日曜の午後。
テレビ朝日で北海道:旭山動物園を巡る番組が放送されていた。
その中で紹介されていた「オオカミの森」
旭山動物園「オオカミの森」は2008年6月にオープン。
その施設は北海道の自然を感じる造りになっており、オオカミはその施設の中を走ったり、小川で水浴びをしたり、遠吠えをしたりオオカミらしさを見せています。
「オオカミの森」となりはエゾ鹿エリアになっており、エリア越しに時折オオカミと鹿がにらみ合っています。
より自然らしい造りにしているようです。
オオカミは3頭。2匹はカナダからやってきたオスとメスの黒い兄弟オオカミ。
もう1匹は秋田の動物園からやってきた白いメスのオオカミ:クリスです。
クリスはなかなか兄弟オオカミに慣れずにいましたが、だんだんと群れになり、3匹一緒に遠吠えをするようにもなりました。
これは「群れ」になりつつある状態なんだそうです。
カナダから来たオスオオカミとの子孫が期待されたクリスでしたが、カナダのオオカミに頸部をかまれ死んでいるのが発見されました。
発情が来たクリスとカナダから来たメスオオカミとの上位争いでは・・・と飼育員のコメント。
そんな番組を見てて、うちの3ピンがダブったのですが・・・
ほとんど鳴かないクピィでしたが、最近群れ化しているんですよねぇ。
チャイムの「ピンポ~ン♪」に過剰なくらい反応するダル&キーマ。
最近はそこにクピィが加わりオオカミのように「アウォ~~~~ン」と遠吠えしだす始末。
これがクピィの本来の姿なのか・・・
まぁ、、、番犬には十分すぎる素質がある犬種 M・ピンシャー ですから、あんまり気にしてないです(笑)
この家に来た日、初対面のダル&キーマに「ガウゥゥ~~~ッ」と威嚇していたクピィも今ではすっかり群れ?となり、3匹揃ってこたつの中でぬくぬくと過ごしています。
♀同士のクピィとキーマ。この2匹の上位争いは・・・
クピィが上です(笑)
二代目姐ですからね。
そんな♀同士のクピィとキーマですが、最近は親子か姉妹のように表情や動きもソックリで、秩序を守りながら仲良くやっています。
話は戻りまして、、、旭山に眠るオオカミのクリス。
最後は野生に近いオオカミらしい生活をし、オオカミらしい死だったのかもしれません。
クリスの存在と死は大きく訴えるものがあり、考えさせられました。
きっとたくさんの人の心の中に生きていくでしょう・・・
私もその一人だから。。。
日本オオカミが絶滅したのは遥か昔の事ですが、北海道に入った入植者により家畜を襲う害獣として殺され絶滅していったそうです。
そのため生態系は崩れたんだとか。
この世界に必要のない生き物なんていないって事ですね。