売れたCDアルバムは「SMAP 25years」だったとか

年の暮れの12月21日発売で、正味11日間しか発売期間がなかったにも関わらず、

年間トップの売り上げ&2016年唯一のミリオンヒットなんだそうですよ。

「めざましアクア」で紹介されてたんだけど、SMAPファンの底力を見せつけた、

という感じでしょうか

「CLIP SMAP」も売れましたしね~。12月28日発売だったのに、しっかり

2016年の高セールスを記録しちゃったんでしょ?

やっぱりSMAPとSMAPファンって凄いな~、と思っちゃいますね

 

 

それから、2月16日に各局で流れた「無限の住人」の完成報告会の様子。

可能な限り録画しましたよ、土曜日の「シューイチ」まで。

拓哉君の万次は、想像以上に<万次>でした(笑)。

同じ場面同じ映像を流す番組が多い中、個性を出した番組もありましたっけ。

拓哉君に腹話術をやらせた(?)「めざまし」も及第点だけど、面白かった

のは日テレの「PON!」。

「四半世紀、木村さんを見続けて来た」大の拓哉ファンの青木アナウンサー

(男性です・笑)は、『俺もやっと木村拓哉さんにインタビュー出来るところ

まで来た!』という、個人的な感慨がひとしおで熱量が凄い(笑)。

まずはライブでやる「木村くん~」という呼び掛けに始まり(笑)、「日本

テレビ『PON!』から参りました青木源太と思います」と、挨拶をとちり(笑)。

「こうして木村拓哉さんと相対してインタビューさせて頂くまでに、10年10ヵ月

と15日。日数にして3974日かかりました!」と、前のめりの姿勢と満面の笑顔で

自己紹介する青木アナに、拓哉君はやや苦笑気味だったけど(笑)。

 

一緒にインタビューを受ける杉咲花ちゃんも、大ウケして笑ってましたっけ。

「木村さんの背中を間近で見るシーンが多かったと思うんですが、木村さんの

演技はいかがでしたか?」と青木アナに聞かれ、花ちゃんが「カッコよかったです」

と答えるのに、食い気味で(笑)「ですよね~私もそう思ったんですよ

耐えられず、後ろを向いて笑う拓哉君(笑)。うん、微笑ましかったわ

 

出色だったのは、何といってもフジの「ノンストップ!」ですよね。

三池監督と拓哉君のインタビューって、他の局はやってないみたいだし。

拓哉君が撮影中に(地面の枯れ葉で草履が滑ったとか)右膝靭帯を損傷する

大怪我をした話も出ました。

「脚があれっ、そっちに曲がったことないよね?っていう感じに曲がっちゃって」

と語る拓哉君のそばで、にこやかな監督が説明します。

「なんか、自分でテーピングしだして、『立てる!』。いやいや、立てるとか

そういう問題じゃ…『動ける!』って」

痛み止めの注射を打って、撮影を続行したそうですが。

 

拓哉君がスタント無しで、全て自分で演じきったという話は、彼なら当然だよね

と驚きもしないのだけど、三池監督の言葉が印象的でした。

「誰にも出来ないでしょ、木村拓哉の吹き替えって想像つかないし。あっては

ならないというか。だから本人にやってもらうしかないという(笑)。

木村拓哉という人間の、宿命だと思います」

 

コメンテーターの大久保佳代子が「いやあたし、仕事柄数々のイケメンの俳優さん

とかアイドル見てますけど、やっぱキムタクは違う!別格です!間近で見たら

目がシバシバ」

「木村拓哉であることの宿命って、カッコいい」と言っていたMCの設楽も加わり、

「やっぱり同世代というか、ずっと見てるじゃないですか」

「そう、ずっとスターですもんね。ずっと上の、カッコいいひと」

 

三池監督の、木村拓哉に関する談話として紹介された話もありました。

「三池監督が驚いたことがあります。見えてないシーンも<裸足に草履>だけ」

通常、足元が映らない顔などのアップの場合、安全のためブーツなどを履いて

撮影するのが普通なんだそう。でも拓哉君は『靴は無い時代だよね』と、全編

どんなシーンでも常に裸足に草履で通したらしい。

常に<万次>であろうとする。それは拓哉君なら当然そうするんだろうな…と

いう話ばかりでした。

三池監督は、全編裸足に草履で撮影した役者は、世界で唯一なんじゃないかと

言っていたそうです(笑)。

 

