★★★☆ 2018年/日本・フランス 監督/濱口竜介
引きつけられるショットは多数あるのだけど、どうもその演出が意図的過ぎてノレず。また(共感できるかどうかという文脈ではなく)終盤の朝子の選択に納得感がなかったことも、モヤモヤの一因。
物語的になんで?ということもあるのだけど、それ以上に朝子という女性があまり伝わってこなかった。裏切った男の元に帰るのは肝が座ってるのか、図々しいのか、彼への愛を再確認したのか、彼女の行動に対する想像の翼が広がらなかった。
東出くんは相変わらずスクリーン映えする存在感を発揮していて良かった。