Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

エヴォリューション

2020-07-01 | 外国映画(あ行)
★★★ 2015年/フランス 監督/ルシール・アザリロビック

女性と少年が暮らす島。その生活ぶりは不可解さしかない。不穏なムード。美とグロテスクで構成された映像。 怖いもの見たさだとショックシーンで途中退席しかねない問題作。出産・育児を背負わされる女の肩の荷がこんな形で降りることがエボルーションとは凄い事思いつくもんだ。

エコールも胸糞映画だったが、それ以上の胸糞ぶり。何に神経を逆撫でされているのかを自問自答。そういう意味では内省的ジェンダー考察映画とも言えるのかもしれないが、なんでこんなに落ちこまされて考え事しなきゃならねーんだよと鉛筆を折りたくなる。持ってないけど。監督の思うツボなのが悔しい。

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