大ヒットしたアクション映画でも、主役のカッコいいアクションの大半が、

優秀なスタントマンによるものだったとか、よくある話ですが。

木村拓哉の代わりは、誰にも務まりませんものね。

そういえば「プライド」撮影時、アイスホッケーなんて未経験の拓哉君の代役で、

似た背格好の若い外国人選手がスタンバイしてましたっけ。でも、結局拓哉君の

覚えが早くて、自分で滑れるようになっちゃったので、代役の登場する機会は

一度も無かったという話を思い出しちゃう。

 

あの彼、ハンサムでカッコよかったけれど、でも違うんですよね。

あごの角度とか、首の長さとか、肩の角度とか、指先のしなりとか。

拓哉君の身体中の動きが、美しくて独特で際立っているから、別の人間じゃ

どうにも表現出来ないのだと思うのです。

 

「無限の住人」の前売り券は、一人二枚までと制限があるんですって。

仕方なく二枚購入したけど、目当てのクリアファイルが2枚貰えて嬉しいわ。

独眼なのに、拓哉君の万次は やっぱり美しいんですよね

 

この映画完成報告会の模様を、TBSは多分どの情報番組でも 一切放送しな

かったんじゃないかしら?

映画公開の際には、きっと「王様のブランチ」で紹介してくれるでしょう。

今は「A LIFE」のイメージを大事にしたいのかな?なんて、わたしは思ったの

だけど。でも、いいんです。

TBSは、毎週日曜日の午後に「A LIFE」のダイジェスト版を放送してくれてる

んですもの。このダイジェストを観て、本放送に追いついた視聴者も少なくない

みたいですし。予告編が数種類入るのも、ありがたいわ(笑)。


言わなきゃわからない

2017年02月10日 | ドラマ

「わたしって、いつふられたの?」

恋人がアメリカに一人で旅立った時、女はふられたのだと思い、

他の男から求婚されたと伝えるメールに「おめでとう」と返信した時、

男はふられたのだと思った。

そして、その祝福の返信を読んだ時、女は失恋を確信したのかもしれない。

 

 

「言わなきゃわからない」って歌にもある通り(笑)、言わなきゃ

わからないし、言っても伝わらないものですよね。特に恋心は。

 

わたしの女友達の話をしましょう。

Mちゃんは教師でね、高校時代から付き合ってた彼も公務員だったの。

実は彼の方は、わたしとは小学校からの幼馴染みだったのだけど。

三人とも同じ高校で、Mちゃんと彼が付き合いだしてから7年目の春…

だったかな、誰もが羨むそのカップルが、突然別れたのでした。

周囲のみんなは、そりゃもうびっくりしましたとも

女同士4人で飲んで、傷心のMちゃんを慰めた夜のこと。

聞きにくいけど聞かなきゃ納得がいかないので、「何があったの?一体何が

別れの原因だったの?」と、わたしはたずねたのでした。

その時のやりとりは、大体こんな感じ。

 

