Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

エノーラ・ホームズの事件簿

2020-12-13 | 外国映画(あ行)
★★★ 2020年/アメリカ 監督/ハリー・ブラッドビア

謎解きも中途半端だし、冒険譚も中途半端。女性の自立を盛り込みたすぎて、全部が中途半端。失踪した母がHBカーターで「未来を花束にして」とほぼ同じ役だけにそこの掘り下げ期待したじゃん。あと視聴者に話しかけ過ぎな。この演出好きじゃない。やるなら1回でいい。

ボディガード 守るべきもの

2020-12-13 | TVドラマ(海外)
★★★★☆ 2018年 BBCドラマ

BBCで大人気だったドラマをNetflixで観賞。とにかく密度が濃い。テロ対策で政治、警察、MI6がくんずほつれつの駆け引きを行う中、毎回事件が起き、凄まじい緊張感が続く。しかも重要人物が中盤に死亡、ラストはそう来たかのどんでん返し。ポリティカルサスペンスの大傑作。

開始早々の自爆テロ犯逮捕劇から、こりゃとんでもなく面白いぞを確信。そしてアフガン帰りのボディガードを演じるリチャードマッデンが魅力的。主人公を取り巻く上司がみな一癖ある女性で、劇中何度も出てくる「Yes,Mom」(女性上司なので「Yes,Sir」ではない)のセリフがいかにもイギリスドラマの風情。