Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

寝ても覚めても

2018-10-25 | 日本映画(な行)
★★★☆ 2018年/日本・フランス 監督/濱口竜介

引きつけられるショットは多数あるのだけど、どうもその演出が意図的過ぎてノレず。また(共感できるかどうかという文脈ではなく)終盤の朝子の選択に納得感がなかったことも、モヤモヤの一因。

物語的になんで?ということもあるのだけど、それ以上に朝子という女性があまり伝わってこなかった。裏切った男の元に帰るのは肝が座ってるのか、図々しいのか、彼への愛を再確認したのか、彼女の行動に対する想像の翼が広がらなかった。
東出くんは相変わらずスクリーン映えする存在感を発揮していて良かった。

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