「彼がね、この先10年の 自分の人生計画を聞かせてくれたの」

「いい感じの話題じゃない。それで?」

「その彼の未来に、わたしは居なかったのよ」

「え、どういうこと?あなた達、結婚の約束してたでしょ?」

「大学時代に何となくだけど、ずっと一緒にいようねとか、可愛い約束は

したのよね。社会人になってから、あえて確認はしてなかったんだけど」

「でも、自他共に認めるステディでしょ、将来の話とか出なかったの?」

「だから、就職して初めて彼が人生設計を語ったのが、その時だったのよ」

「彼の未来にMちゃんが居なかったって…、ほんと?」

「これから3年でこのキャリアを積んで、その後海外勤務を希望して、更なる

キャリアを積んで…って、かなり具体的な夢を描いてたわ。彼なら、実現する

だろうなと思ったし。だけど『あれ、わたしは?そこにわたしはいないの?』

って思った瞬間、泣きたいくらい絶望して、もう口も利けなくなっちゃった」

「彼は?様子が変だとか気が付かなかったの?」

「わたしが黙り込んじゃったから『どうしたの?気分悪いの?』って何度も

聞いたけど、そんなの言わなくてもわかるでしょ?要するに、鈍感なのよ!」

「ちょっと待って。Mちゃんは自分から『わたしは、その夢の中のどこに居る

のかな?』って確認しなかったのね?」

「なんで、わたしから聞かなきゃならないの?」

「いや、だって、彼の中ではもう、未来の自分のそばにMちゃんが居るのは、

言う必要もないくらい当然なことだったかもしれないでしょ?」

「そんなの、ちゃんと言ってくれなきゃわからないわ

 

 

 

あのね。

SMAP の名曲に「過去の人」というのがあるんですね。

彼女が一方的に別れを切り出してきた、という歌で。

自分には思い当たる理由さえ無いのに、彼女は勝手に悩んで結論を出して

サッパリしてる。それが、女(笑)。

思い切り泣いて立ち直って、そして『こっちはもう、過去の人』

実はその歌を聴くたびに、わたしはMちゃんを思い出すのです。

 

 

その当時Mちゃんの彼は、仲間と飲むたびに、どうしても彼女に振られた

原因がわからないと荒れたらしい。

でも結局、彼は彼女に別れの理由を聞かなかったんですよね。

あの夜、「俺、頑張るからさ。ずっとそばに居てくれるよね?」と言い

さえすれば、彼女は笑顔でうなずいてくれたに違いないのに。

手と手を取り合って歩む未来が、きっとあった筈なのに。

多分彼は、自分の言葉の足りなさを自覚しないまま、大事なものを失った

のでしょう

彼女は彼女で、自分がはっきり問いただせば良かったのだと、ほんの少し

悔やんだみたいだけど、結局、一度醒めた愛情は戻らなかったみたい

 

 

Mちゃんも彼も、良いひと達なんですよね。善良で穏やかで優しくて。

結婚してさえいれば、きっと良い夫婦になったと思います。

子宝に恵まれれば、きっと良いパパとママになったことでしょう。

あれから幾年月…。

今は風の便りで二人の消息を聞くだけですが、結局Mちゃんも彼も、

誰とも結婚しないまま…のようです。

もちろん、海外でキャリアを積みたいと考える彼と、教師という職業に

やり甲斐を感じ始めていた彼女とでは、すぐに結婚なんてきっと無理

だったし、いろいろと乗り越えなきゃならない壁はあったかもしれない。

でも、愛があれば、大抵はどうにかなるものでしょ?

そもそも問題提起も、言葉にしなきゃ共有できないし議論も出来ない

でしょうし

 

言わなきゃわからない。

言えば伝わるとは限らないけど、言わなきゃ始まらない。

言葉の足りなさや思い込みや、ほんの些細なボタンのかけ違いで、

幸せになれた筈の未来を永遠に失った人たちも、現に居るのだから

 

 

ドラマの中のこととは言え、沖田先生も深冬先生も、肝心な時に言葉が

足りない人たちみたいで、ハラハラしてしまいます

アメリカに行く沖田先生に、深冬はちゃんと「一人で行くの?わたしは

待ってていいのよね?」と聞けば良かったのに。

壮大から求婚されたと告げる深冬からのメールに、「ちゃんと断ってよ。

俺がいるんだから」って、沖田先生は本心を返せば良かったのに。

心にもない「おめでとう」を告げたりするから、相手を絶望させたんだと

多分彼は分かってないんでしょうね(苦笑)。

 

 

女性が恋人に、別の男性から求婚されたと告げる時、それはほぼ99%の

確率で、『で、あなたはどうする?あなたの本心が聞きたいんだけど

という意味に決まってるんですけどね(笑)。


「A LIFE」第三話

2017年02月06日 | ドラマ

院長の快気祝いに招かれてレストランへ来てみたら、深冬・壮大一家も居て

『わ、気まずい…』と思わせた2話のラストから、引き続く3話です。

 

