★★★☆ 2020年/日本 監督/城定秀夫
高校野球は部活の花形。全ての者から応援される高校球児とスタンドのはしにいる自分たち。
嫉妬、後悔、気後れ…。4人の高校生が抱えるわだかまりが試合の流れと共に溶けていく。真夏のあの日、僕たちは何かを手にし、いつもの日常へと帰っていった。人生は続く。
青春映画の良作に間違いなしとした上で言いたい。これは甲子園で撮影するべきだったと。甲子園特有の空気感が映し出されていたら、もっと中心とはしのコントラスト、青春の切なさが浮かび上がったはずだ。そして、あのラストシーンも光り輝いた。阪神甲子園球場、なんで撮影許可出さなかったんだ!