★★★★ 1950年/日本 監督/黒澤明
(CS)
新進画家の三船が避暑地で偶然出会った声楽家の女性とのツーショットを記者に撮られ、一大スキャンダルに。
汚名を晴らすべく雑誌社を訴えることにするが…。
当時流行したカストリ雑誌なるエロ雑誌を背景にしているが、
ないことねつ造したり、大衆からのいわれなきバッシングなど、これって文春砲の話じゃん!
今も昔も、全く変わらんよねえ。
で、このお話2人がいかに裁判を乗り切るのかという展開かと思えばさにあらず。
肺病の娘を持つ貧乏弁護士(志村喬)の話へと変わってゆく。この転換が面白い。
また、弁護士のくせに話下手、情にもろいだめ人間を志村喬が好演。
このキャラクターは「生きる」に引き継がれているように感じた。
(CS)
新進画家の三船が避暑地で偶然出会った声楽家の女性とのツーショットを記者に撮られ、一大スキャンダルに。
汚名を晴らすべく雑誌社を訴えることにするが…。
当時流行したカストリ雑誌なるエロ雑誌を背景にしているが、
ないことねつ造したり、大衆からのいわれなきバッシングなど、これって文春砲の話じゃん!
今も昔も、全く変わらんよねえ。
で、このお話2人がいかに裁判を乗り切るのかという展開かと思えばさにあらず。
肺病の娘を持つ貧乏弁護士(志村喬)の話へと変わってゆく。この転換が面白い。
また、弁護士のくせに話下手、情にもろいだめ人間を志村喬が好演。
このキャラクターは「生きる」に引き継がれているように感じた。