院長は沖田先生の待遇を、「外科部長か、いっそのこと院長か、わははは」と

あてつけがましく大笑いするし。

小児外科を存続させたい壇上院長と、採算の取れない小児科を切り捨てたい

壮大と、そんな対立する二人と食卓を共にするなんて、さぞかし食事が喉を

通らないでしょうね(苦笑)。

沖田先生に、心から同情しちゃうシーンでした。

 

反発しながらも沖田を尊敬し始めたのか、「沖田先生がオペする時、俺を入れて

ください!」と直訴する井川医師。

それを見てピリッとくる羽村外科部長(笑)。

「我々は羽村派ですから!」と声を揃える医師たち(笑)。

やですね~、医者の世界って本当にこんな面があるのかな

まあ、医者に限らず、群れたがる人種ってのは どこの世界にもいるのかも

しれませんが

 

 

小児科の世界のドン…らしい蒲生教授から、心因性の腹痛と診断された女児が

母親と一緒に来院。セカンドオピニオンってことですね。

深冬の診察を受け、検査をしても原因は解らない。小児科のカンファレンスで、

母親と共に入院させて様子を見ようと提案する沖田先生。

見守りの夜勤も買って出ます(笑)。

母親が不在で、母親の実家に預けられる夜に限って腹痛を起こす…と聞けば、

まず心因性を考えますもんね。

母親が一緒なら体調は崩さない筈なんだけど、おねしょして、腹痛を訴える

女児。膀胱が空になった時に腸がねじれて痛むのだと推測され、腸捻転の

疑いが濃厚になるのでした

 

 

小児科の誰かがリークしたのか、蒲生教授から<自分が診断した患者に余計な

手出しはするな>とねじこまれ、手術する気満々だった深冬を怒鳴りつける

壇上院長と、「蒲生教授には逆らえない」と治療を諦める深冬

女児を他所に転院させると聞いて、「だったら僕はここを辞める」と啖呵を

切る沖田先生は、とーっても沖田先生で素敵です

「良かったね、沖田先生が辞めれば院長が困るでしょ」と微笑む羽村外科部長に

対し、妻の命を託そうとしている壮大は「わかってない」と怒りを滲ませる

のでした。

派閥だの面子だの、そんな次元の話じゃないんですものね。

 

本気で辞めるという沖田に、意を決した様子で「わたしも連れてってください」

頼むオペ看護婦の柴田と、あっさり「いいよ」って答える沖田先生は、やっぱり

ナイスコンビですよね

だけど、日本の病院にパイプの無い沖田先生には、手術させてくれる病院が

見つからない

壮大が「沖田先生を病院に慰留するにはオペを許可するしかない。だが深冬

には手を出させない」と決心したおかげで、女児の手術は成功するのでした。

わたしね、手術室に向かう沖田先生の後ろ姿、あの青い手術着の後ろ姿が

すっごく好きなんですよね

 

 

散々悩んだ挙句、「わたしも、目の前の命を救うことに一生懸命な医者で

ありたい!」「わたしが背負わなくちゃいけないのは、病院じゃなくて患者

さんの未来」そう言い切って、深冬は沖田先生に執刀を願い出るのでした。

最初から、そう肝がすわっていればいいのにとも思うけれど、深冬はきっと

守るものが多い分、悩むし揺れるのでしょうね

腸捻転であることを確認した院長が、蒲生教授を逆に脅して深冬を守るあたり、

海千山千って感じで面白い(笑)。

 

自ら執刀して患者を救えたことに大満足の深冬は、「今まで自分が思い描いてた

未来とは違う未来が始まる気がするの。沖田先生のおかげ。ありがと」と

満面の笑顔ですが、その彼女の未来が、このままでは半年ももたないと知っている

沖田先生は、内心複雑ですよね

 

「まだ深冬のことが好きなのか?」と、沖田に聞かずにはいられない壮大も、

複雑怪奇な男です。

深冬のことを、そんなにも心配してそんなにも愛しているのなら、なんで

弁護士と不倫なんかするんでしょう

不可解だし、不快だわ

 

妻に誠実じゃない男が、どんなに妻を思う言葉を並べても、信用ならない

ですもんね。

深冬は、壮大のどこを好きになって結婚したのかしら?

医者としての能力の高さ?

アメリカへ行ってしまった恋人へのあてつけ?

このドラマの中で、それが一番の謎かもしれません


誕生日、おめでとう♪

2017年02月05日 | 拓哉関連

今日は、2月5日。

拓哉くんちの、小さいほうの天使ちゃんの誕生日ですね

 

もう14歳…ですか

時の経つのは、なんて速いんでしょう

どんなに素敵なお嬢さんに成長したことでしょうね。

 

子どもは幾つになっても、親にとっては宝もの。

大事な大事な、何にも代えがたい宝ものです

天使ちゃんたちの存在そのものが、パパやママの喜びであり

生き甲斐に違いありません。

これからも健やかに幸せに、年を重ねて行って欲しいな

 

お誕生日、おめでとう

生まれて来てくれて、ありがとう


「A LIFE」第二話

2017年02月05日 | ドラマ

見せ場たっぷりの1話以上に、グイグイ引き込まれた2話。

 

もう深冬のことを好きじゃないのなら、彼女のオペを出来るよな

という、殆ど脅迫にも似た懇願を壮大から受けて、壇上記念病院にとどまる

ことを決めた沖田先生。

 

オペ看護婦の柴田と一緒に、楽しいお引越しです(あ、違う?笑)。

ジェラシーいっぱいの井川医師は、二人の間に割り込みたくて 沖田に質問

るんですね。「なんで論文書かないんですか?」って。

君は書くの?と沖田に聞かれ、当然のように答える井川。

「ええ、論文書かないと認めて貰えないですから」

「誰に?」とハモる沖田と柴田(笑)。

「そりゃあ…えらい人たちに」

「ふ~ん」とハモる沖田と柴田(笑)。

「あんなオペが出来る沖田先生だったら日豊大出身でも(見下げてます・笑)

認めて貰えるんじゃないですか?」

「それで?」とハモる沖田と柴田(笑)。

いやん、息ぴったり(笑)。

沖田先生も、こんなに気の合う女性のほうが、一緒に居て楽しいと思うけどな~

 

「論文書いて、えらい人に褒めて貰えばいいんじゃない?」と、大好きな柴田に

そっけなく言われる井川は、そういう役回りとはいえ ちょっと気の毒かも(笑)。

研究者に論文はつきものだし、学位を取るには論文が必須だし、井川の言い分も

解らない訳じゃないけれど、そもそも医療現場の職人たらんとする沖田とは 多分

価値観が違うんだから、相手にして貰えなくて当然と言えましょう(笑)。

 

病院の顧問弁護士であり不倫相手でもある榊原(=菜々緒)から、「どうして

沖田先生を引き留めたんですか?院長の思惑通りじゃないですか」と問われる

壮大は、黙々と熱帯魚のお世話中。

「それに…深冬先生の昔の男なんですよね?わからないな~」と言われて、

「わかる訳ないだろ。誰も俺のことなんか」と毒づくんですね。

ああ、彼自身にもきっと自分のことがわかってないんだろうな…と思える

シーンでした。わたしの勝手な感想ですけれどね。

子ども時代から、勉強もスポーツも多分家庭環境も、全て沖田を上回っていた

筈なのに、なぜか壮大は、沖田に対して拭いきれないコンプレックスを抱えて

いるような気がします。

 

井川医師の父親である満天橋病院々長(=堀内正美)が、壇上院長のお見舞いに。

沖田の手を取り、バカ息子をよろしくと頼むパパでした。

(「アイムホーム」では義父と婿でしたよね・笑)

「聞きましたよ、海外でのご活躍と院長のオペ!」と持ち上げる井川パパと、

それに呼応して「沖田先生のおかげで生きながらえたようなもんです」と、

念を押す壇上院長。

沖田を見る壮大の、目つき。

内心にドロドロしたものを抱えていそうで、イヤですね~(苦笑)。

 

 

夜遅く帰宅して、父親を目覚めさせちゃう沖田ですが、ここの父子のやりとりが

いいですね。寝床を出ようとする父親を気遣って「寝ろ」と制する息子に、

「しょんべんくらい、させろ!」と言い放って、廊下に出て行く頑固親父(笑)。

「無限の住人」では、徳川幕府の要職にあって拓哉君演じる万次を切り刻み、

不死実験を指揮する吐鉤群(はばき かぎむら)を演じた田中泯さん。

映画撮影の時は…なんて話、二人でするのかしら?

 

 

そして、朝が来て。

朝日のさし込む部屋を見回すと、少年野球チームの優勝トロフィやガンプラ

(わざわざバンダイ社から借り受けたモノらしいと「わっつ」で拓哉君が

言ってましたっけ)があり、ヤクルト・スワローズの応援グッズがあり(笑)。

きっと、野球大好きな子だったんでしょうね、沖田少年は

 

 

院長の知り合いの和菓子職人・森本洋造(=平泉成)の、動脈瘤ステント手術を

見学していた沖田は、執刀中の深冬から手術室に呼ばれ、困難な手術を援けて

成功に導きます。オペ看護婦の柴田は、阿吽の呼吸で手術を成功させた二人の

姿に、深い絆を感じ取るんですね

その夜。

「父の病気が判った時に、いつまでも生きてるわけじゃないって思い知らされた…」

と話す深冬の言葉を聞いている沖田の表情がね…ものすごく雄弁なんですよね。

余命半年と診た深冬を前にして、『親父さんどころじゃない、このままだと

君の方が先に逝くんだよ』と言えない辛さを押し殺している、沖田なのでした

 

 

手術は大成功と思われたのに、右手が痛んで仕事にならない森本が怒りまくる

のを、心因性だと言い切る井川。

嫌がられながらも、過去の病歴やデータを調べる沖田。

夜の病室で、手がなまらないようハサミを使う森本の姿を垣間見ていた沖田には、

手が動かないことが職人にとってどれほどの絶望をもたらすのかに思いを巡らせる

だけの、想像力と共感力があるんですよね。

命は救った、手が動かなくても命に関わることじゃない、と森本をクレーマー

扱いして腹を立てる井川には、それがわからない

森本の子ども時代の様子を知りたがる沖田のプロ意識を、嫉妬と取り違える

井川と羽村。人間って、自分を基準にしますもんね(苦笑)。

 

自殺を図った森本に「僕へのあてつけだ」といきりたつ前に、素直に沖田の

意見に耳を傾ければ良いのにね。

これはそもそも馴染みの和菓子屋を入院させた院長の責任だと、院長を追い

落とす切り札にしようとする壮大は、本当に病院長の椅子を狙ってるのかな?

縦切りのCT画像から、森本が生まれつき持つ動脈の起始異常を見つけて、

それが右手のしびれや痛みを引き起こす原因だったと見極めた沖田と、その

奇形は子どもの頃にしか判明しなかっただろうと言葉を添える小児外科医の

深冬ですが、羽村から手術を止められてしまうんですね。

羽村は、もしかしたら壮大と結託して、森本の自殺未遂をマスコミにリーク

したのかもしれない。だとしたら、相当ワルの二人ですが(苦笑)。

 

 

壮大は、院長に責任を取らせ医療ミスで井川を辞めさせるという、一石二鳥を

狙っていたのに。

一億円と言う和解金額を提示して、森本の息子を黙らせたのに。

「俺の大丈夫には根拠がある。森本さんにとって右手って言うのは命なんだよ」

と手術を主張する沖田に、言い負かされてしまうんですね。

「俺なら切れる!」と言い切る沖田に、反論出来ない壮大は悔しそうでさえあり。

「俺が切る。絶対に救う!」と誓うように口にする沖田を、壮大は羨んでいる

ようでもあり。

 

そのやりとりを聴いた院長の鶴のひと声で、手術は行われることに決まるの

けど、壮大が本当に腹黒かったら、もっと卑劣な手も使えた気がするの。

手術阻止に失敗したようでありながら、壮大の中にある医者としての正義が、

沖田が再手術を成功させるのを望んだのかもしれない…なんて思っちゃった。

わたしの、深読みかもしれませんが(笑)。

 

しかし。

沖田先生の、手術室に向かう時の一連の動作、好きだな~

紐を結ぶとか、手を洗うとか、袖を通すとか、手術用のスコープを装着する

とか、いろんな仕草が的確で淀みなく、熟練した職人のようで。

いや~、惚れ惚れしちゃいますね